1月のベトナム旅行はどこがいい?北部の寒さ・南部の乾季・服装・テト前の注意点を18か所で比較
1月のベトナムは、南部と島が乾季のまんなか、北部は一年でいちばん寒い時期、中部の海沿いは雨が減っていく途中です。18か所の気温と過ごし方、服装、年末年始のホテル予約、テト前の混雑と花市場までまとめました。
| 結論 | 1月は南部と島がいちばん過ごしやすく、北部は一年でいちばん寒い時期です。 |
|---|---|
| 海で泳ぐなら | フーコック島が向いていて、ニャチャンは12月より穏やかでも波の高い日があり、ムイネーは風が強くカイトサーフィン向きです。 |
| 北部 | ハノイは日中20℃前後で曇りがち、サパの町は東京の12月くらいの寒さです。 |
| 中部 | ダナン・ホイアン・フエは雨の日がまだ多いものの、12月より減っています。 |
| テト | 1月下旬はその年のテトの日付しだいで連休や移動の混雑が来るので、先に日付を確認します。 |
| 年末年始 | 1月の初めはニャチャンとフーコック島のホテルがいちばん高く、早めの予約が必要です。 |
1. 結論:この時期のベトナムはどこへ行く?
2. 南と北で天気がちがう理由
3. 行き先別の気温と天気の一覧
4. フーコック島:乾季のまんなかで過ごすビーチ
5. ムイネー・ファンティエット:カイトサーフィンのシーズン
6. ニャチャン:雨は減っても、波の高い日がある海
7. コンダオ島:風の強い月、行き方は飛行機が確実
8. ダナン・ホイアン:雨が少しずつ減っていく時期
9. フエ:雨の残る古都と王宮の冬の開館時間
10. ハノイ:一年でいちばん寒い時期の街歩き
11. ニンビン:曇って寒くても舟は出る
12. ホーチミン・メコンデルタ:朝晩が一年でいちばん涼しい
13. ハロン湾・ランハ湾・カットバ島のクルーズ
14. サパ・ファンシパン山:真冬の装備で行く山
15. ハザン:高原の村は市街よりずっと寒い
16. フォンニャ:探検洞窟ツアーに参加できる時期
17. ダラット・マンデン:晴れが続き、夜は冷える高原
18. テトの日付を先に確かめる
19. テト前の花市場と花畑
20. 大晦日のカウントダウンと元日
21. 混み合う時期とホテル料金
22. 入国・ビザと出発前の準備
23. 地域別の服装の目安
24. 前後の月とのちがい、この時期に向いている人

1. 結論:この時期のベトナムはどこへ行く?
1月のベトナムで天気がいちばん安定しているのは、南部と島です。どこも乾季のまんなかで、フーコック島は雨が少なく、ホーチミンやムイネーは雨がほとんど降りません。日中は30℃前後まで上がるので、日本の夏服で過ごせます。
北部は反対に、一年でいちばん寒い時期です。ハノイは曇って肌寒い日が続き、山の町サパは東京の12月くらいまで冷え込みます。中部の海沿い(ダナン・ホイアン・フエ)は秋から続いた雨季が終わりに向かうところで、雨の日はまだありますが12月よりは少なくなっています。
目的別に選ぶなら
海で泳ぎたいなら、まずフーコック島です。ニャチャンも候補になりますが、12月より穏やかな日が増えるとはいえ、1月も波の高い日や遊泳禁止の日があります。ムイネーはこの時期、風も波も強く、泳ぐよりカイトサーフィンを楽しむ海です。ビーチ同士で迷っている人は、ダナンとニャチャンの比較やダナンとフーコック島の比較も参考にしてください。
街歩きと食べ歩きが目的なら、ハノイも十分に楽しめます。厚手の上着さえあれば、観光に困ることはありません。冬の山の景色を見たい人にはサパ、花が好きな人には高原のダラットが合います。
年末年始休み・3連休で行く人へ
日本の年末年始休みは1月3日ごろまで、そのあとに成人の日の3連休があります。1月の初めはロシアの新年休暇と重なり、ニャチャンとフーコック島のホテル代がいちばん高くなる時期です。
1月下旬は、テト(旧正月)の日付によって様子が大きく変わります。行く前にその年のテトがいつかを必ず調べてください。くわしくは後半の「テトの日付を先に確かめる」で説明します。旅全体の組み立てはベトナム旅行ガイドにまとめています。
年末年始にフーコック島やニャチャンへ行くなら、ホテルは数か月前に押さえておくと安心です。条件のよい部屋から先に埋まっていきます。フーコック島のホテルエリアガイドで泊まるエリアを先に決めておくと、探すのが早くなります。
2. 南と北で天気がちがう理由
この時期のベトナムには、北の大陸から冷たく乾いた空気が何度も下りてきます。この空気がまっすぐ届く北部は、一年でいちばん寒くなります。
北部は曇りの日も多い時期です。ただ、霧雨が増えるのは2〜3月のほうで、ハロン湾のような海沿いで霧が増えるのも2〜3月です。1月のハロン湾は、それにくらべると晴れる日があります。
中部の海沿いに雨が降るわけ
この時期に北東から吹く季節風(季節によって向きが変わる風)は、海を渡るあいだに湿気を含みます。それが中部の海沿いに連なる山にぶつかると、雨になって降ります。
中部の海沿いは秋から冬の初めが雨季で、雨がいちばん多いのは10〜11月です。12月もまだ雨が多く、1月は減っていく途中、2月にはさらに少なくなります。
