11月のベトナム旅行ガイド:北部とハロン湾は晴れ、ダナン・ホイアン・ニャチャンは雨の季節。地域ごとの天気と服装、おすすめの行き先
11月のベトナムは、北部が晴れて乾き、中部の海沿いは雨が多く、南部は乾季へ移っていく途中です。ハノイからフーコックまで18の行き先を、行きやすい所、条件つきの所、ほかの月がよい所に分けて説明します。
| 行きやすい所 | ハノイ、ハロン湾、ニンビン、カットバ島、ハザン、ダラット、ムイネーは雨が少なく、観光に向いた時期です。 |
|---|---|
| 条件つきの所 | サパは寒さ、南部とフーコックは月初めの雨、コンダオ島は船の運航に気をつければ楽しめます。 |
| 避けたい所 | フエ、ダナン、ホイアン、フォンニャ、ニャチャンは雨が多く、ほかの月のほうが向いています。 |
| ニャチャン | 11月は一年でいちばん雨の多い月で、海に入らないよう呼びかけられる日もあります。 |
| 花 | ハザンのソバの花、バヴィとダラットの野生のひまわり、ハノイの白い小菊が見頃です。 |
| 服装 | 北部は日本の晩秋、サパとハザンは日本の初冬、南部と島は夏の服が目安です。 |
| ビザ | 日本のパスポートなら、45日までビザなしで入国できます。 |
1. 行くならここ、避けるならここ
2. 北部は晴れ、中部は雨になるわけ
3. 各地の気温と雨の量
4. ハノイは晩秋から冬の入り口
5. ハロン湾・カットバ島・ニンビンは雨の少ない季節
6. サパは寒さに備えれば歩きやすい
7. ハザンはソバの花の季節
8. フエ・ダナン・ホイアンは雨の多い時期
9. 中部の島と洞窟は船と水位しだい
10. ニャチャンは一年でいちばん雨の多い月
11. ダラットとマンデンは雨季の終わりと野生のひまわり
12. ムイネーは雨が減り、カイトサーフィンの季節に
13. ホーチミンとメコンデルタは雨季の終わりかけ
14. フーコックは月末に近いほど晴れやすい
15. コンダオ島は船の運航を先に確認
16. この月の花と行事
17. 混み具合と値段
18. 服装と持ち物
19. 入国とビザ
20. 日数別のモデルコース
21. 前後の月と比べると
22. この時期のベトナムが向いている人、向いていない人

1. 行くならここ、避けるならここ
11月のベトナムは、同じ国の中で地域ごとに天気が逆になります。北部は雨が少なく晴れの日が多い時期に入り、中部の海沿いはまだ雨の多い時期が続いています。南部は雨季が終わりかけていて、乾季へ移っていく途中です。
先に答えを書くと、この月に迷わずすすめられるのは北部です。ハノイ、ハロン湾のクルーズ、ニンビン、カットバ島、それに山あいのハザンは、11月が旅行によい時期です。高原のダラットと南部の海辺のムイネーも、雨が大きく減るのでおすすめに入ります。
反対に、フエ、ダナン、ホイアン、フォンニャのある中部と、南寄りのニャチャンは、ほかの月にしたほうがよい場所です。フエやダナンは10月の次に雨が多い月で、ニャチャンにいたっては11月が一年でいちばん雨の多い月です。ビーチで泳ぐための旅なら、この月のこの地域は選ばないほうが無難です。
その間に入るのが、サパ、マンデン、ホーチミンとメコンデルタ、フーコック、コンダオ島です。行けないわけではありませんが、サパは寒さ、南部は月初めに残る雨、コンダオ島は船の運航というように、それぞれ気をつける点があります。
行き先の早見表
| 判定 | 行き先 | 理由 |
|---|---|---|
| ◎ 11月に行きやすい | ハノイ、ニンビン、ハロン湾、カットバ島・ハイフォン、ハザン、ダラット、ムイネー | 雨が少なく、晴れる日が多い |
| △ 条件つき | サパ、マンデン、ホーチミン、メコンデルタ、フーコック、コンダオ島 | 寒さ、月初めの雨、船の運休に注意 |
| × ほかの月がよい | フエ、ダナン、ホイアン、フォンニャ、ニャチャン | 雨の多い時期。ニャチャンは11月が一年で最多 |
3泊から5泊の短い旅なら、直行便のあるハノイから入り、北部だけを回るのがいちばん確実です。ホーチミンから入る場合は、ダラット、ムイネー、フーコックへ足をのばせます。ダナンへの直行便で中部に入るなら、雨の日にどう過ごすかを先に決めておいてください。
2. 北部は晴れ、中部は雨になるわけ
地域によって天気が分かれる理由は、季節風です。11月になると、北から冷たく乾いた空気がたびたび下りてきます。北東の季節風と呼ばれる風で、ベトナムの国家水文気象予報センターも、この風は11月から強くなり、回数も増えると説明しています。
この風が吹くと、北部は乾いて晴れた天気になります。ハノイの冬に多い細かい霧雨は、11月にはほとんど降らず、1月から3月に集中します。空気が乾いて見通しがよくなるので、山や湾の景色を見るのにも向いています。
中部では同じ風が雨になる
同じ風は中部にも吹きます。中部では海のすぐ西にチュオンソン山脈があり、風がこの山にぶつかって雨になります。そのため中部の海沿いは、秋から初冬にかけてが雨季です。夏に雨が多い北部や南部とは、雨の季節が逆になっています。
