コンダオ島 旅行ガイド|行き方と船の時刻、監獄跡・ビーチ・ホテルまで
コンダオ島はホーチミンから南の海へ大きく離れたところにあります。飛行機なら45分、船ならメコンの港から渡ります。町のまん中に監獄跡がそのまま残っていて、まわりの海はベトナムでもとくに澄んでいます。行き方と費用、見るもの、必要な日数を順に整理しました。
| どこにあるか | ホーチミンから南の沖合です。人が住むのは大きい島ひとつで、あとは国立公園です。 |
|---|---|
| 行き方 | 飛行機が現実的です。ホーチミンから45分、1日に何便も飛びます。 |
| 船は | 今はチャンデー港からの1航路だけです。ブンタウ発は止まっています。 |
| 見るもの | 監獄跡と墓地、それにビーチです。船で出ればウミガメの産卵地もあります。 |
| お金がかかるところ | 監獄跡はチケット1枚で5か所。国立公園はルートごとに別払いです。 |
| 日数 | 2泊3日で史跡とビーチは回れます。海に出るならもう1日みてください。 |
1. コンダオ島はどんなところか
2. 飛行機で行く
3. 船で行く、そして止まっている航路
4. 島の中の移動
5. なぜこの島に監獄があったのか
6. 監獄跡|チケット1枚と見学の時間枠
7. 収容所を回る順番
8. ハンズオン墓地と慰霊廟
9. 町に残るそのほかの跡
10. 島の人が通るお堂
11. ビーチ
12. 国立公園を歩く
13. 船で出る島
14. ウミガメ
15. 海の中を見たいなら
16. いつ行くか
17. どこに泊まるか
18. 食事
19. 何日みればいいか
20. いくらかかるか
21. 知っておくと困らないこと
22. ほかの島と比べると

1. コンダオ島はどんなところか
コンダオはベトナム南部の沖合にある島の集まりです。大小の島がいくつもありますが、人が住んでいるのはいちばん大きいコンソン島地図だけで、あとはほとんどが国立公園です。
ひとつの島に性格の違うものが同居しています。海辺は水が澄んでいて人も少ないのですが、そこから少し内側へ入ると、フランスと、そのあとの政権が百年以上使った収容所が町のまん中に残っています。
人口が少なく、町は小さい
島に住んでいる人は多くありません。ホテルも食堂も市場も郵便局も歩ける範囲にまとまっていて、その外は海か森です。
そのぶん夜が静かです。遅くまで開いている店はほとんどなく、繁華街と呼べるものもありません。夕食のあとは海沿いを歩くか墓地に行くか、それがこの島の夜です。
行政の名前が変わりました
以前はバリアブンタウ省の県でしたが、今はホーチミン市の特別区です。住所を書くときはホーチミン市になります。
ただし公式の案内や予約画面には古い省名が残っているところが多いです。船のチケットで行き先が古い省名で出ても同じ場所ですので、そのまま進めて大丈夫です。
この島を選ぶ理由
同じベトナムの島でもフーコックはリゾートが並ぶ大きな観光地です。コンダオはその反対で、遊ぶ施設はほとんどありません。休みに来る島であり、史跡を見に来る島です。
海遊びと食事の選択肢ならフーコックが楽です。コンダオは人が少なく水が澄んでいます。どちらを取るかで決まります。
島の名前
地図や予約画面ではコンダオ(Con Dao)で探せます。人が住む大きい島はコンソン島といい、島全体をまとめて呼ぶときがコンダオです。
古い資料ではプロコンドールという呼び名が出てきます。フランス期に使われた名で、監獄の記録にはこの名前で残っているものがあります。
どのくらい離れているか
本土の海岸から見えるような距離ではありません。飛行機で45分、船で2時間半かかるところにあります。
この距離が、この島に監獄が置かれた理由でもあります。

2. 飛行機で行く
いちばん速いのは飛行機です。ホーチミンのタンソンニャット空港からコンダオ空港地図まで45分ほど、1日に何便も飛んでいます。カントーからも1日1便あります。
ハノイやダナンからの直行便はありません。ホーチミンかカントーで乗り継ぎになり、待ち時間を入れると半日仕事になります。
小さなプロペラ機です
この路線はベトナム航空系の会社がプロペラ機で飛ばしています。滑走路が短く、大きなジェット機が満席では発着できないためです。
機内持ち込みの重量が本線より少なめに決められています。予約のときに手荷物規定を確認して、重い荷物は預けてください。
滑走路を延ばして大型機を受け入れる計画は前から出ています。図面はありますが、工事はまだ始まっていません。
早めに取る
座席数の少ない機材なので、席がすぐなくなります。テト、夏の観光期、週末は運賃も大きく上がります。
日程を動かせるなら、平日に入って平日に出るほうがかなり安くなります。
空港から町へ
空港は島の北、町は南です。車で20分弱かかります。
タクシーで25万〜30万ドンほどです。宿が車を出してくれるところも多いので予約時に聞いてみてください。荷物が少なければ空港でバイクを借りてそのまま走ることもできます。
降りてすぐ海を見たいなら、ダムチャウビーチ地図がターミナルから歩ける距離にあります。着陸する飛行機が低く通るビーチで、写真を撮りに来る人が多いです。
欠航もあります
風が強いと飛びません。毎日ではありませんが起こります。
島から戻ったその日に国際線へ乗り継ぐ日程は避けてください。ホーチミンで1泊はさむほうが安全です。

3. 船で行く、そして止まっている航路
今コンダオへ渡れる船はチャンデー港発の1本だけです。古い案内に載っているブンタウ発の船は動いていません。
ブンタウ発は止まっています