南部と島が晴れるわけ
南部と島は夏に雨が降る地域なので、1月は乾季のまんなかにあたります。ハノイでは厚手の上着、ホーチミンでは半袖という差が出るのはこのためです。地域ごとの見どころは北部・中部・南部の各ガイドにあります。
出発の数日前になったら、ベトナム国家水文気象予報センターの予報で、行き先の天気を確かめておくと安心です。
3. 行き先別の気温と天気の一覧
下の表は、主な行き先18か所の気温と雨の降り方をまとめたものです。気温は、日中のいちばん高いときと朝晩のいちばん低いときの目安です。◎は天気の心配が少ない場所、○は目的しだいで楽しめる場所、△は寒さや雨そのものを承知で行く人向けの場所です。
| 行き先 | 行きやすさ | 日中 | 朝晩 | 雨 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|
| フーコック島 | ◎ | 31℃ | 23℃ | 少ない | 乾季のまんなか。島の西側は風が弱い |
| ムイネー・ファンティエット | ◎ | 29℃ | 21℃ | ほとんど降らない | カイトサーフィンのシーズン |
| ホーチミン | ◎ | 32℃ | 21℃ | ほとんど降らない | 朝晩が一年でいちばん涼しい |
| メコンデルタ(カントー) | ◎ | 30℃ | 22℃ | ほとんど降らない | テトが早い年は花と水上マーケットのにぎわいが重なる |
| ダラット | ◎ | 22℃ | 12℃ | ほとんど降らない | 晴れが多く、夜は冷える。マイアンダオの花 |
| マンデン | ◎ | 資料なし | 資料なし | ほとんど降らない | 標高1,200mほどの高原。夜は寒い |
| ハノイ | ○ | 20℃ | 15℃ | 少ない(曇りが多い) | 一年でいちばん寒い。街歩き・食べ歩きはできる |
| ニンビン | ○ | 20℃ | 15℃ | 少ない(曇りが多い) | 寒くて曇りがちだが、舟はふだんどおり出る |
| ハロン湾 | ○ | 19℃ | 14℃ | 少ない | 2〜3月より晴れやすいが、風の強い日は船が出ない |
| カットバ島・ハイフォン | ○ | 20℃ | 14℃ | 少ない | ハロン湾と同じ海。ケーブルカーは毎週火曜休み |
| ハザン | ○ | 20℃(市街) | 13℃(市街) | 少ない(曇りが多い) | 高原の村は市街よりずっと寒い |
| ダナン | ○ | 25℃ | 19℃ | 降る日が多い | 雨は減っていく途中。波の高い日が多い |
| ホイアン | ○ | 25℃ | 19℃ | 降る日が多い | ダナンより雨がち。毎月の灯籠の夜 |
| フォンニャ | ○ | 22℃ | 17℃ | ときどき〜多い | 探検洞窟ツアーに参加できる。ソンドン洞窟は1月から |
| ニャチャン | ○ | 27℃ | 21℃ | ときどき | 12月より穏やかだが、波の高い日もある |
| コンダオ島 | ○ | 28℃ | 24℃ | 少ない | 風が強い月。行き方は飛行機が確実 |
| サパ | △ | 12℃ | 6℃ | 多い(霧雨・霧) | 一年でいちばん寒く、霧雨と霧も多い |
| フエ | △ | 24℃ | 18℃ | 降る日が多い | 1月までが雨季とされる。王宮は冬の時間 |
気温は、ベトナムの建設基準QCVN 02の改訂案に載っている気候資料の1月の数字です(ホーチミンだけは旧版のQCVN 02:2009の数字)。寒波が来る年や晴れが続く年は、実際の気温が上下します。
表の数字より寒く感じる場所
ハノイやニンビンの日中20℃前後は、数字だけ見ると過ごしやすそうです。ただ曇りの日が多く日差しがないので、上着がないと肌寒く感じます。ハロン湾は晴れる日もありますが、船の上は風が冷たくなります。
山の上はさらに冷えます。標高1,500mほどのバーナーヒルズ、ファンシパン山の山頂、ハザンの高原の村は、表の数字よりずっと寒くなります。マンデンは気温の資料がないため数字を入れていませんが、標高1,200mほどの高原で夜は冷え込みます。
南部は朝晩が一年でいちばん涼しい時期ですが、寒いと感じるほどではありません。日中は半袖で過ごせます。
4. フーコック島:乾季のまんなかで過ごすビーチ
フーコック島の1月は日中31℃、朝晩23℃ほどで、雨はあまり降りません。島の西側では風が一年でいちばん弱い時期にあたり(2月も同じくらいです)、浜でのんびり過ごしやすい季節です。
ホテルや飲食店が多いのは、島の中心のズォンドン地図から南へ続く西海岸のバイチュオン(ロングビーチ)地図です。西向きの浜なので、夕方は海に沈む夕日が見られます。白い砂で知られるサオビーチ地図は、島の東側にあります。
島の南側と北側の楽しみ方
島の南側には、海の上を渡るホントム島のロープウェイや、島めぐりツアーの出発地があります。南端のサンセットタウン地図では毎晩2回花火が上がり、21時半ごろの回が夜のショーキス・オブ・ザ・シーです(19時半ごろは別のショー)。ショーのある曜日と時間は、チケットを買うときに確かめてください。
