ベトナムはなぜ

姓を奪われた人たち:ベトナムにグエンがこれほど増えた800年と名前の読み方

ベトナムでは三人に一人ほどがグエン姓です。ところが政府が姓を数えていないので、正確な数字は誰も知りません。この姓がここまで増えた理由は1232年の記録から始まります。

2026-09-18
ホーチミン市グエン・フエ通りの夜
ホーチミン市の歩行者天国もグエンです。西山朝を開いた光中帝の本名です。

ホテルのフロントで必ず起きること

ベトナムに三日いれば、グエンという名前を一日に何度も目にします。フロント係の名札にあり、タクシー運転手の登録証にあり、さっき通り過ぎた道の名前にもあります。

最初は偶然だと思います。ところが次の街へ移ってもまったく同じです。ガイドもグエン、食堂の主人もグエン、空港で対応してくれた職員もグエンです。

この国では三人に一人、多い推計では四人に一人以上がこの姓を名乗ります。日本でいちばん多い佐藤さんが人口の1.5%ほどですから、桁がふたつ違う世界です。

そこで二日目あたり、宿帳にグエンが四人並んでいるのを眺めながら、誰もが同じ疑問にたどり着きます。どうして一つの名前が国全体を覆ってしまったのか。

名字だけでは人を特定できません

ホテルの予約リストにグエンが複数並ぶのは日常です。係員は姓を聞いても誰だか分からないので、名前のほうをもう一度尋ねます。

ベトナムで人を姓で呼ばない理由がここにあります。姓で呼びかけたら、その場の半分が振り向いてしまいます。

フロントで姓を言って聞き返されても、発音が悪かったわけではありません。名前の最後のほうをひと言添えると一発で見つかります。

旅行全体を組むなら、まずベトナム旅行ガイドを見ると順番が決まります。

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夜のホーチミン市グエン・フエ通り
ホーチミン市中心部の歩行者天国の名前はグエン・フエ。西山朝を開いた光中帝の本名です。

どれが苗字なのか

ベトナムの名前は姓が先に来ます。日本や中国、韓国と同じ並びです。

違うのは真ん中です。姓、ミドルネーム、名前の三つに分かれています。

グエン・ティ・トゥオンヴィという名前なら、グエンが姓、ティがミドルネーム、トゥオンヴィが名前です。呼ぶときに使うのは最後のトゥオンヴィです。

ミドルネームが性別を知らせていた時代

古いやり方では、真ん中に決まった字を入れました。女性はティ(Thị)、男性はヴァン(Văn)です。

ベトナム語の名前は男女どちらでも使える字が多いので、名前を見ただけで性別が分かるようにした仕組みでした。年配の方の名前にはこの二字が頻繁に出てきます。

いまはこの付け方をしない家庭が増えました。代わりに意味のいい字を選びます。ミンは明るい、ゴックは玉、ドゥックは徳、バオは宝、クインは夜に咲く花です。

同じ名前が多すぎて生まれた枠です

ミドルネームには別の働きもあります。姓が十数種類しかないので、姓と名前だけでは同姓同名が次々に出てしまいます。

真ん中に一枠あれば区別がつきやすくなります。一族の世代を示したり、先祖の名前から一字もらったりもします。

ミドルネームを二つ持つ人もいます。ベトナムの名前が三つに分かれていたり四つに分かれていたりするのはそのためです。前と後ろは固定で、真ん中だけが伸び縮みします。

四つに分かれている名前をどう読むか

名刺に四つ並んでいると、どこで切るか迷います。判断の仕方は単純で、先頭が姓、末尾が名前、あいだは全部ミドルネームです。

グエン・ティ・トゥオン・ヴィと四つに見える場合でも、姓はグエン、呼ぶのはトゥオン・ヴィです。真ん中のティだけがミドルネームになります。

末尾が一音節か二音節かは、見ただけでは分かりません。トゥオン・ヴィは二音節でひとつの名前ですが、別の人ならヴィだけが名前でトゥオンがミドルネームということもあります。

迷ったら本人に聞くのがいちばん早いです。ベトナムの人にとっても「どこからが名前か」は説明し慣れた話題で、嫌な顔はされません。

ベトナムの名前を姓・ミドルネーム・名前に分けた図
姓が先頭に来ますが、呼ぶときは末尾を使います。真ん中のミドルネームは口に出しません。
ベトナムの現行身分証の見本。氏名欄が一つになっている
ベトナムの身分証は氏名欄が一つです。姓とミドルネームと名前が一行に入ります。

呼ぶときは後ろからです

ベトナムでは社長も医者も名前のほうで呼びます。初対面でも、公の場でも変わりません。

姓で呼ぶ習慣がそもそもありません。数が少なすぎて、呼んでも情報にならないからです。

丁寧さを担っているのは、名前の前に置く語のほうです。年齢と関係を示す語を付けます。

丁寧さを担うのは名前の前に置く語です。自分より少し年上の男性にはanh、女性にはchị。年下にはem、祖父母の世代には男性がông、女性がです。相手の名前ではなく相手との関係で変わります。