ブンタウとコンダオを結んでいた大型の高速船が運航中に機器のトラブルを起こし、そのまま休止になりました。運航会社は次の告知まで止めるとしていて、再開の目安を来年の旧正月ごろとして案内しています。
ブンタウまで移動して船に乗る計画を立てていた方は組み直しが必要です。今その港からコンダオへ出る便はありません。
チャンデー港から乗る
メコン側のチャンデー港地図から出ます。以前はソクチャン省の港でしたが、省の統合でカントー市に属しています。
| 区間 | 出発 | 所要 |
|---|---|---|
| チャンデー → コンダオ | 08:00・13:15 | 2時間15分〜2時間30分 |
| コンダオ → チャンデー | 08:00・13:00 | 2時間15分〜2時間30分 |
300人以上が乗る高速船です。運航会社の告知に出発時刻は潮と天候で変わることがあると書かれていますので、前日にもう一度確認してください。
大人の運賃が36万ドン前後で、これに港の利用料が少し加わります。6歳未満は無料ですが大人と同じ席になります。60歳を超えると割引があり、証明を見せる必要があります。
船はベンダム港に着きます
ベンダム港地図は町から少し離れています。車で15分ほどで、船の時間に合わせて宿の車やタクシーが来ています。
ひとつ先に知っておくと楽なことがあります。ベンダム港と空港は島の反対の端にあります。船で入って飛行機で出る(またはその逆の)日程だと島を一度横断することになり、車で30分かかります。
飛行機と船のどちらを選ぶか
時間だけ見れば飛行機が圧倒的です。ホーチミンから45分で降ります。
船は運賃がずっと安いです。ただしチャンデー港までホーチミンから車で長く走りますし、海が荒れれば欠航します。日程が詰まっているなら飛行機です。
船の切符
運航会社のサイトで買えますし、港とソクチャンの市内、コンダオ島内に窓口があります。ソクチャン市内と港の間には乗船客向けのシャトルバスもあります。
週末と連休は早めに。乗り遅れると次の便まで待つことになり、その次が翌日ということもあります。
4. 島の中の移動
島の中ではバイクがいちばん普通の足です。町は歩けますが、ビーチと一部の見どころは離れています。
バイク
1日14万ドン前後です。連休は少し上がります。保証金を求められたり携帯を預けるよう言われることがあるので、返すときにもめないよう借りる前に傷を写真に撮っておいてください。
燃料は自分で入れます。スタンドは町とベンダム港のあたりです。北へ向かうなら出る前に入れておいてください。
道は空いていて舗装も良好です。海沿いには急なカーブがあり、雨のあとは滑ります。
タクシーと電気カート
タクシーはありますが台数が少ないです。流しを拾うより宿に頼むほうが早いです。
史跡のあいだを回る電気カートも走っています。歩くのがつらい場合や子ども連れならこちらが楽です。
歩いて行ける範囲
町に泊まれば監獄跡と博物館、ハンズオン墓地地図、市場、ローヴォイビーチ地図がすべて歩いて届きます。史跡が町の中に散らばっているので、午前中いっぱいあれば歩いて回れます。
距離の感覚
町を真ん中に置くと、空港は北へ車で20分弱、ベンダム港は西へ15分ほどです。ダムチャウビーチは空港のすぐそばなので、町から行くと空港へ行くのと同じくらいかかります。
カマップ岬地図へ向かう南の道は海沿いを走る区間で、バイクで出る価値があります。
運転免許
本土と同じ決まりが適用されます。運転するなら必要な免許と許可証を携帯し、ヘルメットをかぶってください。
免許の扱いはベトナム国内の移動ガイドにまとめてあります。
5. なぜこの島に監獄があったのか
本土から遠いからです。フランスがベトナムを支配したとき、政治犯を収容する場所として船でしか行けないこの島が選ばれました。
一度入れば出る手段がありません。泳いで渡れる距離ではなく、船は管理する側が握っていました。
百年以上使われました
監獄が開かれたのが1862年です。その後フランスが去っても島は収容所として使われ続け、戦争が終わった1975年にようやく閉じました。
その間に数万人がこの島を通りました。閉じる日にも数千人が収容されていて、その半分以上が政治犯でした。
トラの檻が知られるまで
屋根の代わりに鉄格子を載せた区画は、訪問団に渡される地図にも載っていませんでしたし、案内もされませんでした。
戦争中にアメリカから来た人たちがその区画に入り込み、写真を持ち出したことで表に出ました。その写真が報じられて国際的な問題になりました。
今は史跡として管理されています
戦争が終わって間もなく国の史跡に指定され、のちに等級が上がりました。収容所も墓地も桟橋も橋も、ひとまとまりの保護区域として管理されています。
町を歩いていると案内板が次々に出てくるのはそのためです。町と史跡が同じ地面の上にあります。
島に残っているもの
博物館には写真と文書、遺品が集められています。手紙や生活の道具まで残っていて、建物だけを見るのとは受け取り方が変わります。
収容所の壁や床にも当時のものがそのまま残されています。復元したものではありません。当時のまま残っているのがこの史跡の特徴です。
訪れる人
ベトナム各地から団体が来ます。学校や職場の単位で来る人も多く、平日でも人が絶えません。
外国からの旅行者はそれに比べるとずっと少ないです。案内も多くはベトナム語で行われます。

6. 監獄跡|チケット1枚と見学の時間枠
チケット1枚で5か所を見ます。博物館、フランス式のトラの檻があるフートゥオン収容所、フーハイ収容所、アメリカ式の檻があるフービン収容所、そして総督邸です。
大人5万ドン、割引対象は半額です。割引を受けるには証明を見せる必要があり、見せられない場合は買い直しになります。