北側にはビンワンダーズ・フーコックやビンパール・サファリ、夜に歩いて回れるグランドワールドが集まっています。ほかの過ごし方はフーコック島の観光スポットにまとめました。
年末年始は料金と予約に注意
1月の初めはロシアの新年休暇と重なり、島のホテル代がいちばん高い時期です。大晦日の夜はガラディナーへの参加を宿泊の条件にしているホテルも多いので、予約の前に料金に何が含まれるかを確かめてください。
空港から各エリアへの移動はフーコック空港ガイド、ほかの月との違いはフーコック島のベストシーズンで確認できます。
5. ムイネー・ファンティエット:カイトサーフィンのシーズン
ムイネーとファンティエットの1月は日中29℃、朝晩21℃ほどで、雨はほとんど降りません。海から強い風が吹く時期で、12月中旬から3月末(年によっては4月初め)までがカイトサーフィンのシーズンです。
風がいちばん強いのは1月から2月にかけてで、2月のほうがわずかに上回ります。海辺のカイトビーチ地図には、海外からもカイトサーファーが集まります。シーズンの様子はベトナム国営通信の記事でも紹介されています。
風が強いぶん、海は波の高い日が多く、泳ぐのにはあまり向きません。泳ぎたいなら、風の強い日はリゾートのプールを使うのが無難です。
砂丘めぐりは風と日差しの対策を
ムイネーの見どころは、町に近い赤い砂丘地図と、少し離れた白い砂丘です。雨の心配がほとんどないので、砂丘めぐりには向いている時期です。砂丘には日差しをさえぎるものがないので、帽子と飲み物を持っていくと安心です。
砂丘はジープで回る現地ツアーを使うと、移動の手間がかかりません。宿は海沿いに長く広がっているので、ムイネーのホテルエリアガイドで場所を決めてから探すのがおすすめです。

6. ニャチャン:雨は減っても、波の高い日がある海
ニャチャンの1月は日中27℃、朝晩21℃ほどです。12月にくらべると雨はぐっと減り、降るのはときどきです。
ただ、海はまだ落ち着ききっていません。ニャチャン湾の管理当局によると、海が荒れやすい季節は旧暦9月からテトのころまで続きます。そのため1月も、波の高い日や遊泳禁止の日、島へ渡る船が欠航する日があります。それでも12月よりは穏やかな日が多く、2月になるとさらに落ち着きます。
チャンフー・ビーチ地図の監視員がいるのは05:00〜18:30です。遊泳禁止の表示はベトナム語・英語・ロシア語・韓国語で書かれていて、日本語はありません。表示が出ている日と監視員のいない時間は、海に入らないでください(ベトナム国営通信の注意喚起)。
島めぐりの船と、波の高い日の過ごし方
島へ渡るアイランドホッピングは、波の状態によって中止になることがあります。波の高い日は泥温泉のように陸で過ごせる場所に切り替えると、一日が無駄になりません。ほかの候補はニャチャンの観光スポットにあります。
島めぐりは日本で日付を決めて申し込むより、着いてから天気と波を見て申し込むほうが、欠航で予定が崩れにくくなります。
年越しの夜とホテル
大晦日の夜は、近年はチャンフー通りに面した4月2日広場地図がカウントダウンの会場になっています。海辺のリゾートは新年のころほぼ満室になり、連休の割増料金を取るホテルも多い(取らなかった年もあります)ので、日程が決まったら早めに予約してください。空港から市内へはカムラン空港からの行き方を参考に。
この月のニャチャンは1月のニャチャンでさらにくわしく紹介しています。雨の多い時期との違いは12月のニャチャンとニャチャンの雨季、宿選びはニャチャンのホテルエリアガイドにまとめています。

7. コンダオ島:風の強い月、行き方は飛行機が確実
ホーチミンの南の沖合にあるコンダオ島は、1月の日中28℃、朝晩24℃ほどで、雨は少なめです。ただ風の強い月で、コンダオの観光ポータルでも、この時期は海遊びにはあまり向かないとしています。
島の中心のコンダオの町地図には、フランス統治時代から使われた監獄の跡が残っていて、海に入らない日でも見て回る場所があります。宿はコンダオ島のホテルガイドで探せます。
船はいつも出ているわけではない
ブンタウやホーチミンから出る船は、いつも運航しているわけではなく、止まっている時期があります。メコンデルタ側のチャンデー港地図から出る船は、潮の具合と天気によって出航時間が変わります。
コンダオ島へ船で行く予定を立てても、その日に船が出ないことがあります。日程の決まっている旅なら、確実なのは飛行機です。
風の強い日は海が荒れやすいので、島での日程は少し余裕を持たせ、帰国便の前日には本土に戻っておくと安心です。
8. ダナン・ホイアン:雨が少しずつ減っていく時期
ダナンの1月は日中25℃、朝晩19℃ほどで、東京の10月初めくらいの気温です。雨の日はまだ多いものの、12月よりかなり減り、2月にはさらに少なくなります。
海に入ることはできますが、波の高い日が多く、サーファーが集まる時期です。ミーケービーチ地図で泳ぐなら、監視員のいる場所を選び、遊泳禁止の表示が出ている日は入らないでください。
バーナーヒルズは寒くて霧が出やすい