ミドルネームは口に出しません

ティは声に出しません。グエン・ティ・トゥオンヴィはトゥオンヴィと呼び、語を付けて「チ・トゥオンヴィ」になります。

名前が一音節なら、その一音節だけを呼びます。名札にLinhとだけあれば、リンと呼べば通じます。

ベトナムの名前は、書かれた形と呼ばれる形が別物です。この差が旅行者をいちばん戸惑わせます。

日本人がやりがちな間違い

名刺をもらって姓で挨拶する癖があると、ここで空回りします。グエンさん、と呼びかけると相手が一瞬止まります。

失礼ではありませんが、誰も使わない言い方なので不自然に響きます。名前のほうを呼ぶのが自然です。

会議で相手を指すときも同じです。日本語の感覚では砕けて聞こえますが、ベトナムではこれが正式な呼び方です。名刺に肩書きが並んでいても、口にするのは名前のほうだと覚えておくと迷いません。

どれが名前か分からないときはいちばん後ろの一つか二つを呼べば、たいてい当たります。

呼び方と挨拶はベトナムのマナーとチップでもう少し詳しく扱っています。

ところが誰も正確に数えていません

「40%」という数字をどこかで見たはずです。出典をたどると行き止まりに出ます。

ベトナム政府は姓を数えていません。戸籍制度が個人の情報だけを管理していて、どの姓が何人いるかは集計項目に入っていないからです。公安省の国家人口データベースも姓の比率を公表したことがありません。

ですから出回っている数字はすべて研究者の推計です。そしてその推計が食い違います。

二位が誰かも資料によって違います

グエンが一位である点は全員が一致します。その下が揺れます。

2005年の資料はチャンを二位、レーを三位に置きます。もう一方はレーが二位でチャンが三位です。丸めの誤差ではなく順位の入れ替わりです。

四位のファムから下はおおむね同じ並びですが、比率は資料ごとに1〜2ポイント動きます。

この記事に出てくる比率はすべて推計です。政府発表の公式数値ではありません。どの資料から取ったかを併記してあります。

それでも一致している事実があります

どの資料でも、上位14〜16の姓が人口の90%を超えます。

人口一億を超える国で、メモ用紙に書ける程度の一覧がほぼ全員を覆っています。残りの数百の姓を全部足しても一割に届きません。

グエン姓の比率を三つの資料で比べたグラフ
同じ問いに資料ごとに違う答えが出ます。政府が姓を数えていないからです。

1232年、ある一族が姓を奪われました

グエンが増えた最初のきっかけは、祝い事ではありませんでした。李朝が倒れ、陳朝が立った直後の出来事です。

実権を握っていたのはチャン・トゥ・ドです。新王朝の地盤を固めるにあたって、前の王朝の痕跡を消しにかかりました。

持ち出した名分は避諱でした。目上の者の名前に使われた字を、下の者が使えなくする古い制度です。陳の太宗の祖父の名がチャン・リー(Trần Lý)でした。

その名に「リー(Lý)」の字が入っているという理由で、リー姓の人々は姓を変えさせられました。指定された姓がグエンです。

祖先を祀る場で起きたこと

この改姓には、はるかに重い事件が付いています。ホアラムのタイドゥオンで、李氏一族が歴代の李の皇帝に祭祀を行っていた場に惨劇があったと史書は伝えます。

生き残った人々は姓だけでなく名前まで変えました。李氏の宗廟は取り壊され、祭祀の場はディンバンへ移されました。

いまもその場所には、李朝八代の皇帝を祀る廟が残っています。ハノイから車で一時間ほどです。

ディンバン 李朝廟地図

記録はどこに残っているか

ベトナムの二つの史書がこの件を書き残しています。『大越史記全書』と『欽定越史通鑑綱目』です。後者は阮朝の国史館が編纂した書物です。

つまり阮朝の学者が、自分たちの王朝より前にグエンという姓がどう増えたかを、自分で記録したことになります。

姓が変わると家譜が切れます

ベトナムの家では家譜を持ち、祖先に祭祀を行います。民家や小さな食堂に入ると、線香の上がった祭壇をよく見かけます。この習慣はいまも生きています。

姓が変わると、その記録が一度切れます。変える前の祖先と変えた後の子孫が、書類の上では別の家になってしまうからです。

改姓させられた家は家譜を隠したり、口伝えで受け継いだりしました。何代か経てばその記憶も薄れます。

いまグエン姓を名乗る人の多くが、自分の家がもともと何姓だったか知らない理由はここにあります。

バクニン省ディンバンにある李朝廟の三門
1232年に李氏の宗廟が壊されたあと、祭祀の場がこのディンバンへ移されました。いまも李朝八代の皇帝を祀ります。
ベトナムの家庭にある祖先の祭壇
どの家にもこうした祭壇があります。姓が変わると、そこに連なる系譜が一度切れます。