いつでも入れるわけではありません
案内付きの決まった時間枠で回します。午前は7時30分から30分おきに4回、午後は2時から3回です。
| 開いている時間 | 枠 | |
|---|---|---|
| 午前 | 07:30〜11:30 | 07:30・08:00・08:30・09:00 |
| 午後 | 14:00〜17:00 | 14:00・14:30・15:00 |
昼の時間帯には枠がありません。午前の最終が9時、午後の最終が3時ですから、ゆっくり昼食をとって3時すぎに着くとその日は見られません。日程はここに合わせて組んでください。
団体で儀礼を伴う参観をする場合は事前の連絡が要ります。管理センターが半日前までの連絡を求めています。
入場料が上がる可能性があります
コンダオがホーチミン市に入ったことで、市が博物館と史跡の料金を一本化する案を検討しています。その案どおりなら今より少し上がります。
まだ決まっていませんので、着いたら窓口で確認してください。
どのくらいかかるか
5か所を枠のペースで回って午前中いっぱいみておけば足ります。急げば2時間強、説明を聞きながらなら午前が埋まります。
券を買う場所
券は現地の窓口で買えるほか、オンラインでも扱っています。割引の券は証明を見せて窓口で買う形になります。
券は5か所で共通です。1か所ずつ買い直す必要はありません。
服装と持ち物
屋外を歩く区画が多く、日陰はほとんどありません。帽子と水を持っていってください。
建物の中は暗く、床も平らではありません。サンダルよりかかとの止まる靴のほうが歩きやすいです。

7. 収容所を回る順番
史跡が町の中にまとまっているので歩いてつなげます。管理センターの案内は博物館から始まります。
博物館から見る理由
コンダオ博物館地図に島の来歴が整理されています。収容所を先に見ると建物を見て終わりますが、博物館を先に見ると何を見ているのかが分かった状態で入れます。
写真と遺品が多く、30分から1時間ほどかかります。
フーハイ収容所
フーハイ地図は島でいちばん古い収容所です。フランスがこの島に監獄を置いたときに最初に造った場所で、広い中庭を大きな房が囲む造りです。
床には足かせがそのまま残っています。ひと部屋に何十人も入れたという説明があり、実際に立ってみると数字の意味が変わります。
フランス式のトラの檻
フートゥオン収容所地図の中にあります。名前は造りから来ています。房の上に屋根ではなく鉄格子を渡し、その上の通路から中を見下ろすようになっています。
上から棒を差し入れたり石灰をまいたりした記録が残っています。この区画は長いあいだ外から見えないままでした。
フービン収容所
フービン地図はあとの時期に造られた区画です。ここの檻はフランス式とは形が違い、天井の低い房を隙間なく並べて窓がほとんどありません。
同じ名前で呼ばれますが、両方を見ると違いがはっきり分かります。
総督邸
総督邸地図は島を治めていた人の住まいです。収容所から歩いて数分なのに、芝と庭のある邸宅で雰囲気がまったく違います。
その落差が印象に残ります。
チケットに入っていない収容所
島に残る収容所は券に載っているものだけではありません。番号で1から9まであり、今も塀と建物が残っています。
中に入れるのは券に載っている場所だけで、あとは外から見ることになります。それでも歩いていると塀と案内板が次々に出てきます。
収容所のほかに取り調べの部屋や、チュオンボーと呼ばれる隔離区画も残っています。もともと家畜を置いていた場所を人に使ったところです。案内板の説明は短いので、博物館を先に見ておくと分かりやすくなります。

8. ハンズオン墓地と慰霊廟
ハンズオン墓地地図は町から歩いて行けます。監獄で亡くなった人たちが眠る場所で、ベトナムの人がこの島へ来るいちばんの理由でもあります。
墓域は4つに分かれています
A区には最初に葬られた人たちとレー・ホン・フォンがいます。B区にはヴォー・ティ・サウの墓があり、島でいちばん人が集まる場所です。C区とD区はあとから整備され、D区にはほかの場所から移された遺骨が納められています。
名前の分かっている墓より分かっていない墓のほうがずっと多いです。番号だけの墓標が長く続きます。
夕方に人が集まります
昼より夕方から夜にかけて参拝の人が増えます。線香と花と果物を持った人で、遅い時間まで墓域が明るいです。
以前は真夜中に合わせて来る習わしがありましたが、今はその時間まで開いていません。遅く行くつもりなら閉まる時刻を確かめてから動いてください。
旅行者も入れます。ただし参拝している人のそばで写真を撮るときは気をつけてください。
となりの慰霊廟
墓地のとなりに慰霊廟があります。墓地よりずっとあとに建てられたもので、団体はここで先に儀礼を行ってから墓域へ移ります。
墓地を回るのに45分ほど、廟まで見るとさらに30分ほど。管理センターが案内している時間がその程度です。
ヴォー・ティ・サウとは
とても若い年齢でこの島で処刑された人です。ベトナムで知らない人のいない名前で、だから墓の前はいつも混んでいます。
花と線香を供える人がほとんどです。何を用意しなければならないという決まりはありません。門前の店で買えるもので足ります。
ハンケオ墓地
ハンズオンのほかにハンケオという墓地があります。より早い時期に使われた場所で、そこにあった遺骨の多くはのちにハンズオンへ移されました。
今は森に近い状態です。参拝に来る方は両方を回ることが多いです。
墓を探す
名前の分かっている墓については、管理センターが区画と番号で案内しています。探している方がいる場合は窓口で聞いてください。
団体で儀礼を行う場合も窓口で相談します。半日前までに連絡すると案内が付きます。