標高1,500mほどのバーナーヒルズへは、ふもとのロープウェイ乗り場地図から上がります。山の上は市内よりぐっと寒く、運営会社も冬は寒く霧が出やすいと案内しています。市内の服装に上着を1枚足して出かけてください。くわしくはバーナーヒルズのガイドへ。
ホイアンの灯籠の夜
ホイアンはダナンよりも雨の日が多くなります。旧市街は来遠橋(日本橋)地図を中心に歩いて回れる広さなので、雨がやんだ時間を選んで出かけやすい町です。
毎月、旧暦14日(と15日)の夜は灯籠の夜で、旧市街の電灯を消して灯籠の明かりだけにします。新暦の日付は毎月変わるので、旧暦のカレンダーで確認してから日程を組んでください。くわしくはホイアンの灯籠祭りにまとめています。
ホイアンの沖にあるチャム島(クーラオチャム)地図へ渡る観光船は、秋から年明けにかけて多くが運休します。1月は島へ渡れるものとして予定を組まないほうが安心です。くわしくはチャム島の日帰りガイドへ。
この月のダナンは1月のダナンでさらにくわしく紹介しています。雨の多い時期の様子は12月のダナンやダナン・ホイアンの雨季、町が水につかる時期についてはホイアンの浸水を見てください。月ごとの比較はダナンのベストシーズンにあります。

9. フエ:雨の残る古都と王宮の冬の開館時間
フエの1月は日中24℃、朝晩18℃ほどです。雨の日が多く、フエでは1月までが雨季とされています。折りたたみ傘と、ぬれても乾きやすい靴があると歩きやすくなります。
フエ王宮地図は冬の時間で開いていて、チケット売り場は07:00〜17:00、閉門は18:00です。王宮だけの入場券は200,000ドンです(フエ遺跡保存センターの案内)。
元日とテト前の王宮行事
1月1日に、グエン朝の宮廷で新しい暦を配った儀式(頒朔礼)を王宮で再現する行事が開かれた年があります(再現行事の報道)。毎年同じ形で行われるとは限らないので、行く前に発表を確認してください。
テトの7〜8日前の旧暦12月23日には、王宮でテトの竿(ネウ)を立てる儀式があり、この日からフエのテト行事が始まります(竿立ての儀式の報道)。宿は王宮のある川の北側と店の多い南側で雰囲気が変わるので、フエのホテルエリアガイドで比べてみてください。

10. ハノイ:一年でいちばん寒い時期の街歩き
ハノイの1月は日中20℃、朝晩15℃ほど。北部では1〜2月が一年でいちばん寒く、北から冷たい空気が何度も下りてきます。気温は東京の晩秋くらいですが、日が差す日が少ないので、数字よりも寒く感じます。
霧雨が増えるのは2〜3月で、1月は雨そのものはあまり降りません。街歩きや食べ歩きには困らない時期で、温かいフォーや鍋料理を食べ歩くのにちょうどよい季節です。
旧市街の南にあるホアンキエム湖地図は、週末の夜になると周辺が歩行者天国になり、地元の人でにぎわいます。湖の西側にはハノイ大教会地図があり、旧市街と合わせて歩いて回れます。
開館日に気をつけたい場所
ホーチミン廟地図は、冬(11〜3月)は午前8〜11時ごろだけ開き、月曜と金曜は閉まります。変わることもあるので、行く前に確認してください。
ホアロー収容所地図は毎日8〜17時に開いていて、祝日も休みません(ホアロー収容所の公式サイト)。ホーチミン廟に入れない曜日は、こちらを先に回ると予定を組みやすくなります。
宿は旧市街かホアンキエム湖の近くが歩いて回りやすく、ハノイのホテルエリアガイドで比べられます。ホーチミンと迷っている人はハノイとホーチミンの比較もどうぞ。

11. ニンビン:曇って寒くても舟は出る
ニンビンは、ハノイから日帰りで行ける石灰岩の山と川の景色で知られる場所です。1月は日中20℃、朝晩15℃ほどで、ハノイと同じように曇りがちで寒い日が続きます。
それでもチャンアン地図やタムコックの手こぎ舟は、ふだんどおり出ています。ただ、テトが1月に来る年は、旧暦の大晦日と元日に舟が休んだ記録があります。
舟の上で長く座っていると体が冷え、川の上は風も冷たいので、厚手の上着と手袋があると楽です。
舟のあとに寄れる場所
少し南のファットジエム大聖堂地図は、石と木で建てられた古い教会です。建物の中も見学できるので、天気の悪い日の行き先にもなります。
ハノイからの行き方や日帰りツアーの選び方は、ハノイからのニンビン日帰りガイドにまとめています。
12. ホーチミン・メコンデルタ:朝晩が一年でいちばん涼しい
ホーチミンの1月は日中32℃、朝晩21℃ほど。雨はほとんど降らず、朝晩の気温は一年でいちばん低くなります。それでも日中は日本の真夏のように暑いので、服装は夏物で大丈夫です。
中心部のベンタイン市場地図やサイゴン大教会地図は、歩いて回れる距離にあります。夜は4区のシーフード通り、日帰りならクチトンネルも定番です。宿はホーチミンのホテルエリアガイドで選べます。
大晦日はグエンフエ通り
大晦日の夜は、近年はグエンフエ通り地図の歩行者天国でカウントダウンが開かれ、サイゴン川のほうで花火が上がっています。会場と時間は毎年12月に市が決めます。
メコンデルタへ足をのばす
メコンデルタの中心の町カントーは、日中30℃、朝晩22℃ほど。こちらも雨はほとんどなく、朝晩は一年でいちばん涼しい時期です。カントーにあるカイラン水上マーケット地図は、テトの日付によっては1月にいちばん混み合う時期が重なります(後半の花市場の章でくわしく説明します)。早朝に立つ市場なので、見に行くならカントーに泊まるのがふつうです。