その後も姓は変わり続けました

1232年の件が一度きりだったなら、グエンがここまで増えることはありませんでした。ベトナムの歴史では、集団で姓を変える出来事が何度も繰り返されます。

王朝が交代するたびに二つのことが同時に起きました。新しい朝廷は功を立てた者に自分の姓を与え、倒れた側の人々は姓を隠しました。

与えるほうは栄誉、隠すほうは生存です。向きは逆なのに結果は同じでした。姓の種類が減っていきます。

功を立てると王の姓をもらえました

1428年の件は向きが逆です。黎太祖が明の軍を追い出して国を建てたあと、ともに戦った者に自分の姓を分け与えました。

受けたのが221人です。一人が姓を受ければその下の子孫全員がその姓になりますから、数代でレー姓は大きく膨らみます。

これを国姓下賜といいます。褒美を与えると同時に相手を王室に縛りつける方法でした。姓を受けた者は王と同じ一族になったわけで、裏切りにくくなります。

阮朝も同じことをしました。ですからいまのグエン姓には、もとは別の姓だったのに下賜を受けた家が混じっています。

チャン氏も姓を奪われた側でした

1462年の件を見ると、この話がグエンだけのものではないと分かります。リー氏から姓を奪ったのがチャン氏でしたが、230年後にはそのチャン氏が同じ理由で姓を変えさせられました。

名分はまたも避諱です。皇太后の名に「チャン」の字が入っていました。黎聖宗はチャン姓をチュオン姓に改めるよう命じます。

いまベトナムでチュオン姓は上位十位に入ります。そのうちどれだけがこのとき姓を変えた家の子孫なのかは、誰にも分かりません。

マク氏は自分から姓を捨てました

1593年に莫朝が倒れたあとは、性質が違います。命令で変わったのではなく、子孫が自ら散りました。

ある家は北の山間へ逃れ、ある家は姓を変えて南へ下りました。その一部が選んだ姓がグエンです。そのときすでにグエンは、いちばん目立たない姓だったからです。

ありふれた姓の中に隠れるのが安全で、そうやって隠れた人々がその姓をさらにありふれたものにしました。

ベトナムで姓が変えられた年を並べた年表
王朝が交代するたびに、誰かが姓を奪われ誰かが姓を受けました。

そしてグエンが王の姓になりました

1802年、グエン・アインが国を統一して帝位につきます。元号を嘉隆といい、ベトナム最後の王朝がここから始まります。

この王朝は1945年まで続きました。途中でフランスが入って実権を握りますが、帝位そのものは最後まで阮家が保ちました。

グエンは140年余り王室の姓だったわけです。この間にこの姓は権威と正統性を指す名前になります。官職を目指す人にも、商いで身を立てようとする人にも、この姓は有利に働きました。

フエへ行けばその痕跡がそのまま残っています。王宮の中の世廟には阮朝歴代皇帝の位牌が祀られ、街の外れには嘉隆帝の陵があります。

フエ王宮 世廟地図

王族の子孫は別の姓を使います

ここで話が一度ねじれます。阮朝の直系の子孫はグエンではなく、トン・タットという二字の姓を使います。女性はトン・ヌです。

ベトナムの姓はほとんどが一字なのに、これは二字です。王族であることを示すために分けた姓だからです。

そのため先ほどの統計には穴があります。トン・タットとトン・ヌはグエンの比率に入りません。血筋でたどれば、実際の阮系は数字より広いことになります。

最後の一歩はフランスが置いたと言われます

1880年代からフランス植民地政府が近代的な戸籍を作り始めます。全員に固定した姓を書き入れる制度でした。

ところが当時の農村には、姓を使わずに暮らしてきた人が大勢いました。そうした人々に登録の過程で姓が付き、その姓がたいていグエンだった、と語られています。

この部分は広く語られますが当時の記録で確かめるのが難しい話です。年まで史書に書かれている先ほどの改姓とは性質が違います。「そう伝えられている」程度に読むのが正確です。

王宮と皇帝陵の実際の回り方はフエ旅行ガイドにまとめてあります。

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フエ王宮・世廟の前に並ぶ九鼎
世廟は阮朝歴代皇帝の位牌を祀る場所です。前庭には青銅の鼎が九つ並んでいます。
フエ世廟の内部、朱塗りの柱と祭壇
グエンが王室の姓だった140年余りの痕跡がこの建物の中に残っています。
フエ郊外にある嘉隆帝の陵
1802年に国を統一して阮朝を開いた嘉隆帝が眠っています。墓が二基並んでいます。