9. 町に残るそのほかの跡
券に入っている5か所のほかにも、町のあちこちに跡が残っています。多くは塀と案内板だけで、気づかず通り過ぎます。
914桟橋
914桟橋地図は町の海沿いにあります。囚人が石を運んで築いた桟橋で、その途中で亡くなった人の数が名前になったと伝えられています。
今は船が使っていません。夕方に散歩する場所になっています。
桟橋の付け根に案内板があります。ここから町の通りがまっすぐ伸びていて、総督邸まで歩いてすぐです。
マティエンラン橋
森へ向かう道の入口にマティエンラン橋地図の跡があります。架けている途中で止まり、橋脚だけが残りました。
ここから国立公園の森の道が始まります。史跡を見てそのまま森へつなげられます。
橋を架けようとしたのは、山を越えて反対側の海へ道を通すためでした。工事そのものが過酷だったと伝えられていて、その記録も案内板に書かれています。
公館と石灰窯
町にはフランス期の建物が何棟か残っています。役人が使った公館と石灰を焼いた窯で、今はたいてい外から見るだけです。
公館は港のそばにあり、当時この島を訪れた人が泊まった建物です。石灰の窯は海沿いのビーチの名前にもなっています。
市場
コンダオ市場地図は史跡ではありませんが町の中心にあるので自然に通ります。朝は魚と野菜、夕方は屋台が出ます。
島に入ってくる品が多くないので市場も小さいです。果物やビーチに持っていくものを買うならここです。
史跡はひとまとまりで指定されています
収容所と墓地、桟橋、橋の跡は、それぞれ別の見どころというより、ひとつの保護区域の構成要素として指定されています。だから町のあちこちに同じ形式の案内板が立っています。
券に入っていない場所にも番号と名前が付いています。歩いていて案内板を見つけたら、それも指定されている跡のひとつだと思ってください。
歩く順番
博物館と収容所を午前にまとめ、桟橋と墓地を夕方に回す形が動きやすいです。桟橋は日が傾いてからのほうが涼しく、墓地は夕方から人が増えます。
橋の跡だけは森の入口にあるので、国立公園を歩く日に合わせると二度手間になりません。
10. 島の人が通るお堂
史跡とは別に、島の人が通る場所もあります。観光向けに整えた場所ではないので静かです。
アンソン廟
町の近くにフィー・イエンを祀る廟があります。この島に伝わる古い話に出てくる人で、島の人が今も通っています。
建物は大きくありません。扉が開いていれば入れますし、履き物は脱いで上がります。
ヴァンソン寺
山の中腹に寺があります。登る途中で町と湾が見下ろせるので、景色を見に行く人も多いです。
階段が急です。朝か夕方のほうがずっと楽です。
参拝はこの島の日常です
ベトナムから来る人にとって、この島はリゾートである前に参拝の場所です。墓地とお堂に人が絶えないのはそのためです。
最初は少し戸惑うかもしれません。夜10時に墓地が明るく、線香の匂いがするのはここでは普通の光景です。
入るときは
お参りしている方がいます。カメラを向ける前にまわりを見てください。
短パンやノースリーブでは入りにくい場所です。薄い上着を1枚持っていると困りません。脱ぎ履きしやすい靴だと楽です。
お供えは現地で買えます
線香や花は墓地の前と市場の近くで売っています。日本から持っていく必要はありません。
果物を供える人も多いです。市場で買ってそのまま持っていけます。
写真について
建物の外観は問題ありません。祭壇や祈っている人にレンズを向けるのは避けてください。
墓地も同じです。参拝の列や供え物を正面から撮るのはやめておいたほうが無難です。

11. ビーチ
ビーチはそれぞれ性格が違います。歩いて行けるところもあれば、バイクで半日かかるところもあります。
ダムチャウビーチ
ダムチャウ地図が島でいちばん知られたビーチです。空港のすぐ横で、着陸する飛行機が低く通ります。写真の多くはそれを撮ったものです。
砂が細かく水も澄んでいます。ただし町から遠く、往復だけで40分近くかかります。半日みてください。
ローヴォイビーチ
ローヴォイ地図は町から歩けます。モクマオウが並んでいて日陰がよく、朝の散歩に向いています。
泳ぐより座って過ごすビーチです。
ダットドックビーチ
ダットドック地図は町の北東の海岸にあります。リゾートが面していますが、浜そのものは開かれています。
オンズンビーチ
オンズン地図は島の反対側、西にあります。車が入れるところまで行って、森の道を少し下ります。
砂より石が多く泳ぎにくいです。そのぶん人がほとんどいません。
バイニョー
バイニョー地図はダムチャウへ向かう途中の丘の下にある小さな浜です。上から見下ろす場所が写真の名所になっています。
ダットタムとバイバン
北西へさらに回り込んだところで、道の終わりから歩いて入ります。ビーチだけを目的に行くより、森の道を歩いて出てくる行程に組むほうが向いています。国立公園のルートのひとつがこの2か所を結んでいます。
何もない浜
ダークオイやオンカウのように、名前はあっても施設が何もない浜もあります。日陰も水を買う場所もありません。
ひとりで行くなら引き返す時刻を決めてから動いてください。日が落ちると道がとても暗くなります。
泳ぐときは
監視員のいるビーチではありません。波のある日は深く入らないでください。
風と波は宿に聞けばその日の様子を教えてくれます。船が出るかどうかも宿がいちばん早く知っています。
海が穏やかな時期と荒れる時期がはっきり分かれます。時期については下にまとめました。
持っていくもの
日陰のあるビーチが少ないので、帽子と日焼け止めは要ります。パラソルを貸す設備もほとんどありません。
飲み物も売っていないことが多いです。町を出る前に買っておいてください。