台風や熱帯低気圧も、10月と11月は中部に集まりやすくなります。時期が遅くなると、南部に来ることもあります。出発が近づいたら、ベトナム国家水文気象予報センターの予報を確かめておくと安心です。
南部は乾季へ切り替わる途中
ホーチミン、メコンデルタ、フーコックといった南部では、夏の南西の季節風による雨季が、ふつう11月の中旬から下旬に終わります。つまり11月は、乾季に切り替わっていく月です。月の初めと終わりで空模様がかなり違うので、南部へ行くなら月末に近いほど晴れる日が多くなります。
北部と南部を一度に回るなら、月の前半に北部、後半に南部という順番にすると、どちらもよい時期に合わせやすくなります。
3. 各地の気温と雨の量
下の表は、ベトナム各地の観測所の11月の平年値です。平均気温、ひと月の雨の量、雨が降った日の数を並べました。この記事の◎△×の判定は、この表をもとにしています。
| 行き先 | 判定 | 平均気温(℃) | 雨量(mm) | 雨の日 | 観測所とメモ |
|---|---|---|---|---|---|
| ハノイ | ◎ | 21.9 | 67 | 7日 | ラン観測所 |
| ニンビン(チャンアン、タムコック) | ◎ | 21.8 | 67 | 8日 | ニンビン観測所 |
| ハロン湾 | ◎ | 21.5 | 39 | 6日 | バイチャイ観測所。霧が多いのは2月から4月 |
| カットバ島・ハイフォン | ◎ | 21.5 | 43 | 6日 | ハイフォンのフーリエン観測所。カットバ島には観測所がない |
| ハザン | ◎ | 20.3 | 84 | 10日 | 標高118mの市内観測所。ドンヴァン高原はもっと寒い |
| ダラット | ◎ | 17.5 | 94 | 12日 | 10月は245mm、12月は36mm |
| ムイネー・ファンティエット | ◎ | 26.7 | 55 | 7日 | ファンティエット観測所。10月は159mm |
| サパ | △ | 12.5 | 106 | 14日 | 最低気温の平均は10.2℃。霧の日は11日 |
| マンデン | △ | 観測なし | 観測なし | 観測なし | 標高1,000m超の高原で、コントゥムより涼しい |
| ホーチミン | △ | 26.7 | 135 | 12日 | タンソンニャット観測所 |
| メコンデルタ(カントー) | △ | 26.9 | 137 | 14日 | 10月は301mm、12月は42mm |
| フーコック | △ | 26.9 | 164 | 14日 | 10月は354mmで22日、12月は59mmで6日 |
| コンダオ島 | △ | 26.9 | 175 | 12日 | コンダオ観測所 |
| フエ | × | 23.2 | 642 | 21日 | 一年で最も多いのは10月(773mm)、11月はその次 |
| ダナン | × | 24.4 | 448 | 20日 | 雨量の最多は10月(628mm)。雨の日の数は11月が最多 |
| ホイアン | × | 24.1 | 623 | 22日 | ホイアンに観測所がないため、タムキー観測所の値 |
| フォンニャ | × | 22.6 | 319 | 17日 | ドンホイ観測所 |
| ニャチャン | × | 25.8 | 382 | 18日 | 11月が一年で最も雨の多い月(10月は312mm) |
数字の出どころは、ベトナム国家建設基準QCVN 02の気候資料です。建物の設計に使うための公的な資料で、長い期間の観測をならした平年値が載っています。ある年の11月がこのとおりになるとは限りませんが、地域ごとの違いをつかむには十分です。
表を見るときに知っておきたいこと
いくつかの行き先は、近くの観測所の値で代わりに示しています。ホイアンには観測所がないので南にあるタムキーの値、カットバ島は対岸のハイフォンの値、フォンニャは海沿いのドンホイの値です。マンデンには観測所がないため、数字を入れていません。
ハザンの数字は、谷あいの低い場所にある市内の観測所のものです。旅行者が向かうドンヴァン高原は標高がずっと高いので、表の気温より寒くなります。サパも山の上の町で、北部のほかの町とは服装がまるで違ってきます。
全体をざっと見ると、北部は雨が少なく、中部の海沿いとニャチャンは雨の量が桁違いに多いことがわかります。南部はその中間で、10月から12月にかけて雨が大きく減っていく途中にあります。
4. ハノイは晩秋から冬の入り口
11月のハノイは、秋の終わりと冬の入り口が重なる時期です。昼は長袖1枚で歩ける日が多く、朝と夜は少し肌寒く感じます。服装は日本の晩秋くらいを目安にしてください。雨が少ないので、旧市街やホアンキエム湖地図のまわりを歩いて回るのにちょうどよい季節です。
白い小菊が街に出回る
この時期のハノイらしい景色が、ホアミーと呼ばれる白い小菊です。11月から12月に咲き、自転車やバイクの荷台に花をいっぱいに積んで売り歩く人を、街のあちこちで見かけます。花を育てているのは郊外のタイトゥやニャッタンで、タイ湖の近くのアウコー通りに花を売る店が集まります。