結婚しても姓は変わりません

ベトナムの女性は結婚しても姓を変えません。法律上、婚姻の日に何も動きません。

民法には配偶者の姓を名乗る道も用意されています。ただし外国人と結婚して相手国の法に従う場合の条項で、国内ではほとんど使われません。

ですからベトナムの家庭では夫婦の姓が違うのが普通です。グエン姓の男性と結婚したチャン姓の女性は、生涯チャン姓のままです。

結婚で姓が変わる国から来ると、ここは少し慣れが要ります。家族でホテルを取ると名簿に姓が二つ並びますが、間違いではありません。

子は父の姓を継ぎます

妻が姓をそのままにする代わり、子は父の姓を受けます。家系は男系でつながっていきます。

グエンが減らずに続く仕組みがこれです。新しい姓が生まれず、既存の姓がそのまま下りていきます。

近ごろは父の姓と母の姓を両方入れる家もあります。その場合は父の姓が先に来て、母の姓はミドルネームの位置に入ります。書類上の姓はやはり父方です。

娘に別の姓を付ける村があります

ハノイ郊外のソンドン社では少し違うことをします。息子には父の姓をそのまま与えるのに、娘には父のミドルネームを姓として出生届を出します。

同じ親から生まれた兄妹の姓が、書類の上で違うことになります。この慣習はあとでもう一度出てきます。いまも役所で問題を起こしているからです。

ベトナムで家族関係を書類で確かめる場面があっても、姓が同じかどうかで判断してはいけません。夫婦はもともと違いますし、兄妹も違うことがあります。

ビーチ通りの名前が人の名前だということ

ダナンのミーケービーチ沿いの大通りの名前はヴォー・グエン・ザップです。ビーチ前のホテルを予約すると住所にこの名前が入ります。

ここに落とし穴があります。この名前に入っている「グエン」は、この記事で話してきた姓ではありません。

ヴォー・グエン・ザップで姓は先頭のヴォー(Võ)です。グエンはミドルネームの位置にあります。しかも綴りが違います。姓のグエンはNguyễnで、この人のミドルネームはNguyênです。声調記号の付き方が別物です。

ダナン ヴォー・グエン・ザップ通り地図

ベトナムの道の名前はほとんどが人名です

この国の道の名付け方がそうなっています。歴史に名を残した人を道にします。ですから街を歩くと、半日で人名を数十個通り過ぎることになります。

ホーチミン市中心部の歩行者天国の名前はグエン・フエです。こちらは本物のグエンで、西山朝を開いた光中帝の本名です。

グエン・フエ通り地図

ここで二つの事実を並べてみてください。光中帝の西山朝を倒してその座についたのが、嘉隆帝ことグエン・アインです。戦い合った二人が同じ姓を名乗っています。そして同じ街に両方の名前の道があります。

同じ名前の道がどの街にもあります

人名を道にするので、街ごとに同じ名前の道ができます。グエン・フエ通りはハノイにもフエにもニャチャンにもあります。

これは豆知識ではなく実務の問題です。道の名前だけを運転手に伝えると、まったく別の場所に着きます。

配車アプリや配達に住所を入れるときは、道の名前だけでなく区と市まで入れてください。同じ名前の道が一つの街に二本あることもあります。

グエン・フエ通りを含む市内の動線はホーチミン旅行ガイドにあります。

その通り沿いの宿を選ぶならダナンの宿をエリア別にを参考にしてください。

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グエン・ヴァン・クー通りの標識。下にその人物の略歴が書かれている
ベトナムの道路標識には、その名前が誰なのかまで書かれています。グエン・ヴァン・クーは姓がグエン、ミドルネームがヴァン、名前がクーです。
昼のホーチミン市グエン・フエ通り
同じ街に、光中帝の名を取った通りと、その王朝を倒した嘉隆帝の名を取った通りが並んでいます。
ダナンのヴォー・グエン・ザップ通り
ミーケービーチ沿いのこの通りの名前では、グエンは姓ではなくミドルネームです。姓は先頭のヴォーです。

漢字から来たのに中国より偏っています

ベトナムの姓はほとんどが漢字から来ています。それなのに中国より種類が少なく、偏りははるかに強いのです。

ベトナムで確認されている姓は千余りです。中国は六千ほどとされます。六倍の差があります。

偏りを見るとさらに開きます。中国では上位百の姓が人口の九割ほどを覆います。ベトナムでは上位14〜16が同じ仕事をします。

同じ字なのに読み方が違います

グエンの漢字は阮です。中国語ではルアン、日本語ではゲン、韓国語ではワンと読みます。一つの字が言語ごとにまるで違う音になっています。

チャンも同じです。陳は中国語でチェン、日本語でチン、ベトナム語でチャンです。漢字が地域を渡ったあと、それぞれの言語が自分の音を当てました。

漢字で書き出すと、ベトナムの姓一覧は日本人にも見慣れた字が並びます。阮 黎 陳 范 黄 武 潘 張 裴 鄧 杜 呉 胡 楊。

中国の姓と同じ根なのかという問い

字が同じなら根も同じかという疑問が自然に出ます。答えは家によります。

中国から渡ってきて根を下ろした家は実際にあり、そういう家は家譜にその由来を書き残しています。逆に、ベトナムで生まれ育った家が漢字表記を借りただけの場合も多くあります。

グエンについていえば、いまこの姓を名乗る人の大半は、先ほどの改姓の連鎖を通ってこの姓になりました。中国の阮氏と血でつながっているからではありません。

少数民族は事情がまた別です

ベトナムには54の民族が暮らします。人口の大半はキン族で、残りの53民族が一割台を占めます。

これらの民族にはもともと漢字式の姓がなかった例が多くあります。戸籍を作る過程で姓を持つことになり、そのとき同じ村の人が丸ごと一つの姓を受けたりしました。

サパやハザンのような山間部で会う方々の姓が一方に偏っているのは、そのためです。

フエ王宮の正門、午門
阮朝が国を治めた場所です。『欽定越史通鑑綱目』を編纂した国史館もこの中にありました。

アメリカの姓ランキングにもグエンがいます

この並びは国外に出ても付いていきます。アメリカ国勢調査局が公表した2010年の姓ランキングを開くと、その様子がそのまま出てきます。

グエンはアメリカで38番目に多い姓です。2000年の調査では57位でしたから、十年で二十近く順位を上げました。

もっと目を引くのはその下です。ランキングを下っていくとベトナムの姓が次々に現れ、出てくる順番が本国の順位とほぼ同じなのです。

グエンが38位。その下にチャンが132位、レーが277位、ファムが370位と続き、さらにフイン、ファン、ヴォー、ヴーが並びます。本国の順位とほとんど同じ並びです。