カントーまで行く時間がなければ、ホーチミンから日帰りでメコン川の船や果樹園を回るツアーもあります。南部全体の回り方は南部ガイドを見てください。

13. ハロン湾・ランハ湾・カットバ島のクルーズ
ハロン湾の1月は日中19℃、朝晩14℃ほどで、雨は少なめです。霧や霧雨、どんよりした曇りの日が多いのは2〜3月のほうで、1月はそれより晴れやすい時期です。
そのかわり、風は強めです。風が風力5前後を超えると、港の当局が観光船の出航を止めます(運航停止を伝える報道)。それ以外の日は、クルーズはふだんどおり出ています。
風の強い日は、予約していても船が出ないことがあります。出航が止まったときの返金や日程変更の扱いを、予約の前に確かめておきましょう。
海の水は冷たく、泳ぐのはほとんどの人には無理です。カヤックはたいてい出ます。デッキの上は風が冷たいので、船の上でも厚手の上着を用意してください。
乗船する港と、ランハ湾・カットバ島
クルーズ船は、トゥアンチャウ港かハロン国際旅客港地図から出ます。となりのランハ湾地図へは、カットバ島から出る船もあります。
カットバ島とハイフォンは日中20℃、朝晩14℃ほどで、ハロン湾とほぼ同じです。ホテルや食堂は島の南のカットバの町地図に集まっています。
となりのカットハイ島と、カットバ島の北部のフーロンを結ぶケーブルカーは、毎週火曜が点検のため休みです。ハイフォン側から島へ渡るときの行き方は、ハイフォンのガイドも参考になります。

14. サパ・ファンシパン山:真冬の装備で行く山
サパの町地図の1月は日中12℃、朝晩6℃ほどで、東京の12月くらいの寒さです。最低気温の記録が出たのも1月です。平地の北部では霧雨が増えるのは2〜3月ですが、サパは霧雨と霧が1月にいちばん多くなります。
山頂のファンシパン山地図は、寒波が来ると氷が張ったり霜がついたりすることがよくあります(山頂の氷を伝える報道)。雪が積もるのは運がよいときだけで、ここ数年で数えるほどしかありません(雪を伝える報道)。
サパから山へ向かう途中のオークイホー峠地図でも、強い寒波のときに雪が見られた年があります。寒さや冬の山の景色そのものを見たい人には向いていますが、霧で景色が見えない日も多いので、晴れた眺めが目当てなら別の季節のほうが確実です。
ケーブルカーの点検休みに注意
ファンシパン山のケーブルカーは、1月に1か月近く点検で止まった年があります。山頂へ行くつもりなら、出発前に運行を確認してください。氷の張った1月下旬の日にも運行していたという報道はあります。
ハノイからの行き方はハノイからサパへの行き方、町や棚田の歩き方はサパ旅行ガイドを見てください。

15. ハザン:高原の村は市街よりずっと寒い
ハザンの市街は、1月の日中20℃、朝晩13℃ほどで、ハノイとあまり変わりません。ただ、ループの見どころがある北の高原は標高が高く、市街よりずっと冷え込みます。
中国との国境に近いドンヴァン旧市街地図やメオヴァックでは、朝晩に真冬の寒さになる日があります。バイクで峠を越えるなら、風を通さない上着と手袋、首まわりを覆うものが必要です。
花と雪の見られる時期
桃やスモモの花がよく咲くのはテトのころで、1月はまだ少し早めです。雪は、メオヴァックの国境に近い村で寒波のときに降ったことがありますが、めったにないことです。
ドンヴァンからさらに北へ進むと、ベトナム最北端のルンクー国旗塔地図があります。霧が出ると峠から景色が見えなくなるので、日程に1日余裕があると安心です。ルートの回り方はハザン・ループのガイドにまとめています。
16. フォンニャ:探検洞窟ツアーに参加できる時期
フォンニャの1月は日中22℃、朝晩17℃ほど。雨はときどき降り、降る日が続くこともあります。
許可を受けた会社が案内する探検洞窟ツアーは、エン洞窟が12月から、トゥーランが11月中旬から催行されていて、1月にはどちらも参加できます(エン洞窟ツアーの案内)。洞窟の中でキャンプをするツアーもあり、体力と日数に合わせて選べます。
ソンドン洞窟は1月にシーズンが始まりますが、予約は数年先まで埋まっていることが多いです(ソンドン洞窟ツアーの案内)。
ふつうの観光洞窟は冬の時間
舟で入るフォンニャ洞窟地図とティエンソン洞窟は、冬は07:30〜15:45の開館です。午後遅くに着くと入れないので、移動する日は時間に気をつけてください。
探検ツアーは前後に宿泊が必要になるので、日程には余裕を持たせてください。

17. ダラット・マンデン:晴れが続き、夜は冷える高原
ダラットの1月は日中22℃、朝晩12℃ほど。乾季のまんなかで晴れる日が多く、昼は東京の10月くらいの過ごしやすさです。夜は10℃を下回る日もあるので、厚手の上着を持っていってください。
マイアンダオの花
ダラットでは1月から2月初めにかけて、マイアンダオと呼ばれるヒマラヤザクラが咲きます。咲く時期は年によって違うので、現地の開花の知らせを確かめてから行くと確実です。中心のスアンフオン湖地図のまわりやラムビエン広場地図のあたりは、歩いて回れる範囲です。
