ニャチャンからダラットへの行き方:バスとリムジンの料金、所要時間、乗り場まで
ニャチャンからダラットまでは135kmです。地図で見ると近いのですが、あいだに長い峠があるため3時間30分から4時間かかります。二つの街を結ぶ飛行機も鉄道もないので、移動は陸路だけです。何に乗れるのか、いくらかかるのか、どこで乗るのか、そして夜はなぜこの道を通れないのかを順に見ていきます。
| 距離と時間 | 135kmです。道路データでは2時間台ですが、山道なので実際は3時間30分から4時間を見ます。 |
|---|---|
| 何に乗るか | 9人乗りリムジンが主力です。座席バスと寝台バスもあります。 |
| 料金 | 昼に走るリムジンで20万ドン前後です。夜行の寝台はかなり高くなります。 |
| 乗る場所 | リムジンは市内のホテルまで迎えに来ます。バスはターミナル発です。 |
| 夜は | 山を越える道が夕方から夜明けまで閉まります。夜行は大きく迂回します。 |
| 飛行機 | 二つの街を結ぶ直行便はありません。ダラットに鉄道も通っていません。 |
1. 予約の前に知っておくこと
2. 道は四本ありますが、ほとんど一本に集まります
3. 山を越える道は昼しか通れません
4. 9人乗りリムジンがこの区間の主力です
5. 座席バスと寝台バスもあります
6. 夜に出る便は峠を通りません
7. ニャチャンでの乗り場
8. ダラットでの降り場
9. 料金はどれくらいか
10. 車を借り切る方法とタクシー
11. 日帰りツアーで行く
12. 自分でバイクを走らせる
13. 飛行機と鉄道はありません
14. カムラン空港からそのままダラットへ
15. ダラットからニャチャンへ戻るとき
16. 着くと気温がかなり下がります
17. 荷物と子ども、そして酔い止め
18. 予約と払い戻し
19. どの方法が自分に合うか

1. 予約の前に知っておくこと
ニャチャン市内からダラット市内までは135kmです。 道路データでは2時間を少し超える程度です。ところがこの区間を走る会社はどこも3時間30分から4時間と案内しています。
理由は地形です。ニャチャンは海沿いにあり、ダラットは高原の上にあります。その間をつなぐ道が長い峠道なので、速度が出せません。
選べる手段は多くありません
二つの街を結ぶ飛行機はありません。ダラットには鉄道も通っていません。移動は陸路だけで、実際の選択は9人乗りリムジンか大型バスかという話になります。
ニャチャンを先に見てからダラットへ上がる人が多いです。逆向きに下りてくる人もいます。向きが変わっても乗る車と料金はほぼ同じです。
先に決めるのは出発時刻です
車種より先に出発時刻を決めてください。山を越える道が夕方に閉まるため、何時に出るかによって乗れる便そのものが変わります。
2. 道は四本ありますが、ほとんど一本に集まります
二つの街を結ぶ道は複数あります。ただし実際に使われるのは一本です。国道27Cで、真ん中にカインレー峠地図があります。
残りの三本は大きく回る道です。ふだんは使いませんが、27Cが通れないときや夜に動く便はこちらを通ります。
| 道 | 経由地 | 距離 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 国道27C | カインレー峠 | 135km | 3時間30分から4時間 |
| 国道1Aから27号 | ファンラン、ゴアンムック峠 | 約210km | 5時間から6時間 |
| 国道26号から27号 | ブオンマトート | 約410km | 8時間から9時間 |
| 国道1Aから20号 | ニントゥアン、ビントゥアン、ザウザイ | 約450km | 8時間から9時間 |
運行会社の案内では距離を135kmから140kmと書くところが多いです。どの数字を見ても、市内から市内までおおむね同じ道のりを指しています。
国道27Cはどんな道か
ニャチャン市内を出て内陸へ入ります。はじめは平地と集落が続き、そのうち上りが始まります。市内から峠までが77kmほどで、1時間を少し超えます。
峠を越えるとダラット市内地図まで58kmです。この後半は高原の上を走るので、上りより進みます。
道路データより時間がかかる理由