移民が順位をそのまま運びました

本国で多い姓が移民社会でも多い。当たり前に見えますが、どの国でもこうなるわけではありません。

特定の地域からだけ移民が出る国では順位が入れ替わります。ベトナム系の移民は地域が偏らなかったので、本国の比率がほぼそのまま渡りました。

オーストラリアではもっと上がり、グエンが上位十位に入ります。フランスでも50位台です。

そこでまた数字が食い違います

海外の資料には、グエンを名乗る人が世界に8,000万人を超えると書いたものもあります。逆にベトナム人口の15%ほどだと書いた資料もあります。

15%は先ほどのどの推計とも合いません。何を数えたのか明かしていない数字です。

この姓の比率を語る資料を見たら、いつ誰が何を数えたのかをまず確かめてください。出典のない数字が特に多く出回る名前です。

Nguyenは一音節です

ローマ字で六文字なのに、読むときは一息です。ここで外国人のほとんどがつまずきます。

「グエン」と書くと二文字に見えますが、実際は一音節です。「ヌ・グ・エン」のように区切ると通じません。

英語圏ではwinの前にsingの語尾の音を付けてみろと説明します。ngwinに近い音が出ます。

北と南で違います

ハノイで聞く音とホーチミン市で聞く音は同じではありません。

北では末尾が上がります。問いかけのように聞こえます。南では末尾がngの音で閉じ、下に沈んでから平らになります。

どちらも正しい音です。地域による違いにすぎません。

できなくても構いません

ベトナムの人も、外国人がこの音を正確に出すとは思っていません。声調まで合わせるには長い練習が要ります。

ただ、一音節にまとめようとするだけで通じます。三つに区切って読むよりずっとましです。

日本語表記はグエンで定着しています。「グェン」「ングエン」と書かれた資料もありますが、同じ名前です。

いまも姓を取り戻そうとしている村があります

姓を変える話は昔のことだけではありません。ハノイから車で一時間ほどのフンイエン省に、そういう村があります。

コアイチャウ県リエンケー社に、カムケー、ボイケー、カムボイという三つの村が隣り合っています。ここに住む千人ほどがドー(Đỗ)という姓を名乗ります。

ところが村の人たちの言い分は違います。ドーは本当の姓ではないというのです。

フンイエン省リエンケー社地図

700年ほど前に付けた字だといいます

村の言い伝えでは、およそ700年前に先祖が正体を隠すためにドーという字を前に付けました。本当の姓はその後ろに来る字だ、というのです。

ですからこの村の男性の名前はドー・チャン、ドー・ヴァン、ドー・バー、ドー・クアンのように二字で始まります。村の人は後ろが姓で、ドーは付け足しだと言います。

根拠として挙げるのが女性の名前です。この村では娘にドーを付けず、本来の姓で名前を付けてきました。チャン・ティ・スアン、ヴァン・ティ・トゥーのような形です。男だけを偽装したという話になります。

700年前なら1300年代です。先ほど見た改姓が続いた時期と重なります。史書の記録ではなく村の言い伝えですが、時期は合っています。

2002年から姓を直してほしいと申請しています

2002年にドー・チャンの一族が先に動きました。300余りの世帯分の姓を直してほしいと役所に申請したのです。ドー・バーの一族200余り世帯が続き、九つの一族が順に申請書を出しました。

省の司法局はまず二人について試験的に訂正を認めました。残りは待っています。

待つあいだに問題が起きました。女性300人ほどが戸籍の訂正を待つあいだ身分証を受け取れず、そのうち一部の学生は大学入試で支障を受けました。700年前の偽装が、いまの人の進学を止めていることになります。

ハノイにも同じ村があります

ソンドン社、タンラップ社、コンホア社でも似たことが起きています。娘が父の姓を名乗らない村です。

ベトナムで姓とは何かという問題は、まだ終わっていません。史書に書かれた昔話ではなく、いま役所の書類の上で進行しています。

1940年代のベトナム民主共和国の市民証
近代的な戸籍が定着しつつあった頃の身分証です。このとき姓のなかった人に姓が付いたと伝えられます。

パスポートの欄は二つしかありません

ベトナムの名前は三つに分かれているのに、国際規格のパスポート様式には欄が二つしかありません。ここで実際に問題が起きます。

国際民間航空機関の規格は、名前を姓と与えられた名の二欄に分けます。ベトナムのパスポートには姓、ミドルネーム、名前が順に印刷されますが、どれがどれか印がありません。

ですから航空券を取るとき、どこをどの欄に入れるのかが本当に分からなくなります。

入れ方は決まっています

先頭の一つだけを姓欄に入れます。グエン・ティ・トゥオンヴィならグエンです。残りのミドルネームと名前は、その順のままつなげて名前欄に入れます。ティ・トゥオンヴィになります。パスポートに印刷された並びを変えてはいけません。

カタール航空はベトナムの名前をどう入力するか案内する専用ページを持っています。航空会社が一国の名前の並びのためにページを作るほど、頻繁に起きる問題だということです。