宿は湖の近くが便利で、ダラットのホテルエリアガイドで選べます。ニャチャンと組み合わせるなら、ニャチャンとダラットの移動も参考にしてください。
中部高原の町マンデン
マンデンは中部高原にある、標高1,200mほどの高原の町です。この時期は雨がほとんど降らず、夜はかなり冷え込みます。町の中心にはダックケー湖地図があります。
新年のころに、桜(アンダオ)の花を見るイベント週間が開かれた年があります。毎年開かれているかどうかは確かめられていないので、行く前に地元の発表を確認してください。

18. テトの日付を先に確かめる
テトは旧暦の正月で、ベトナムでは数日続く大きな連休になります。新暦の日付は毎年変わり、1月下旬になる年もあれば、2月になる年もあります。1月に旅行するなら、まずその年のテトがいつかを調べてください。
テトが2月上旬の年
テトが2月の最初の数日にあたる年は、旧暦の大晦日と連休の始まりが1月末にかかることがあります。それより遅ければ、1月中に祝日や店の休みはありません。国内の交通は、テトの2週間ほど前(旧暦12月15日ごろ)から繁忙期に入ります。航空会社のテト繁忙期や鉄道のテト輸送期間が始まるのもこのころなので、テトが2月上旬の年は1月下旬が混み始めます。
テトの直前は、ホーチミンから北部・中部へ向かう便が混み、反対方向はすいています。テト期間の列車の切符は、前の年の9〜10月ごろに発売されます(ベトナム鉄道の予約サイト)。
テトが2月中旬以降の年
テト前の交通の繁忙期はテトの2週間ほど前からなので、1月のほとんどはその前にあたります。ただ、テトが2月15日ごろまでの年は1月の最後の数日から混み始めることがあり、ハノイ旧市街の花市場が旧暦12月15日より早く、1月末に立った年もあります。
1月の最後の数日に国内を移動する予定なら、この年でも念のため早めに予約しておくと安心です。
テトが1月下旬の年
交通の繁忙期に加えて、1月下旬に連休が来ます。連休の最初の数日は商店や食堂の多くが閉まり、テト明けの数日は料金が上がります。テト前後の移動はベトナム国内の移動ガイド、テト明けの様子は2月のダナンと2月のニャチャンにまとめています。
| 1月の様子 | テトが1月下旬の年 | テトが2月上旬の年 | テトが2月中旬以降の年 |
|---|---|---|---|
| 祝日・店の休み | 1月下旬に連休。最初の数日は多くの店が閉まる | テトが2月の最初の数日なら、旧暦の大晦日と連休の始まりが1月末にかかることがある | 1月中はない |
| 国内の飛行機・列車 | 1月の上旬〜中旬から繁忙期 | 1月の中旬〜下旬から繁忙期 | ほとんどは繁忙期の前。最後の数日から混み始める年もある |
| かまどの神様の日(旧暦12月23日) | 1月中旬〜下旬 | テトが2月8日ごろまでなら1月末 | 2月 |
| ハノイの花市場 | 1月の上旬〜中旬から立つ | 1月の中旬〜下旬から立つ | ふつうは1月中はまだ。1月末に立った年もある |
| グエンフエ通りの花の通り | 1月の中旬〜下旬に開く | テトが2月の最初の2〜3日なら1月末に開く。それより遅ければ1月にはない | 1月にはない |
| 旅の組み立て | 連休中の休業を前提に予定を組む | 国内の移動を早めに予約する | テトの影響は小さいが、1月末の移動は早めに予約する |
旧暦12月23日は、台所の神様を天に送るオンコン・オンタオの日です。川や湖にコイを放す人が多く、市場もにぎわいます。テトの7〜8日前にあたるので、この日が1月に来るのはテトが2月8日ごろまでの年だけです。公務員のテト休みの期間は毎年政府が決めるので、旅行の前に政府の発表を確認してください。
- テトの日付を調べる その年のテトが1月か2月か、旧暦12月15日・23日・28日が新暦の何日にあたるかを確かめます。
- 国内の移動を先に押さえる テトの2週間ほど前から飛行機も列車も混むので、旅程が繁忙期にかかるなら真っ先に予約します。
- テト前後の宿を決める テト明けの数日は料金が上がるので、帰りの日程も含めて早めに決めます。
- 休みの店と施設を確かめる 連休の最初の数日は閉まる店が多いので、食事の場所はホテルの近くで目星をつけておきます。
- 花市場の日を合わせる 見たい花市場や花畑が旧暦の何日ごろに開くかを確かめ、旅程と重なるかを見ます。
テトの時期に列車で移動するなら、切符は発売が始まったらすぐに買ってください。発売の知らせは前の年の秋に出るので、そのころにベトナム鉄道の予約サイトを確かめておくと買い逃しません。

19. テト前の花市場と花畑
テトが近づくと、ベトナム各地に花市場が立ちます。ハノイでは旧市街のハンルオック通り地図の一帯に花市場が出て、旧暦12月15日ごろから旧暦の大晦日まで続きます。近くのハンマー通り地図は、テトの飾りを売る店が並ぶ通りです。
郊外のニャッタン地図やフートゥオンの桃畑は、旧暦12月の中旬から下旬が見ごろです。畑に入ったり写真を撮ったりするときは、30,000〜50,000ドンほどの料金がかかります。