秋のハノイでよく知られるホアスア(ミルクフラワー)は、9月中旬から10月初めが盛りです。11月にはほぼ終わっているので、この花を目当てにすると時期が合いません。
郊外のバヴィで野生のひまわり
ハノイの西にあるバヴィ国立公園地図では、ダークイーと呼ばれる野生のひまわりが山の斜面にたくさん咲きます。和名ではニトベギクと呼ばれる花です。バヴィ国立公園の公式案内によると、花の季節は10月末から12月初めで、満開は11月上旬から下旬です。入場料は大人60,000ドンで、学生と子ども、60歳以上は割引があります。
バヴィのひまわりは、行けるなら平日に行きましょう。見頃の週末は朝早くから入口に行列ができ、写真を撮る場所も混み合います。
教師の日の花
11月20日はベトナムの教師の日です。祝日ではありませんが、先生に花を贈る習慣があるので、この前後は花の値段が上がります。一日だけのことなので、旅行の予定を変える必要はありません。
ハノイの見どころはハノイ旅行ガイドに、北部全体の回り方は北部ベトナムのガイドにまとめました。ハノイとホーチミンのどちらから入るか迷っているなら、ハノイとホーチミンの比較も参考にしてください。

5. ハロン湾・カットバ島・ニンビンは雨の少ない季節
ハロン湾は、11月が一年でも雨の少ない時期にあたります。霧が多いのは2月から4月なので、この月は島々が遠くまで見えやすいのも利点です。そのぶんクルーズは繁忙期に入り、人気の船から先に予約が埋まっていきます。
夜は涼しいので、デッキに出るなら上着を持っていきましょう。海で泳ぐこともできますが、水を冷たく感じる人が多いはずです。クルーズ船の多くは、ハロン国際旅客港地図から出ます。
クルーズが止まる日もある
11月いっぱいクルーズを休むような決まりはありません。ただし台風や熱帯低気圧が近づくと、港の当局がその都度、出航の許可を止めます。予約するときに、天気で欠航した場合の返金や振り替えの条件を確かめておいてください。
泊まりのクルーズは、11月の分を早めに予約してください。北部の旅行シーズンなので、評判のよい船ほど先に満室になります。
カットバ島とランハ湾
カットバ島とランハ湾地図はハロン湾のすぐ南にあり、天気もほぼ同じです。対岸のハイフォンの観測所でも、11月の雨は少なめです。カットバの町地図に泊まり、小さな船で湾を回る方法もあって、ハロン湾より静かに過ごしたい人に向いています。港町のハイフォンを通るルートにすると、ハノイからの移動も組みやすくなります。
ニンビン
ニンビンのチャンアン地図やタムコックは、小舟に乗って岩山の間を進む場所です。11月は稲刈りが終わったあとなので、田んぼは黄金色ではありません。そのかわり涼しくて歩きやすく、自転車で村の道を回るのにもよい時期です。ハノイから日帰りでき、ハロン湾と組み合わせる人も多い場所です。

6. サパは寒さに備えれば歩きやすい
サパは山の上の町なので、同じ北部でもハノイよりずっと寒くなります。霧がかかる日が多く、細かい霧雨が降る日もあります。朝晩の冷え込みは日本の初冬と同じくらいで、過去には11月に1.5℃まで下がった記録もあります。
標高の高いファンシーパン山頂地図は、町よりさらに寒くなります。年によっては、11月末に霜が降りたこともあります。ただ毎年見られるものではないので、霜を目当てに予定を立てるのはやめておきましょう。
棚田はもう黄金色ではない
サパの棚田の稲は9月に実り、そのまま刈り取られます。11月の田んぼは刈り取りが終わったあとなので、写真でよく見る黄金色の景色はありません。稲穂の色を見たいなら、9月に行くほうが合っています。
その一方で、11月は雨が比較的少なく、気温も低いので、長い距離を歩くトレッキングには向いています。汗をかきにくく、夏にくらべて道がぬかるむ日も少なめです。町の中心はサパ湖地図のあたりで、ここから村へ歩いて下りていくコースがたくさんあります。
サパへは、日本の初冬の服装で行ってください。ダウンやフリースといった厚手の上着と、雨をはじく上着が要ります。ハノイの気温に合わせた服だけでは、朝晩にかなり寒い思いをします。
ハノイからの行き方
ハノイからは、寝台バス、リムジンバス、夜行列車などで向かいます。所要時間や乗り場の違いは、ハノイからサパへの行き方にまとめました。

7. ハザンはソバの花の季節
ハザンは中国との国境に近い山岳地帯で、行政上はいまトゥエンクアン省に入っています。11月は北部のほかの地域と同じく雨が少なく、空気が乾いて山並みがよく見える時期です。
ソバの花がいちばんきれいなのは11月初め
この時期の見どころは、ソバの花です。省が畑を何回かに分けて種をまくので、10月から12月まで長く咲いています。トゥエンクアン省の新聞によると、いちばんきれいなのは11月初めです。
ソバの花の祭りは、ドンヴァンの古い町並み地図のあるドンヴァンで開かれます。開幕は10月末から11月初めごろで、年によって変わります。日程を合わせたいなら、その年の案内を確かめてから予約してください。