どのビーチを選ぶか
| こうしたいなら | このビーチ |
|---|---|
| 朝の散歩 | ローヴォイ。町から歩けます |
| 写真を撮る | ダムチャウ。飛行機が低く通ります |
| 人のいない場所 | オンズン。森を下ります |
| 泳いで過ごす | ダットドック |

12. 国立公園を歩く
島の大半が国立公園です。歩く道が何本も引かれていて、短いもので半日、長いもので1日かかります。
ルートごとに払います
公園の料金は一度払って全部回れる方式ではありません。決められたルートごとに別に払います。大人でルートによって5万ドンか6万ドン、学生と子どもはずっと安くなります。
6歳未満は無料です。高齢の方と障害のある方は割引があります。
チケットは町の公園事務所で買います。ガイドを付ける決まりのルートもあるので、前日に聞いておいてください。
短く歩く道
ソーライへ登る道がいちばん手軽です。半日で往復できて道もはっきりしています。サルが出る区間があるので食べ物は出さないでください。
オンズンビーチ地図へ下りる森の道も短いです。マティエンラン橋のあたりから始まって反対側の海に出ます。
1日かかる道
ヌイチュアの頂上へ登る道、ダムチェー湾へ出る道、バイバンとダットタムを結ぶ海岸の森の道は1日かかります。
途中で水を買える場所はありません。多めに持って、朝早く出てください。
古木を見に行く道
公園が指定した古い木があり、そこへ行く短いコースがあります。木が茂っていて日中でも涼しいです。
どんなルートがあるか
公園が定めたルートは大きく2つに分かれます。船で小さな島へ出るものと、コンソン島の中を歩くものです。
| 種類 | 行き先 |
|---|---|
| 船で出る | バイカン・ホンカウ・ホンタイ・ホンチェーロン・ホンバー・ホンチュン・ダムチェー湾 |
| 歩く | ソーライ・オンズン・バイバンとダットタム・アンハイ湖・ヌイチュア・ダムチャウ方面の海岸 |
船で出るルートのほうが少し高めです。どちらにしても1ルートごとに払います。
ガイドが要るルート
ひとりで入れない区間があります。ガイド料は1日と半日で違い、英語のガイドはベトナム語より高くなります。
英語で説明を聞きたい場合は先に伝えておいてください。島に英語のガイドは多くありません。
森で出会うもの
サルとリスがよく出ます。目の前で食べ物の袋を開けないでください。
公園の中に貯水池があります。島で使う水はここから来ます。森の道の途中で水辺を通る区間があり、休むのに向いています。
歩くときの服装
道が濡れていることが多いので、滑りにくい靴で歩いてください。海へ下りる道は石が濡れています。
蚊が多い区間があります。長袖と虫よけがあると違います。
時間の見積もり
半日の道でも、往復と休憩を入れると4時間ほどみておくと安心です。1日の道は朝に出て夕方に戻る形になります。
暗くなると道が見えません。戻る時刻を決めてから入ってください。

13. 船で出る島
コンソン島の外にも小さな島がいくつもあります。サンゴを見に行ったり、ウミガメの産卵地を見に行ったりします。
バイカン島
バイカン地図がいちばんよく行く島です。ウミガメの主な産卵地で、マングローブとサンゴもあります。
コンソン島から船で出ます。日中にサンゴを見て帰る行程と、泊まってウミガメを見る行程があります。
ホンカウ島
ホンカウ地図はもう少し先にあります。ここにもウミガメが来ますし、水がとても澄んでいます。
空港側から船で出るルートもあるので、行程によって出発地が変わります。
ホンチェーロンとホンタイ
ホンチェーロン地図とホンタイ地図は近いので半日で行けます。シュノーケリングの定番です。
ホンチュンとホンバー
ホンチュンは海鳥の島です。岩に鳥がびっしり止まっていて、繁殖期は近づけません。
ホンバーは南に見える大きな島です。カマップ岬地図から海の向こうに見えるのがこの島で、船で出るルートもあります。
ダムチェー湾
島の北東にある湾です。船で入ってマングローブを見て戻る行程で、1日かかります。
波を受けにくい地形なので、外の海が荒れている日でも入れることがあります。
まず時期を見てください
これらの島へ出る船は海が穏やかでないと出ません。波のある時期は中止になる日が多いです。
島へ出るのが今回の目的なら、先に時期を合わせてから日程を決めてください。
申し込み
国立公園の事務所で扱っています。宿や現地の旅行会社を通すこともできますが、いずれにしても前日までに決めてください。
出発時刻は潮に合わせて決まります。朝早く出る行程が多いです。

14. ウミガメ
コンダオはベトナムでウミガメがいちばん多く産卵に来る場所です。卵を産む様子と、孵った子ガメを海に返すところを見られます。
見られる時間が決まっています
産卵を見る行程は夕方6時から翌朝6時までのあいだです。島に泊まって待つ形なので日帰りではできません。
子ガメを海に返すのは早朝で、5時半から7時半のあいだに2回に分けて行われます。
人数が決まっています
誰でも行けるわけではありません。ひと晩に受け入れる人数が決まっていて、組に分かれて動きます。朝の放流も人数を区切ります。
ですから事前の申し込みが必要です。国立公園の事務所に連絡して枠を取る形で、混む時期は早く埋まります。
費用
ガイド料が別にかかり、人数が多いほど1人あたりが下がります。ひとりだと高く、5〜6人集まると半分近くまで下がります。連れがいない場合は現地でほかの組に入れないか聞いてみてください。
公園の入場料はこれに含まれません。別に払います。
ウミガメが上がってこない日もあります。その場合はガイド料を半額にすると公園が定めています。