南部の花の村と水上マーケット
ドンタップ省のサデックの花の村地図では、旧暦12月の初めから花が咲き始めます(花の村を伝える報道)。旧暦12月23日を過ぎると、花はホーチミンなどへ運び出されて畑が空いていくと言われているので、行くならそれより前が安心です。
カントーのカイラン水上マーケットは、旧暦12月15〜28日ごろがいちばん混み合い、花を積んだ船やスイカを売る船が集まります。市場は早朝なので、カントーに1泊して朝に出かけるのがふつうです。
カントーまで行かない人には、ホーチミンから日帰りでメコン川の中州や果樹園を回るツアーがあります。
グエンフエ通りの花の通り
ホーチミンのグエンフエ通りの花の通りは、旧暦12月28日の夕方に開き、テトが明けて旧暦1月5〜6日ごろまで続きます(開幕を伝えるベトナム政府の報道)。開くのはテトの2〜3日前なので、テトが1月下旬の年は1月中に、テトが2月の最初の2〜3日の年は1月末に開きます。それより遅い年は、1月中にはまだ開いていません。
グエンフエ通りの花の通りを目当てに1月に行くなら、その年のテトの日付から旧暦12月28日を数えて、旅程と重なるかを先に確かめてください。

20. 大晦日のカウントダウンと元日
ベトナムの新暦の正月の祝日は1月1日の1日だけで、テトのような長い連休はありません。日本の年末年始休みに出かけても、現地の大きな連休とは重なりません。
12月31日の夜は、各地でカウントダウンと花火があります。近年はハノイのホアンキエム湖のまわり、ホーチミンのグエンフエ通りとサイゴン川、ダナンのビエンドン公園地図、ニャチャンの4月2日広場と、沖のビンパールのあるホンチェー島の花火がよく知られています。
会場は毎年12月に決まる
花火の場所と時間は、それぞれの市が毎年12月に発表します。前の年と同じとは限らないので、宿は早めに押さえたうえで、会場は12月の発表で確かめてください。
ニャチャンのビーチ沿いのリゾートは新年のころほぼ満室になり、連休の割増料金を取るホテルも多くあります(取らなかった年もあります)。会場の近くは夜遅くまで人が多いので、歩いて帰れる距離の宿にしておくと楽です。ホンチェー島のテーマパークについては、ビンワンダーズ・ニャチャンのチケットガイドにまとめています。
21. 混み合う時期とホテル料金
この時期にいちばん料金が上がるのは、ロシアの新年休暇のころです。休暇は法律で1月1〜8日と決まっていて、1月7日のロシア正教のクリスマスもこの中に入ります。年によっては週末とつながって、さらに長くなります。
休暇のあいだは、ロシアの各地からニャチャン(カムラン空港)とフーコック島へチャーター便が飛びます。ロシアの旅行業界によると、この2か所のホテル代は12月と1月がいちばん高く、新年の日程は早く埋まります。大晦日の夜はガラディナーを必須にするホテルも多くあります。
1月の中では、ロシアの休暇が続く最初の10日ほどがとくに料金の高い日程になります。
日本の休みと重なる時期
日本の年末年始休みは1月3日ごろまでなので、ちょうどロシアの休暇と重なります。年末年始にニャチャンやフーコック島へ行くなら、料金の高い時期だと分かったうえで、早めに予約してください。成人の日の3連休(1月の第2月曜日とその前の土日)も、日本から出かけやすい時期です。
ほかの国では、オーストラリアが夏休みにあたり、オーストラリアからベトナムへの旅行は1月が一年でいちばん多くなります。
テトの前後は国内の移動も混みます。飛行機・列車・バスの選び方は、ベトナム国内の移動ガイドを参考にしてください。
22. 入国・ビザと出発前の準備
日本のパスポートなら、目的を問わず45日までビザなしで滞在できます(ベトナム政府の発表、決議44/NQ-CP)。45日を超えて滞在するときは、ベトナム電子ビザの公式サイトで最長90日の電子ビザを申請します。手順は電子ビザの申請ガイドへ。
健康申告は入国する人全員の義務ではなく、当局が感染症と期間を指定したときだけ必要になります(保健省の説明を伝える政府の報道)。
出発前にそろえておくもの
北部と南部を両方回るなら、夏服と冬の上着の両方が必要です。両替はベトナムのお金と両替、旅行者をねらう手口はベトナムの旅行者詐欺、持ち込みや行動で気をつけることはベトナムで違法になることで確認できます。
現地では地図アプリや配車アプリを使う場面が多いので、着いてすぐつながるeSIMを日本で用意しておくと便利です。
23. 地域別の服装の目安
この時期のベトナムは、北と南で必要な服がまったく違います。下の表を目安に、回る場所に合わせて重ね着できる服を用意してください。
| 行き先 | 服装 | 日本でいうと |
|---|---|---|
| ハノイ・ニンビン・ハロン湾・ハザン | 厚手の上着。曇って肌寒い日が続く。船の上は風が冷たい | 東京の晩秋 |
| サパ・ファンシパン山 | ダウンジャケット・帽子・手袋。山頂は氷点下になる日があるので、山頂に合わせた装備を | 町は東京の12月ごろ、山頂は真冬 |
| ダラット・マンデン・バーナーヒルズ | 昼は軽い服、夜と早朝は厚手の上着 | 夜は東京の晩秋ごろ |