高原は町よりずっと寒い
ハザンの町は谷あいの低い場所にありますが、ドンヴァン高原は標高1,000mを超えます。町を出て高原に上がると、気温がはっきり下がります。北の端にあるルンクー国旗塔地図のあたりも、日が落ちると冷え込みます。
バイクで回るなら、手袋を必ず持っていきましょう。走っていると風で体が冷えるので、服装は日本の初冬を目安にして、さらにもう1枚足しておくとちょうどよくなります。
町から高原を回って戻るルートや、何日かけるかといった話は、ハザン・ループのガイドにくわしく書いています。ソバの花を見るなら、高原の中で1泊か2泊しておくと、朝や夕方の畑も見に行けます。
8. フエ・ダナン・ホイアンは雨の多い時期
中部の海沿いは、11月も雨の多い時期が続きます。フエもダナンも、雨の量がいちばん多いのは10月で、11月はその次です。ダナンでは、雨の降る日の数で見ると11月が一年でいちばん多くなります。
フエとダナンでは、観測を始めてから一日に降った雨の最大記録が、どちらも11月に出ています。まとまった雨が一度に降りやすい月だということです。フエの王宮地図のような屋外の見どころは、傘をさして歩く日が多いと考えておいてください。
ホイアンの旧市街が水につかる月
ホイアンでは、トゥボン川があふれると、旧市街の川沿いの通りから水につかっていきます。たいていは1日か2日で水が引き、店もまた開きます。それでも10月末から11月にかけては、ここ数年の間にも何度か浸水がありました。浸水したときの動き方は、ホイアンの浸水シーズンにまとめています。
ホイアンの旧市街は、11月に川の水があふれて通りが水につかることがあります。来遠橋(日本橋)地図のまわりも川に近い場所です。浸水した日は川沿いを歩けなくなるので、日程に予備の日を入れておきましょう。
毎月、旧暦14日の夜に開かれる満月の夜の行事は、11月も行われます。旧市街の店が電灯を消し、灯籠の明かりで過ごす夜です。旧暦に合わせるので、日付は毎年変わります。行事はホイアン文化遺産保存センターが案内しています。雨が降ると、晴れた夜とはだいぶ雰囲気が変わります。灯籠の行事はホイアンの灯籠まつりでもくわしく紹介しています。
海は荒れやすい
中部のビーチは、11月は波が高く、離岸流も起きやすくなります。ダナンのミーケー・ビーチ地図も、泳ぐより眺めて過ごす日が多い時期です。
それでも中部へ行くなら
日程を動かせる人、雨の日に屋内で過ごす計画を立てられる人、宿が安く人の少ない時期を選びたい人なら、中部へ行く意味はあります。反対に、ビーチが目的の人や、一日もずらせない予定がある人には、北部か南部をすすめます。
ダナンの11月については11月のダナン、雨季と台風のときの過ごし方はダナン・ホイアンの雨季と台風、季節ごとの比べ方はダナンのベストシーズンに書きました。中部全体の回り方は中部ベトナムのガイドにあります。

9. 中部の島と洞窟は船と水位しだい
中部の沖の島へは船で渡りますが、11月は海が荒れて船の出ない日が続きます。内陸の洞窟も、洪水の時期にあたるので、一部のツアーが閉まります。ダナンやホイアンからの小旅行を考えている人は、この節を先に読んでおいてください。
クーラオチャム島
ホイアンの沖にあるクーラオチャム島地図は、3月から8月がよい時期です。それ以外の月は海が荒れやすく、観光船のほとんどが出ません。11月は事実上むずかしいと考えてください。季節の間ずっと運休すると発表されるわけではなく、その日ごとに出航の許可が下りないという形で止まります。晴れた時期の日帰りの流れは、クーラオチャム島の日帰りにまとめています。
11月にクーラオチャム島のツアーを予約しても、当日に船が出ないことがよくあります。旅程に入れるなら代わりの行き先を決めておくか、3月から8月の間に行きましょう。
リーソン島
クアンガイ省の沖にあるリーソン島地図は、11月に冷たい北風が強く吹くと、船が何日も止まることがあります。一年でいちばん風が強いのは11月と12月です。島に渡ったあと帰りの船が出ないこともあるので、帰りの飛行機の前には何日か余裕をとってください。
フォンニャの洞窟
フォンニャは、9月から11月ごろが洪水の時期です。このあいだは、水の中を進む洞窟や、何日もかける探検ツアーが閉まることがあります。エン洞窟の探検ツアーは、ふつう9月中旬から11月まで休みます。フォンニャ洞窟の入口地図まで行ってから閉まっていたということがないよう、行きたい洞窟が開いているかを予約の前に確かめてください。
10. ニャチャンは一年でいちばん雨の多い月
ニャチャンは中部の南寄りにある海辺の町です。ここでは10月より11月のほうが雨が多く、11月が一年でいちばん雨の多い月です。近くのカムランも、11月の雨がいちばん多くなります。
ニャチャンの11月は、一年でいちばん雨の多い月です。ビーチで泳ぐための旅なら、この月は避けたほうが確実です。
海に入らないよう呼びかけられる日