どの島へ行くか
産卵に来る場所は決まっています。バイカン島地図がいちばん多く、ホンカウ島地図とカットロンの浜にも来ます。
どの島になるかはその日の状況で公園が決めます。希望は言えますが確約ではありません。
守ること
光と音に敏感な生き物です。ガイドが指示する場所に座って待ちますし、フラッシュは使えません。
使い捨てのプラスチックは持ち込めませんし、ごみは本島まで持ち帰ります。
夜の過ごし方
島に宿があるわけではありません。公園の詰所で待ちます。
蚊が多く、寝る場所も簡素です。長袖と虫よけ、着替えを持っていってください。シャワーは期待しないほうがいいです。
15. 海の中を見たいなら
コンダオの海はサンゴがよく残っています。人が少なく船の往来も少ないためです。
シュノーケリング
船で出る行程にはシュノーケリングが入っていることが多いです。道具は国立公園で借りられて値段も高くありません。
ライフジャケットも別に借りられます。泳ぎに自信がなければ着て入ってください。水が澄んでいるので浮いているだけでも底が見えます。
ダイビング
本格的に潜るなら島の業者を通します。数が多くないので、来る前に連絡しておいてください。
海が穏やかな時期でないとまともにできません。波のある季節は透明度が出ません。
透明度は日によって違います
同じ島でも日によってかなり変わります。雨の翌日は濁ります。
日程に余裕があるなら、日を決め打ちせず海の良い日に合わせて出てください。
サンゴを見るとき
踏んだり触れたりしないでください。国立公園の管理区域で、ガイドからも注意があります。
日焼け止めも水に入る前に考えてみてください。サンゴに害のある成分が入ったものが多いです。
道具の料金
マスクとシュノーケルの貸出は国立公園の料金表に載っています。ライフジャケットはそれより安く、島で水浴びに使う真水のシャワーにも料金が決められています。
ビーチチェアやハンモックも借りられます。どれも高くはありませんが現金で払う形です。
どこで潜るか
サンゴが見えるのは船で出た先の島の周りです。本島の浜からではほとんど見えません。バイカンやホンタイ、ホンチェーロンの周辺が中心になります。
本島の浜から入って泳ぐぶんには、透明度はあっても魚やサンゴはあまり見えません。
16. いつ行くか
海が穏やかな時期と荒れる時期がはっきりしています。泳いだり島へ出たりするなら、この違いが旅を左右します。
海が穏やかな時期
春から初秋にかけて海が落ち着きます。小さな島へ出る船がよく動き、サンゴが見える程度に水も澄みます。ウミガメが産卵に来るのもこの時期です。
にわか雨は降りますが長くは続きません。1〜2時間で上がります。
海が荒れる時期
晩秋から早春にかけては風が強く波が高くなります。島へ出る船はよく中止になり、本土との船も欠航が増えます。
そのかわりこの時期は暑くなく雨も少ないです。史跡を歩いて回るにはむしろ楽です。海に入る予定がなければ悪い選択ではありません。
フーコックとは逆です
フーコックの乾季は晩秋から春にかけてで、コンダオとは逆になります。2つの島を1回の旅程に入れると、どちらかで必ず荒れた海に当たります。
両方行きたい場合は旅を分けるか、どちらかを短くしてください。
混む時期
テトとベトナムの祝日は島が混みます。航空券と宿が先になくなり、値段も上がります。
参拝の人が多く集まる日もあります。その日は墓地と史跡がかなり混雑します。
ウミガメの時期
ウミガメが産卵に来るのは海が穏やかな時期です。荒れる季節には行程そのものが組まれません。
見るのが目的なら、この時期に合わせて日程を組んでください。人数制限があるので早めの申し込みも必要です。
雨について
穏やかな時期にもにわか雨は降ります。一日中降り続けるというより、短く強く降って上がる形です。
史跡は屋根のない区画が多いので、折りたたみ傘か薄い雨具があると動きやすくなります。
17. どこに泊まるか
宿はほとんどが町の中にあります。リゾートが何軒か、町を外れた海辺にあります。
町
小さなホテルとゲストハウスが町に集まっています。史跡も墓地も市場も食堂も歩いて届くので、車がなくても困りません。
値段は本土より高めです。物をすべて船で運び込む場所だからです。
海辺のリゾート
町から車で5〜10分ほどの海辺にリゾートがあります。シックスセンシズ地図がよく知られていて、独立したヴィラにプールが付いています。
静かに休むのが目的ならこちらです。ただし町へ出るたびに車を呼ぶことになるので、史跡を何度も往復する予定なら不便かもしれません。
選ぶときの目安
| こういう旅なら | こちら |
|---|---|
| 史跡と墓地が目的 | 町。歩いて全部回れます |
| 静かに休むのが目的 | 海辺のリゾート |
| バイクで島を回る | どちらでも問題ありません |
| 朝早い船で出る | 町。港まで車で15分です |
早めに押さえてください
部屋数が多くありません。週末と連休はすぐ埋まり、平日との差も大きいです。
空港や港まで迎えに来てくれる宿が多いので、予約のときに聞いてみてください。
どんな宿があるか
町には小さなホテルとゲストハウス、家族経営の宿が並んでいます。海辺にはヴィラ型のリゾートが数軒あります。その中間にあたる大型ホテルはほとんどありません。
つまり「町の手頃な宿」か「海辺の高い宿」かの二択に近い形になります。
設備で気をつけること
島なので水と電気の事情が本土と違います。停電や断水が起きることがあり、宿によっては対応が違います。
洗濯を頼めるかどうかも宿によります。長く滞在するなら先に聞いておいてください。