| ダナン・ホイアン・フエ・フォンニャ | 長袖と薄手の上着、傘 | 東京の10月ごろ |
| ニャチャン・ムイネー・コンダオ島 | 夏服とウインドブレーカー | 初夏から夏 |
| ホーチミン・メコンデルタ・フーコック島 | 夏服。朝晩は一年でいちばん涼しいが、寒くはない | 真夏 |
北部の寒さ対策
ハノイ周辺は、気温の数字以上に寒く感じます。セーターやフリースの上にコートを重ねられるようにしておくと、晴れて暖かい日にも脱いで調節できます。
サパの町は東京の12月くらいの寒さですが、ファンシパン山の山頂は氷点下になる日があります。山頂へ行くなら、日本の真冬と同じ装備にしてください。霧雨で道がぬれる日が多いので、靴は滑りにくいものが向いています。
南部と北部を両方回るとき
ホーチミンやフーコック島は、日本の真夏の服装で過ごせます。北部と組み合わせる場合は、夏服に冬の上着を1枚足すと荷物が少なくすみます。日差しが強いので、帽子と日焼け止めも忘れずに。
24. 前後の月とのちがい、この時期に向いている人
12月から2月にかけて、天気は地域ごとに少しずつ変わっていきます。下の表で、前後の月とくらべてみてください。
| 地域 | 12月 | 1月 | 2月 |
|---|---|---|---|
| 北部の平地(ハノイ・ニンビン・ハロン湾) | 晴れて肌寒い | 一年でいちばん寒く、曇りがち | 霧雨が増え始める(いちばん多いのは3月)。ハロン湾は霧も増える |
| 中部の海沿い(ダナン・ホイアン・フエ) | 雨がまだ多い | 雨が減っていく途中 | 雨が大きく減る |
| ニャチャン | 雨と風が多い | 雨はぐっと減るが、波が残る | さらに穏やか |
| 南部と島(ホーチミン・フーコック島) | 乾季に入る | 乾季のまんなか。朝晩がいちばん涼しい | いちばん乾く |
| 高原(ダラット) | 乾季が始まる | 晴れが多く夜は冷える。マイアンダオの花 | 1月と同じくらい |
平地の北部で霧雨が増えるのは2〜3月ですが、サパは霧雨と霧が1月にいちばん多くなります。1か月前の様子は12月のベトナム、その前の月は11月のベトナムにまとめています。
この時期に向いている人・向いていない人
向いているのは、南部のビーチで泳ぎたい人、高原の花を見たい人、テト前の花市場のにぎわいを見たい人、それに寒さを気にせず北部の街歩きや食べ歩きを楽しめる人です。
反対に、北部の青空や山の眺めが目当ての人には向かない時期です。このあとの2〜3月は霧雨がさらに増えるので、北部の晴れた景色を見たいなら、晴れて肌寒い12月のほうが向いています。中部のビーチで毎日泳ぎたい人にも、まだ少し早い時期です。テトの連休にかかる年は、店の休みや移動の混雑も考えに入れて計画してください。
🎡観光・体験79
🍜グルメ10
🏨宿泊16
🚇交通16
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🧭ベトナム全国・基本情報10
よくある質問
泳ぐならフーコック島です。乾季のまんなかで、島の西側は風も弱い時期です。ニャチャンも泳げる日はありますが、1月も波の高い日や遊泳禁止の日があります。ムイネーは風と波が強く、海はカイトサーフィン向きです。ダナンは波の高い日が多く、北部は水が冷たいので泳ぐのは難しい時期です。
日中20℃、朝晩15℃ほどで、東京の晩秋くらいの気温です。曇りの日が多く日差しがないため、数字より寒く感じます。セーターやフリースに厚手の上着を重ねられるようにしておくと安心です。
ニャチャンとフーコック島は、1月の初めがロシアの新年休暇と重なって料金がいちばん高くなり、新年の日程は早く埋まります。日程が決まったら、できるだけ早く予約してください。大晦日の夜にガラディナーを必須にしているホテルもあります。
テトの2週間ほど前から国内の飛行機と列車が混み始め、連休の最初の数日は商店や食堂の多くが閉まります。テト明けの数日は料金も上がります。テトの日付は毎年変わるので、1月下旬に行くなら最初にその年の日付を調べてください。
ふだんはクルーズ船が出ています。1月は風が強めの時期で、風が風力5前後を超えると港の当局が出航を止めます。予約のときに、出航が止まった場合の返金や日程変更の扱いを確かめておくと安心です。
山頂は寒波のときに氷や霜がつくことがよくありますが、雪が積もるのは運がよいときだけで、毎年見られるものではありません。サパは霧雨と霧が多い時期なので、景色より冬の寒さそのものを楽しむつもりで行くのが向いています。
日本のパスポートなら、目的を問わず45日までビザなしで滞在できます。それより長く滞在するときは、公式サイトから電子ビザ(最長90日)を申請します。
雨の日はまだ多いものの、12月よりかなり減っていて、2月にはさらに少なくなります。ホイアンはダナンより雨がちです。傘と薄手の上着を持っていけば、街歩きは十分に楽しめます。
新暦の正月の祝日は1月1日の1日だけで、テトのような長い連休はありません。12月31日の夜は各地でカウントダウンや花火がありますが、会場は毎年12月に決まります。