ニャチャン湾の管理委員会によると、海が荒れる時期はふつう旧暦9月から旧正月のころまでです。波の高さが1mから2mになる日は、海に入らないよう呼びかけています。禁止されているわけではありませんが、泳ぐには危ない状態です。ベトナム通信社の報道によると、浜の看板はベトナム語、英語、ロシア語、韓国語の4つの言葉で書かれていて、日本語はありません。救助隊は毎日、朝5時から夕方6時半まで見回っています。
天気の悪い日は、島を回るツアーの船にも出航の許可が出ません。チャンフー・ビーチ地図沿いのホテルに泊まっても、海を眺めるだけの日が多くなると考えておいてください。
ダラットへの峠道
ニャチャンとダラットを結ぶカインレー峠(国道27C号線)は、大きな土砂崩れのあとしばらく通れませんでした。いまは朝5時から夕方6時までの昼間だけ通れます。11月は雨で道の状態が変わりやすいので、出発の前にその日通れるかどうかを確かめてください。
それでもニャチャンへ行くなら
ビーチが目的なら、車で南へ下ったムイネーか、フーコックのほうが合っています。ニャチャンへ行くなら、泥温泉やヴィンワンダーズのように、雨に左右されにくい過ごし方を中心にしましょう。雨季の過ごし方はニャチャンの雨季に、ひと月ずらせる人は12月のニャチャンも読んでみてください。
11. ダラットとマンデンは雨季の終わりと野生のひまわり
ダラットは高原の町で、11月は雨季が終わっていく月です。雨の量は10月の半分以下に減り、12月にはさらに少なくなります。日の差す時間も、10月より長くなります。
昼は過ごしやすいものの、朝と夜はかなり冷えます。上着を1枚持っていけば困りませんが、夜明け前に出かけるならもう1枚あると安心です。町の中心にはスアンフオン湖地図があります。
野生のひまわりが見頃
ダラットのあるラムドン省では、野生のひまわり(ダークイー)が10月末に咲き始め、11月に見頃になり、11月末から12月にかけて散っていきます。2回か3回に分けて咲き、咲いてからすぐに散ってしまう花です。ベトナムの新聞VnExpressでも、ダラットのあちこちで咲く様子が伝えられています。
見られるのは、ダラット郊外の道沿いです。プレン峠、ドンズオン、ドゥックチョン、リエンクオン空港の方面、国道20号線のジーリン付近などで多く咲きます。
花の祭りは12月
ダラットの花の祭りは、12月に開かれます。ダラット市の公式案内にあるとおり12月の行事なので、11月のダラットには公式の祭りがありません。祭りに合わせたい人は、12月に行きましょう。
ダラットへ上る峠道のミモザ峠、プレン峠、カインレー峠は、大雨のあとに通れなくなったことがあります。11月に大雨が降ったあとは、道の状態を確かめてから移動してください。
マンデン
マンデンはコントゥム地方の高原で、行政上はいまクアンガイ省に入っています。標高が1,000mを超えるので、コントゥムの町より涼しく過ごせます。11月から4月が乾季で、11月と12月は野生のひまわりの季節です。高原の中にはダクケー湖地図という湖もあります。
さらに南のザライ省にあるチューダンヤー火山地図でも、11月中旬ごろに野生のひまわりの祭りが開かれます。

12. ムイネーは雨が減り、カイトサーフィンの季節に
ムイネーとファンティエットは、11月に雨が大きく減ります。雨の量は10月の3分の1ほどになり、晴れる日が多くなります。中部の雨を避けて海辺で過ごしたい人が、まず候補にする場所です。
カイトサーフィンのシーズンが始まる
11月は北東の風が強まり始め、カイトサーフィンのシーズンに入ります。風がいちばん強いのは1月と2月なので、11月はまだ強くなり始めたところです。これから習う人には、風が強すぎないこの時期か、3月から4月が向いています。
反対に、静かな海でのんびり泳ぎたい人には、風と波が気になる時期です。海が穏やかなのは5月から8月です。
砂丘とジープ
ムイネーの赤い砂丘地図は、夕方に上がって海を見下ろす人が多い場所です。少し離れた白い砂丘まで、ジープで回るツアーもあります。雨の少ない11月は、砂丘の景色を見に行きやすい月です。
ホーチミンからは車や列車で向かえるので、ホーチミンから入る旅なら組み込みやすい場所です。ダラットから山を下りてムイネーへ抜ける順番にすると、高原と海を一度に回れます。

13. ホーチミンとメコンデルタは雨季の終わりかけ
ホーチミンは、11月が雨季の終わりかけです。午後のにわか雨は少しずつ減っていき、月末に近づくほど乾いた日が多くなります。月の初めは午後に強い雨が降る日もあるので、折りたたみ傘を1本持って歩きましょう。
市内観光の中心はベンタイン市場地図のあたりです。市場や博物館など屋内で過ごせる場所が多いので、雨が降っても予定を立て直しやすい町です。
メコンデルタは水が引いていく時期
メコンデルタでは、9月末から10月に水かさがいちばん高くなり、11月はその水が引いていく時期です。ただし11月初めの大潮の満潮のときは、カントーの町の低い道路が水につかることがあります。カントーからは、朝早くに船でカイラン水上マーケット地図へ出かけるのが定番です。
クメール人の祭りと舟のレース