間違えるとどうなるか

パスポートと航空券の名前が違うと、搭乗を断られることがあります。出入国審査で時間がかかることもあります。

ベトナムの方の予約を代わりに取る場面があれば、パスポートの写真を見ながらそのまま書き写すのが安全です。

電子ビザの申請でも同じ規則が働きます。パスポート下部の機械読取部分の綴りをそのまま写せば間違えません。

ホテルでは名前のほうを言います

チェックインで姓を言うと名簿から見つからないことが多いはずです。この記事がずっと話してきた理由からです。

予約確認書の名前全体を見せるか、後ろの名前を言えばずっと早く終わります。

名札一つに800年が入っています

フロント係の名札にあるグエンは、ただよくある姓ではありません。1232年に姓を奪われた人々、1428年に褒美として姓を受けた功臣、1593年に王朝が倒れて逃れた人々、1880年代に戸籍を作りながら姓を得た人々が、800年かけて同じ一字に集まった結果です。

その子孫がいまホテルのフロントに立ち、タクシーを走らせ、食堂をやっています。名前を尋ねると、たいてい後ろの一つか二つを教えてくれます。その部分こそが、その人を指す本当の名前です。

パスポートの綴りをそのまま写す要領はベトナムのビザ・eビザ案内に書いてあります。

入国時に止められる物と規定はベトナムで違法なものに整理してあります。

ベトナムのパスポートの身分事項ページ
パスポートには姓・ミドルネーム・名前が順に印刷されますが、どれがどれかの表示はありません。
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10月のダナン:洪水・台風、どう計画する?11月のダナン:涼しく静かな雨の季節12月のダナン:涼しい日・クリスマス・海辺の年越し12月のニャチャン:島ツアーが出ない日と街で過ごす日、そして年末の宿代1月のダナン:穏やかな気候とテト、何をする?1月のニャチャン旅行:天気と海と島、年始の混雑とホテル料金、持ち物まで2月のダナン:テトの賑わいと春の気配2月のニャチャン旅行:一年で最も雨が少ない月の天気と海、テト旧正月の料金と混雑3月のダナン:暖かく乾いた、ビーチシーズンの始まり3月のニャチャン旅行: 海が穏やかになる月、天気と海水温、そして料金4月のダナン:日差し・穏やかな海・少ない人出5月のダナン:夏の前の、暑いビーチ日和6月のダナン:暑さ・穏やかな海・花火シーズン7月のダナン:真夏・澄んだ海・長いビーチ日和8月のダナン:猛暑と最初の雨、何をする?9月のダナン:雨が戻る——それでも行く価値は?インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート徹底ガイド|あなたに合う?判断のすべてヴィンパール・サファリ・フーコック:餌やり時間割とサファリバスの締切、チケットの選び方ヴィンワンダーズ・フーコック|チケット料金とエリア別の営業時間、公演スケジュールとサファリのセット券カットバ島の行き方と船の時刻、ホテルと見どころ|ハノイから半日で行ける島カムラン空港からニャチャン市内へ|乗り継ぎ組が先に知っておきたいターミナルと料金の話クーラオチャム日帰り完全ガイド ホイアン発チャム島の最新ルールクチトンネルの料金は二枚に分かれます:ベンディンとベンズオックコンダオの宿はどこに取るか:リゾート4軒と町のホテル、場所ごとの違いコンダオ島 旅行ガイド|行き方と船の時刻、監獄跡・ビーチ・ホテルまでサパ完全ガイド:棚田とトレッキング、そしてファンシーパンシンフォニー・オブ・ザ・シーとキス・オブ・ザ・シー、どっちを見るべき?ダナン ホテル・リゾート おすすめ|カテゴリ別厳選ガイドダナン・ドルフィナリウム「Dance of the Ocean」完全ガイド|ダナン初のイルカ・アシカショーダナン・ホイアンの荷物預かり:スーツケース、どこに預ける?ダナン・ホイアンの雨季と台風シーズン(9〜11月)行ってもいい?キャンセルすべき?正直な判断ガイドダナンからフエへ列車で:ハイヴァン海岸の絶景を車窓にダナンからフエへ日帰り:王宮・帝陵・行き方ダナンからホイアンへの一番ラクな行き方(車・Grab・バス比較)ダナンでゴルフ:名コース・グリーンフィー・予約のコツダナンで一ヶ月暮らす:生活費・ネット・住むエリアダナンで地元客が並ぶバインミーの名店ダナンで絶対食べたい料理10品(どこで食べるかも)ダナンとニャチャン、どっちを選ぶ?ビーチ旅行の徹底比較ダナンとフーコック、どっちを選ぶ?旅の月と過ごし方で決める完全比較ダナンのアクティビティ:予約する価値のあるツアー・体験ダナンのヴィーガン・ベジ:どこで食べ、どう頼むダナンのコーヒー、何を頼む?おすすめカフェもダナンのゴールデンブリッジ、手の上の黄金の橋のすべてダナンのチャム彫刻博物館、行く価値ある?ダナンのドラゴン橋、火と水のショーの時間と特等席ダナンのナイトライフ完全ガイド:費用・閉店時刻・帰り方ダナンのバイクレンタル:料金・ルール・正直なリスクダナンのバインセオ・ネムルイ、こう巻いて食べるダナンのハネムーンが正解な理由:5つ星リゾートも手が届くロマンスダナンのハン川ナイトクルーズ、火を吐く時間に川の上にいる便はどれかダナンのベストシーズンはいつ?月別にずばりダナンのベストビーチ、あなたに合うのは?ダナンのマッサージ・スパ、何を受けていくら払う?ダナンのミーケービーチ:白砂・サーフィン・日の出と「チャイナビーチ」ダナンの三日月ウォーターパーク:屋内スライダー・温泉・ビーチが一つにダナンの名物麺ミー・クアン、上手な頼み方ダナンの天気:乾季と雨季を、月別で完全ガイドダナンの海鮮、ぼったくられず美味しく食べる方法ダナンの移動:Grab・タクシー・バイク・徒歩ダナンの買い物、ハン市場で何を買う?(買える物と場所)ダナンの車チャーター: 料金の決まり方、Grabとの分かれ目、一日の組み方ダナンの魚すり身麺ブンチャーカー、何を頼む?ダナンはどこに泊まる?エリア別ホテル選び完全ガイド|5つの拠点と旅行者タイプ別おすすめダナン一人旅:バイク配車の料金、一人で食べられる一杯、宿のエリアと三日間の時間割ダナン国際花火大会2026(DIFF):日程・チケット・無料で観る方法ダナン旅行、実際いくら?リアルな予算の話ダナン旅行の持ち物:時期・同行者別チェックリストダナン旅行完全ガイド2026:航空券・天気・ホテル・グルメまで丸わかりダナン深夜・早朝到着: 予約すべき夜、空港でできないこと、午前の使い方ダナン発の日帰りベスト:どこまで足を延ばす?