リゾート4軒と町のホテル、場所ごとに一日がどう変わるかはコンダオの宿の記事にまとめています。
18. 食事
食べる場所は町に集まっています。種類は多くありませんが海のものはいいです。
海鮮
その日に揚がったものを出す店が町と港のあたりにあります。値段は本土より少し高めです。
値札を出していない店もあるので、注文の前に重さと値段を確かめてください。
市場
市場地図の周りに麺とごはんの屋台があります。朝はフォー、夕方は焼き物が出ます。
安く済ませるならここです。遅くまではやっていないので夕食は早めに済ませてください。朝の市場は魚と野菜が中心で、食べるものを探すなら周りの屋台のほうです。
朝食
宿に付いていることが多いです。付いていなければ市場のほうへ出てください。麺とバインミーの店が早くから開きます。
7時半の最初の枠で史跡を見るつもりなら、朝食はかなり急ぐことになります。
コーヒー
町にカフェが何軒かあります。海の見える席に座りたいなら午後遅めに行ってみてください。
開く時間が読めません。閑散期は昼でも閉まっている店があります。
閉まるのが早いです
店の多くが夜9時前後には片づけに入ります。墓地から遅く戻ると食べる場所がないことがあります。
宿で夕食を出してくれるところもあるので、遅くなりそうなら先に言っておいてください。
水と行動食
島の外へ出る日は先に買っておいてください。森の道やビーチのあたりには売る場所がほとんどありません。
コンビニは本土のようにはありません。市場と町の数軒の店、それだけと思っておいてください。
持ち込みと自炊
キッチン付きの宿はほとんどありません。自炊は考えないほうがいいです。
果物と飲み物は市場で買えます。部屋で食べるぶんにはそれで足ります。
予約
混む時期は夕食時に席が埋まる店があります。人数が多いなら声をかけておいてください。
団体が入ると小さな店はそれだけで満席になります。

19. 何日みればいいか
2泊3日で史跡とビーチは回れます。海に出るならもう1日みてください。
1泊2日
史跡を見るだけになります。初日の午後に着いて町を歩き、夕方に墓地へ。翌日の午前の枠で収容所を見て出る形です。
ビーチはほとんど見られません。時間が取れないならこれでも形にはなります。
2泊3日
いちばん無理がありません。
| こう過ごします | |
|---|---|
| 1日目 | 到着。町を歩いてローヴォイビーチ。夕方に墓地 |
| 2日目 | 午前の枠で史跡。午後にダムチャウビーチ |
| 3日目 | 朝に森の道を短く歩いて出発 |
3泊4日
ここに船で出る1日が入ります。バイカンやホンチェーロンへサンゴを見に行くか、ウミガメを見にひと晩出る行程です。
ウミガメを見るならこの日数が要ります。まる1日を使うからです。
4泊5日以上
長く取れば森の道をきちんと歩けます。1日かかる道が複数あるので、森に2日使っても足ります。
ダイビングを習ったり何本も潜ったりする場合も同じです。天気で1日つぶれることまで考えると余裕があるほうが安心です。
日程を組むときに効くこと
史跡の枠が午前9時と午後3時で終わること、そして空港と港が島の反対側にあること。この2つが日程を決めます。
飛行機の時間が中途半端なら、史跡を見る日を真ん中の日にしてください。
着いた日と出る日
着いた日は半日と考えてください。空港から宿まで時間がかかり、史跡の枠は終わっていることが多いです。
出る日も同じです。午前の便なら朝に海を見るくらいで終わります。
天候で延びることがあります
風で飛行機が飛ばない日があります。船はもっと止まります。
予定を詰めすぎると、1日延びただけで後の行程が崩れます。島を出る日のあとに余裕を1日置いておくと安心です。
20. いくらかかるか
島の中で使う額そのものは多くありません。大きいのは行き帰りです。
行き帰り
航空券がいちばん大きい項目です。繁忙期と閑散期の差が大きく、同じ区間でも倍近く変わります。
船で入るとずっと安く済みます。そのかわりチャンデー港までの移動費と時間が加わります。
島の中で
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 史跡の券(5か所) | 大人5万ドン |
| 国立公園 | ルートごとに5万〜6万ドン |
| バイク1日 | 14万ドン前後 |
| 空港タクシー | 25万〜30万ドン |
| ウミガメのガイド | 人数による |
あとは宿と食事です。どちらも本土より少し高めとみておけば足ります。
どこにお金がかかるか
船で島へ出る日が1日あたりでいちばん大きくなります。ウミガメの行程はガイド料が付くのでさらにかかります。
逆に史跡と墓地とビーチだけの日はほとんどかかりません。券と燃料代くらいです。
抑えられるところ
ウミガメのように人数が多いほど安くなる項目は、連れを集めると大きく下がります。宿に聞くと同じ日に行く組を教えてくれることがあります。
飛行機でなく船で入れば交通費はかなり減ります。そのかわり1日を移動に使うので日程と見比べてください。
現金を用意してください
島に現金を下ろせる機械が数台しかありません。カードを使えない店も多いです。
入る前に多めに両替しておいてください。史跡の券、公園の料金、バイクの代金は現金で払うことになります。
両替できる場所
島にも銀行はありますが、本土の街なかのように両替所が並んでいるわけではありません。
ホーチミンで替えてから入るのがいちばん確実です。港や空港で足りなくなると困ります。
割引が効くもの
史跡も国立公園も、学生や高齢の方、障害のある方への割引が決められています。証明できるものを持っていれば使えます。