旧暦10月の満月に合わせて、かつてのソクチャン省(いまはカントー市に合併)で、クメール人のオク・オム・ボク祭りが開かれます。見どころはゴー舟のレースで、細長い木の舟を数十人でこいで速さを競います。旧暦で決まるので、日付は毎年11月の中で動きます。カントー新聞が祭りの内容を伝えています。レースはヌオックゴット湖地図で行われます。
航空券に書かれた空港を確認
ホーチミンの国際線は、長くタンソンニャット空港を使ってきました。新しいロンタイン空港に移る便もあり得るので、航空券に書かれた空港がどちらかを確かめておいてください。新空港のことはロンタイン新空港にまとめています。南部全体の回り方は南部ベトナムのガイドをどうぞ。

14. フーコックは月末に近いほど晴れやすい
フーコックは、11月に雨季が終わります。雨の量は10月の半分以下に減り、12月にはさらにぐっと少なくなります。湿気も下がって、過ごしやすくなっていきます。
とはいえ、11月がすっかり乾季というわけではありません。月の初めはまだ雨の日が残っていて、月末に近いほど晴れやすくなります。日程を選べるなら、11月の後半にしてください。月ごとの違いはフーコックのベストシーズンにまとめています。
島の西側の海が穏やかになる
季節風の向きが変わるので、島の西側のズオンドン地図、チュオンビーチ、オンランのあたりは、海が穏やかになることが多いようです。反対に、東側のサオビーチ地図やケムビーチは、風と波が強くなる日があります。これは地元の観光業者の説明なので、その日の天気によって変わると考えてください。
島の南のアントイ諸島を船で回るアイランドホッピングは、乾季に入ると安定して出られるようになります。コースの選び方はフーコックのアイランドホッピングに書きました。
クラゲと道路工事
11月末から12月中旬は、海のクラゲが増える時期です。いちばん多いのは12月初めです。泳ぐ前に、浜に注意の表示が出ていないかを見ておきましょう。
空港から島の南へ向かう道路には、大きな工事をしている区間があります。通行止めの告知は出ていませんが、南部のホテルとの行き来には時間の余裕を見ておいてください。ダナンとどちらにするか迷っている人は、ダナンとフーコックの比較も読んでみてください。

15. コンダオ島は船の運航を先に確認
コンダオ島の天気は、南部と同じく雨季から乾季へ移る途中にあります。11月からは風が強くなり、10月の2倍近くになります。本土から離れた島なので、風の強さは船の運航にも関わってきます。
ブンタウからの高速船に注意
ブンタウとコンダオを結ぶ高速船は、故障のため運航を止めています。運航会社は、新しい告知が出るまで休むと発表しています。この航路を使うつもりなら、行く前に運航しているかどうかを確かめてください。
ブンタウからコンダオ島への高速船は、故障で運航を止めています。旅程を組む前に運航状況を必ず確かめ、動いていなければチャンデ港からの船か飛行機を使いましょう。
いま使える行き方
チャンデ(かつてのソクチャン省、いまはカントー市)からコンダオへ向かう船は動いています。乗り場はチャンデの旅客船ターミナル地図です。飛行機なら、ホーチミンから便があります。日本から行くなら、ホーチミンで国内線に乗り継ぐのがいちばん組みやすい方法です。
島の中心はコンダオの町地図です。風の強くなる時期なので、船は天気によって止まることもあります。出かける前に、船が動いているかを必ず確かめてください。
16. この月の花と行事
11月は北部と高原で花が咲き、南部では旧暦の祭りがあります。この月に合わせて見に行けるものを、下の表にまとめました。旧暦で決まるものは、毎年日付が変わります。
| 何が | どこで | いつごろ |
|---|---|---|
| ソバの花の見頃 | ハザンのドンヴァン高原 | 11月初め |
| 野生のひまわり | バヴィ国立公園(ハノイ郊外) | 11月上旬から下旬 |
| 野生のひまわり | ダラット郊外、マンデン、チューダンヤー火山 | 11月 |
| 白い小菊ホアミー | ハノイ | 11月から12月 |
| 教師の日(祝日ではない) | 全国 | 11月20日 |
| オク・オム・ボク祭りとゴー舟レース | かつてのソクチャン(カントー市) | 旧暦10月の満月 |
| 満月の夜の行事 | ホイアン旧市街 | 旧暦14日の夜 |
| ベトナム文化の日(有給の休日) | 全国 | 11月24日 |
| カイトサーフィンのシーズン | ムイネー | 11月から |
取り違えやすいのが、ダラットの花の祭りと、チャム族のカテ祭りです。花の祭りは12月、カテ祭りは10月の行事なので、11月の旅では見られません。
新しくできた11月24日の休日
国会の決議で、毎年11月24日が「ベトナム文化の日」になりました。働く人は、この日を給料の出る休みとして休めます。決議には、この日に公立の文化施設やスポーツ施設の入場料を無料にしたり割り引いたりできる、という内容も入っています。どこが対象になるかは、それぞれを管理する機関が決めます。