ダナン空港から市内・ホイアン 2026:Grab・タクシー・送迎ダナン空港ファストトラック徹底解説:料金の内訳、混雑する時間帯、不要なケースダナン観光でやること全部:料金・営業時間・予約が要る場所と要らない場所ダナン観光モデルコース 3日・4日・5日の時間割つきダナン随一の夕日スポット、ソンチャ半島とレディブッダダラットのダタンラ滝とアルパインコースター|チケットの買い方、料金、受付終了時刻ダラットの宿はどこに取る?歩ける場所と車が要る場所ダラット旅行ガイド:見どころと日程、気温、料金、宿泊エリア、行き方テト・チュントゥー:旅行者のためのベトナム中秋節ガイドニャチャン・ヴィンワンダーズ完全ガイド|チケット料金、1日券と16時以降券の違い、ケーブルカーと園内施設までニャチャンからダラットへの行き方:バスとリムジンの料金、所要時間、乗り場までニャチャンのナイトライフ:ナイトマーケット・ルーフトップ・ビーチクラブの閉店時刻ニャチャンのホテルはどのエリア?5地区を宿タイプ別に比較ニャチャンの泥温泉(マッドバス)完全ガイド|5施設の料金比較、泥に浸かる20分の中身、行き方と持ち物ニャチャンの見どころまとめ:ポーナガル・海洋博物館からホンタム・ヤンバイまで、半日と一日で分けるニャチャンの雨季(9〜11月)は行く価値ある?台風と正直に向き合う決定版ガイドニャチャンの食べ物まとめ:ブンスア・ネムヌン・バインカンの値段と店、海鮮の頼み方ニャチャン島巡り完全ガイド|パーティーボートと貸切スピードボートの違い、4島の中身と料金、湾の入場料までニャチャン旅行完全ガイド|エリア別コース・ベストシーズン・予算で選ぶベトナム随一のビーチヌイタンタイ温泉 完全ガイド|ダナン近郊の森に湧く天然温泉テーマパークノイバイ空港からハノイ市内へ。2026年8月に変わった乗り場までバーナーヒルズ完全攻略|ゴールデンブリッジ・料金・行き方・混雑回避のすべてバーナーヒルズ山頂泊、メルキュールの料金と早朝ケーブルカーとゴールデンブリッジハイアット リージェンシー ダナン徹底レビュー:マーブルマウンテン最寄りの家族向けリゾートハイヴァン峠、ダナンからフエへ:バイク・車・イージーライダーハイフォン旅行ガイド:ハノイからの行き方、見どころ、ホテルと食べ物、カットバ島ハザン・ループ 完全ガイド|マーピーレン峠とニョクエ川を巡るベトナム最北の絶景ハノイ 宿泊エリアはどこがいい?6エリア54軒を本音比較ハノイからサパへの行き方:バスと寝台列車の時刻・料金、乗車場所と到着時刻ハノイからニンビン日帰り:チャンアン・ムア洞窟を上手にまわるハノイ旅行ガイド2026 — 旧市街・ホアンキエム湖・エッグコーヒー、初めてでも安心パノラマ・ニャチャン宿泊ガイド:同じ建物に名前がいくつもある理由と予約前の確認ハロン湾クルーズの選び方完全ガイド(日帰り・1泊どっち?)フーコック ホッピング|アンターイ諸島の出発港・島までの距離・所要時間・料金と3島ツアーの選び方フーコック ホントム島ケーブルカー完全ガイド|料金85万ドンの中身と、午前便と午後便で滞在時間が倍違う理由フーコック島、いつ行くのがいい?月別の天気とベストシーズンフーコック島の宿、どのエリアに泊まる?目的別おすすめ5エリア徹底ガイドフーコック島の行き方と回り方:到着時刻・移動時間・一日の予算フーコック島の遊び方完全ガイド|アクティビティ・観光の決定版フエの宿はどこに取るか:歩いて回れる川の南側と、車が要る郊外フエ旅行ガイド:ベトナム最後の王都を、きちんと味わうフォンニャの洞窟 完全ガイド:ベトナム最大の洞窟王国へベトナムで違法なもの:加熱式たばこの持ち込み禁止と罰金の一覧ベトナムのeSIM・SIM:料金・値段・設定を全部まとめベトナムのGrab vs Xanh SM vs Be(2026):どれが一番安い?使い方までベトナムのお金:現金かカードか、いくら持っていく?ベトナムのチップ・マナー、いくらをいつ?ベトナムのビザとe-VISA:誰に必要で、どう申請する?ベトナムは安全?よくある詐欺の全部と30秒の防御法ベトナム入国2026最新ガイド|ダナン・ホーチミン・ハノイ、7月から変わる健康申告とデジタル到着カードベトナム北部の旅行ガイド|ハノイを起点にハロン湾・サパ・ニンビン・ハザンをどう回るかベトナム旅行完全ガイド|地域・ベストシーズン・モデルコース・予算・ビザ・交通ベトナム最大の仏像、レディブッダとリンウン寺ベトナム都市間移動ガイド|飛行機・列車・バスを距離別に比較ホーチミン(サイゴン)の宿 エリア別おすすめガイドホーチミン4区シーフード街ヴィンカイン通りの歩き方ホーチミン観光ガイド完全版|サイゴン旅行の決定版ホーチミン観光とベトナム南部のまわり方ガイド2026|何日必要・治安・予算までホイアンで予約したいツアー・教室・ボートホイアンで何をする?ランタンの先の楽しみ方ホイアンで食べるべきもの:カオラウ・ホワイトローズはどこでホイアンのチャークエ・ハーブ村:庭で過ごす半日ホイアンのバスケットボート、乗る価値ある?料金・コツ・ぼったくり注意ホイアンのビーチ、アンバン vs クアダイどっち?ホイアンのランタン祭り:日程・楽しみ方・灯籠の流し方ホイアンの仕立て屋、ぼったくられず上手に作る方法ホイアンの宿、旧市街・ビーチ・田園どこがいい?ホイアンの料理教室、どこで習い何を作る?ホイアンの歩き方:車禁止の旧市街・Grab・駐車ホイアンの浸水シーズン: 水が来る順番、閉まる場所、宿の選び方までホイアン観光ガイド|ランタンの旧市街を歩き尽くす完全版ホイアン観光の日程:1日・2日・3日のまわり方と入場券、開いている時刻マーブルマウンテン(五行山)ダナン観光ガイド:料金・エレベーター・行き方を徹底解説マンデン(Mang Den):ベトナムの「第二のダラット」、中部高原の秘境ミーソン遺跡、いつ行くのがいい?料金・ツアー・コツムイネー・ファンティエット旅行ガイド:二つの砂丘と料金、行き方、宿、日程ムイネーの宿はどこに取るか:海沿いと道路向かい、区間ごとの違いと料金ムスリムフレンドリーなダナン:ハラル料理・モスク・礼拝室ロンタイン国際空港ガイド:開港時期とタンソンニャットとの違い両親と行くダナン旅行:朝いちばんの海辺から夜のクルーズまで、一日の組み立て方中部ベトナム完全ガイド|ダナン・ホイアン・フエ・フォンニャ子連れダナン、本当にラクに楽しむコツ鏡のような水面、ラップアン干潟の日の出(行く時間がカギ)雨のダナンで何をする?室内で楽しむ15のこと
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ベトナムの姓:よくある質問