6歳未満は公園の料金がかかりません。船も6歳未満は無料ですが席は大人と共用になります。
21. 知っておくと困らないこと
島なので本土と違うところがいくつかあります。先に知っておくと慌てません。
通信
町と主要な道ではよくつながります。森の中や船の上では切れる区間があります。
SIM や eSIM は入る前に用意してきてください。島で買える場所が見当たりません。
医療
島に小さな病院はありますが、大きな治療はできません。重い場合は飛行機で本土へ出ることになります。
常備薬は持ってきてください。薬局は数軒で閉まるのも早いです。
天候で足止めされます
風が強いと飛行機が欠航します。船はもっと頻繁に止まります。
戻る日にそのまま国際線に乗る日程は避けてください。ホーチミンで1泊するほうが安全です。市内の宿はホーチミンの宿ガイドにまとめています。
史跡を見るとき
人が亡くなった場所です。参拝に来る方も多いので、服装と声の大きさに気を配ってください。
収容所の中は暗く、足元も平らではありません。気をつけて歩いてください。
虫と日差し
森の道は蚊が多く、ビーチは日陰が少ないです。虫よけと帽子は持っていく価値があります。
入国について
コンダオはベトナム国内の移動なので、特別な手続きはありません。ビザと入国カードの扱いは入国要件のガイドにまとめています。
買い物
お土産を買う場所はほとんどありません。市場に乾物や地元の品が少し並ぶ程度です。
忘れ物を現地で買って済ませるのも難しいです。日焼け止め、虫よけ、常備薬は持ってきてください。
ごみ
島の外へ出る行程では、出したごみを本島まで持ち帰る決まりになっています。袋をひとつ持っていくと楽です。
使い捨てのプラスチックを持ち込めない行程もあります。水筒があると使えます。
電源と通貨
コンセントの形と電圧は本土と同じです。変換プラグの要否も本土で使うものと変わりません。
支払いはドンです。ドルをそのまま使える場所はほとんどありません。
22. ほかの島と比べると
ベトナムの島で迷っているなら、性格がかなり違います。
| 島 | こういう島です |
|---|---|
| コンダオ | 静かです。史跡と海を両方見ます。夜にすることはほとんどありません |
| フーコック | リゾートと遊ぶ施設が多いです。子ども連れに向きます |
| カットバ | 北部です。奇岩の風景とクライミング、カヤックが中心です |
フーコックと迷うなら
施設と食事の選択肢が多いのはフーコックです。子ども連れならたいていフーコックが楽です。
人が少なく静かなのはコンダオです。ただし退屈に感じることもあります。
カットバと迷うなら
カットバは北部でハノイから行きます。南部の日程なら最初から組み合わせにくいです。
南部の日程に入れるなら
コンダオへはホーチミンから飛びます。ベトナム南部の日程に3日ほど差し込めば無理がありません。
クチトンネルやメコンの行程と同じ旅に入れられます。ただし島は出入りに時間がかかるので前後に余裕を置いてください。
船で入るならメコンとつなげやすいです。カントーで1泊して翌朝チャンデーから乗る形にすると移動が減ります。
ホーチミンを通ります
飛行機なら行きも帰りもホーチミンを通ります。ホーチミンの旅行ガイドに市内でできることをまとめています。
タンソンニャット空港は国内線と国際線でターミナルが分かれています。乗り継ぎには時間を多めに取ってください。
どちらに向く旅か
史跡を見て静かに過ごしたいならコンダオです。歴史に関心がある人ほど滞在が長くなります。
海のアクティビティを次々にこなしたいならほかの島のほうが選択肢が多いです。コンダオは海に出る行程そのものが天候に左右されます。
初めてのベトナムなら
最初の旅でいきなりこの島だけを見るより、ベトナム全体のガイドで行き先を組み立ててから足すほうが無理がありません。
南部をひと通り回る旅の中に3日入れる形がいちばん収まりがよいです。
🎡観光・体験20
🏨宿泊6
🚇交通3
🧭基本情報6
🧭ベトナム全国・基本情報114
コンダオ島についてよくある質問
ホーチミンのタンソンニャット空港から飛行機で45分ほどです。1日に何便もあり、カントーからも1日1便あります。船ならメコン側のチャンデー港から2時間半ほどです。ブンタウ発の船は今は動いていません。
今は乗れません。ブンタウとコンダオを結んでいた高速船が機器のトラブルで休止し、運航会社が次の告知まで止めています。再開の目安は来年の旧正月ごろと案内されています。船で行くならチャンデー港を使ってください。
いいえ。案内付きの決まった時間枠で回ります。午前は7時30分から30分おきに4回、午後は2時から3回です。最終が午後3時なので、それより遅く着くとその日は見られません。チケット1枚で博物館と収容所4か所を見ます。
2泊3日で史跡とビーチは回れます。船で小さな島へ出たりウミガメを見たりするなら3泊4日にしてください。ウミガメの行程は夜を通すのでまる1日使います。
海が穏やかな時期です。産卵は夕方6時から翌朝6時のあいだ、子ガメの放流は早朝です。人数が決まっているので国立公園の事務所に事前の申し込みが必要です。
春から初秋は海が穏やかで、泳ぐのにも島へ出るのにも向きます。晩秋から早春は風が強く船が止まりやすいですが、暑くなく史跡を歩くには楽です。フーコックとは良い時期が逆になります。
バイクがいちばん多いです。1日14万ドン前後で燃料は自分で入れます。タクシーは少ないので宿に頼むのが早いです。町に泊まれば史跡も墓地も市場も歩いて行けます。
多めに用意してください。現金を下ろせる機械が数台しかなく、カードを使えない店も多いです。史跡の券、公園の料金、バイク代、屋台の支払いは現金になります。