休みは一日だけですが、週末とつながる年は、国内の旅行者が増えるかもしれません。連休になるかどうかは、その年の政府の発表しだいです。決まった内容はベトナム政府の新聞の発表で確かめられます。
11月24日の前後に人気の観光地へ行くなら、宿と移動の予約を早めにすませておきましょう。公立の博物館などは、この日に入場料が安くなる場合もあります。
17. 混み具合と値段
11月は、年末年始とテト(旧正月)の繁忙期の前にあたります。国全体で見れば、まだ落ち着いて旅行できる時期です。ただし混み方と値段の動きは、地域によってまったく違います。
| 地域 | 人の多さ | 値段 |
|---|---|---|
| 北部(ハノイ、ハロン湾) | 旅行シーズンで多い | 評判のよいクルーズ船から先に埋まる |
| 中部(フエ、ダナン、ホイアン) | 少ない | 閑散期で宿の値段が下がる |
| フーコック | 月末から増える | 月末から繁忙期の料金。年末年始とテトがいちばん高い |
北部は早めに、中部は安く
北部は旅行によい季節なので、評判のよいハロン湾のクルーズ船から先に満室になります。日程が決まったら、船だけは先に押さえておきましょう。
中部の海沿いは閑散期で、宿の値段が下がり、人も少なくなります。雨を気にしない人にとっては、ここがいちばんの利点です。
フーコックは月末から値上がり
フーコックは、11月の末から繁忙期の料金に上がっていきます。晴れやすい月末を狙うなら、宿は早めに予約したほうが、選べる部屋が多く残っています。地区ごとの宿の選び方は、フーコックのホテルの選び方にまとめています。
秋からは、ロシアやその周りの国からの冬の定期便とチャーター便が飛び始め、春まで続きます。ニャチャンやフーコックでは、この時期からロシアからの旅行者が増えていきます。
18. 服装と持ち物
11月のベトナムは、北と南で季節がまったく違います。同じ旅行の中でも、北部では上着が要り、南部では夏服で過ごします。行き先ごとの目安を表にしました。
| 行き先 | 服装の目安 | 持っていくもの |
|---|---|---|
| ハノイ、ハロン湾、ニンビン | 日本の晩秋くらい。長袖と薄手の上着 | 朝晩とクルーズのデッキ用の羽織るもの |
| サパ、ハザン | 日本の初冬くらい。ダウンやフリース | 防水の上着、バイクなら手袋 |
| ダラット、マンデン | 上着1枚 | 夜明けの冷え込みに備える服 |
| フエ、ダナン、ホイアン、ニャチャン | 濡れてもよい服 | レインコート、防水の靴 |
| ホーチミン、ムイネー、フーコック、コンダオ島 | 夏服 | 日焼け止め、傘1本(月初めのにわか雨用) |
北と南を一度に回るとき
北部と南部を一つの旅で回るなら、2つの季節の服を両方持っていくことになります。北部用の上着は、薄手のダウンのように小さくたためるものにすると、南部ではスーツケースにしまっておけます。
スマートフォンの通信
11月は天気で船や道の状況が変わりやすいので、移動中も予報や運航の知らせを見られるようにしておくと安心です。空港に着いてすぐ使えるように、出発前にeSIMを用意しておきましょう。選び方はベトナムのeSIMにまとめました。
19. 入国とビザ
日本のパスポートなら、ベトナムにはビザなしで45日まで滞在できます。ベトナム政府の決議44/NQ-CPで、日本を含む12か国が対象になっています。45日は入国した日から数えます。
45日より長くいる場合は、電子ビザを取ります。電子ビザはどの国の人でも申請でき、最長90日まで、1回だけ入国できるものと何回でも出入りできるものがあります。申請はベトナム政府の電子ビザ公式サイトから行います。
どの空港から入るか
日本からの主な直行便の到着地は、ハノイ、ホーチミン、ダナンなどです。11月の天気に合わせるなら、北部へはハノイから、ダラットやムイネー、フーコックへはホーチミンから入るのが便利です。ダナン便は中部に直接入れますが、この月は雨の多い時期にあたることを頭に入れておいてください。
入国の細かい決まりはベトナムの入国ルールに、電子ビザの申請の手順はベトナムの電子ビザにまとめています。
20. 日数別のモデルコース
日本からの3泊から5泊の旅なら、1つの地域にしぼるのがいちばん確実です。11月なら、ハノイから入って北部を回るか、ホーチミンから入って高原と海を回るかのどちらかがおすすめです。
北部だけを回る
- 1日目 ハノイに着き、旧市街とホアンキエム湖のまわりを歩く
- 2日目 ハロン湾へ移動し、1泊のクルーズに乗る
- 3日目 クルーズを終えてニンビンへ。チャンアンかタムコックで小舟に乗る
- 4日目 ハノイに戻り、バヴィのひまわりか花の市場を見に行く
1週間とれるなら、ここにサパかハザンを足せます。どちらも移動に時間がかかるので、3日から4日は見ておきましょう。ハザンでソバの花を見るなら11月の初め、サパで歩くならいつでもかまいません。
2週間で北と南を回る
- 前半 ハノイ、ハロン湾、それにハザンかサパ
- 移動 飛行機で南へ。中部の海沿いは通り過ぎる
- 後半 フーコックかムイネーの海で過ごす