Q. ベトナムでグエン姓は正確に何パーセントですか?
正確な数字はありません。ベトナム政府が姓を集計していないためです。よく引用される推計は38.4%(2005年の研究)と31.5%(出典が確認できない2022年の数字)で、英語圏では40%と紹介されることが多いです。
Q. なぜここまで増えたのですか?
1232年に陳朝が李氏にグエンへの改姓を命じたのが始まりです。その後も王朝が交代するたびに国姓の下賜や姓を隠す動きが繰り返され、1802年にはグエンが王室の姓になりました。
Q. ベトナムの名前はどれが苗字ですか?
先頭が姓です。姓、ミドルネーム、名前の順に並び、人を呼ぶときは末尾の名前を使います。
Q. Nguyenはどう読みますか?
一音節です。英語圏ではwinの前にsingの語尾の音を付けると説明されます。北部は末尾が上がり、南部はngで閉じます。日本語表記はグエンです。
Q. 航空券にベトナムの名前をどう入力しますか?
先頭の一つだけを姓欄に入れ、ミドルネームと名前をその順のまま名前欄に入れます。パスポートの並びを変えてはいけません。
Q. ベトナムの女性は結婚すると姓が変わりますか?
変わりません。法律上そのまま自分の姓を保ちます。子は父の姓を継ぐので、一つの家庭に姓が二つあるのが普通です。

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