北部を月の前半、南部を後半にすると、どちらも晴れやすい時期に合わせられます。
ホーチミンから高原と海へ
ホーチミンからダラットへ上がり、山を下りてムイネーへ抜け、ホーチミンに戻る回り方もあります。ホーチミンでは、メコンデルタへの日帰りを1日入れるとよいでしょう。
中部を入れたいなら、雨の日に代わりにする予定を1つ用意し、さらに予備の日を1日とっておきましょう。
21. 前後の月と比べると
11月にするか、前後の月にずらすかで迷う人もいると思います。地域ごとの違いを表にしました。
| 地域 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|
| 北部 | すでに乾いて過ごしやすい | 雨が少なく、旅行によい時期 | 寒くなり、曇りの日が増え始める |
| 中部の海沿い | 一年でいちばん雨が多く、台風の心配も大きい | まだ雨が多い。ニャチャンは一年で最多 | 雨が減り始めるが、まだ多い |
| 南部、フーコック | 雨季のまっただ中 | 乾季へ移る途中 | 乾季がはっきりし、繁忙期の料金 |
| ダラット | 雨が多い | 雨季の終わり。野生のひまわり | 雨が少ない。花の祭り |
10月にするなら
10月は、北部がすでに過ごしやすくなっている一方で、中部は一年でいちばん雨が多く、台風の心配もいちばん大きい月です。南部はまだ雨季のまっただ中です。北部だけを回るなら10月でもかまいませんが、ほかの地域は11月のほうが条件がよくなります。
12月にするなら
12月になると、北部は寒くなり、曇りの日が増え始めます。ハノイの細かい霧雨が増えるのは、その先の1月から3月です。中部は雨が減り始めますが、まだ多い月です。南部とフーコックははっきりした乾季に入り、料金も繁忙期のものに上がります。ダラットでは花の祭りがあります。
南部の海を目的にするなら12月、北部の景色を目的にするなら11月、というのが大まかな選び方です。ニャチャンの海が目的なら、12月のニャチャンで雨の減り方を見てから決めてください。
22. この時期のベトナムが向いている人、向いていない人
11月のベトナムは、どこへ行くかで旅の満足度が大きく変わります。天気のよい地域を選べば、一年の中でもよい時期に入ります。
11月が向いている人
ハロン湾のクルーズやニンビンの景色、ハザンのソバの花など、北部の景色を見たい人には、11月がよく合っています。ダラットの野生のひまわりや、ムイネーでカイトサーフィンを習いたい人にもよい月です。フーコックも、月末に近い日程なら晴れの日を期待できます。
ほかの月を考えたほうがよい人
ダナン、ホイアン、ニャチャンのビーチで泳ぐことが目的の人は、ほかの月を選んだほうが満足できるはずです。クーラオチャム島やリーソン島へ船で渡りたい人、フォンニャで探検ツアーに参加したい人も、11月は避けてください。
ベトナム全体の回り方や、ほかの月の特徴はベトナム旅行ガイドにまとめています。地域ごとの詳しい話は、北部、中部、南部のガイドもあわせて読んでみてください。
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11月のベトナム旅行でよくある質問
地域によって違います。北部は雨が少なく晴れの日が多い時期で、南部は雨季が終わって乾季へ移る途中です。中部の海沿いとニャチャンは、まだ雨の多い時期にあたります。
ビーチが目的なら、ほかの月をおすすめします。雨の多い時期で、ホイアンの旧市街は水につかることがあります。日程を動かせて、雨の日の予定を用意できる人なら、宿が安く人の少ない時期として楽しめます。
入れない日が多いと考えてください。11月は一年でいちばん雨の多い月で、波の高い日は海に入らないよう呼びかけが出ます。泳ぐのが目的なら、ムイネーかフーコックのほうが向いています。
日本の晩秋くらいの服装が目安です。昼は長袖1枚で歩ける日が多く、朝晩は薄手の上着がほしくなります。サパやハザンへ足をのばすなら、日本の初冬の服装が必要です。
雨季が終わっていく月で、完全な乾季ではありません。月の初めはまだ雨の日が残り、月末に近いほど晴れやすくなります。月末からは宿の料金も上がり始めます。
昼は過ごしやすく、夜はデッキに出ると涼しく感じます。上着を1枚持っていけば十分です。霧は2月から4月に多く、11月はほとんど出ません。海で泳ぐと、水は冷たく感じるはずです。
見られません。稲は9月に実って刈り取られるので、11月の田んぼは刈り取りのあとです。そのかわり雨が比較的少なく涼しいので、トレッキングには向いています。
あります。毎月、旧暦14日の夜に開かれ、11月も行われます。旧暦で決まるので、日付は年によって変わります。雨の日は雰囲気が変わるので、天気予報も見ておきましょう。
45日までの滞在ならビザは要りません。45日は入国した日から数えます。それより長くいるなら、政府の公式サイトで電子ビザを申請します。
はい。国会の決議で「ベトナム文化の日」になり、働く人は給料が出たまま休めます。週末とつながる年は、国内の旅行者が増えるかもしれません。