地図アプリはこの区間を2時間あまりで計算します。実際にはそれより1時間以上かかります。峠道で速度が出せないこと、途中で休憩に止まること、補修工事の区間で待つことが積み重なるからです。
3. 山を越える道は昼しか通れません
カインレー峠は朝5時から夕方6時までしか車が通れません。 夕方6時から翌朝5時までは通行できません。
なぜ止めているのか
この峠で大雨のあとに土砂と岩が崩れました。崩れた箇所は百に近く、亡くなった方や怪我をした方も出ています。通行を再開するときに、時間を昼だけに絞りました。
当局が挙げた理由は二つです。まだ岩が落ちてくる可能性のある場所が残っていること。そして夜は雨が多く霧が濃いため、前が見えないことです。
いまも工事中です
峠の九か所で斜面を積み直し、排水を直す工事が続いています。工事区間では短く止めてから通すこともあります。一回の停止は1時間を超えないようにしています。
工事が終われば通行の条件が変わる可能性があります。出発が近づいたら予約画面か運行会社のお知らせを一度見ておくとよいです。
旅程にどう効いてくるか
各社の出発時刻が昼に集まっています。ニャチャンを朝早く出るか、遅くとも午後には出ることになります。夕方に出る便が見つかったら、それはこの峠を通っていません。

4. 9人乗りリムジンがこの区間の主力です
この区間でいちばん多い車は9人乗りリムジンです。ベトナムでリムジンと呼ぶのは、ワゴンの車内を作り直して座席を9席に減らした車のことです。長い乗用車でも大型バスでもありません。
座席が大きく、前後にも余裕があります。峠道での揺れも大型バスより小さいです。この区間でリムジンが主力になった理由の一つは、峠を通れる車の大きさが長く制限されていたことです。
宿まで迎えに来ます
リムジンを選ぶいちばんの理由です。ほとんどの会社が市内中心から5km以内のホテルや住所まで送迎を出し、到着した街でも同じ範囲なら宿まで送ってくれます。
迎えは出発時刻の30分から45分前に始まります。運転手から電話が入るので、携帯電話は必ず出られるようにしておいてください。
出発時刻
ある会社は朝6時30分から夕方5時30分まで1時間おきに1日12便を出しています。ほかの会社も似た形です。朝に便が集まり、午後遅くになるほど減ります。
途中で一度止まります
峠道の途中に休憩所があります。手洗いと足を伸ばす時間として15分から30分とります。この時間は案内されている所要時間にすでに含まれています。
5. 座席バスと寝台バスもあります
リムジン以外の選択肢もあります。ただし車種によって乗る場所と料金がかなり変わります。
座席バス
フォンチャンのような名の知れた会社がこの区間を走っています。普通の座席なのでリムジンより安いことが多い代わりに、ターミナルで乗ってターミナルで降ります。
外国人旅行者に長く使われてきたシンツーリストもこの区間に便があります。朝と昼すぎに1日2便で、どちらも4時間と案内しています。
寝台バス
横になって行くバスです。ほかの区間では夜のうちに移動して宿代を浮かせる使い方が多いのですが、この区間は事情が違います。夜に山を越えられないので、大きく迂回することになるからです。
そのためこの区間の寝台は、ニャチャン発というよりもっと遠い街から来てニャチャンを通過する便が多いです。料金も昼のリムジンより高くなります。
会社の数は多いです
予約サイトでこの区間を探すと、日によって17社前後が出てきます。座席型リムジンが大半を占め、そこに座席バスと寝台が混ざる形です。会社ごとに乗り場と送迎の範囲が違うので、料金だけでなくそこも見比べてください。
同じ会社でも便によって車種が変わることがあります。予約画面に出ている車種の表示をそのまま確認するのが確実です。
どちらを選ぶか
| 比べるところ | 9人乗りリムジン | 座席バス |
|---|---|---|
| 乗る場所 | 宿の前 | ターミナル |
| 降りる場所 | 宿の前 | ターミナル |
| 座席 | 広い | 普通 |
| 便数 | 多い | ふつう |
| 荷物 | 車内後方 | 床下の荷室 |
荷物が少なく市内に泊まるならリムジンが楽です。人数が多いか大きなスーツケースがあるなら、バスの荷室のほうが向くことがあります。
6. 夜に出る便は峠を通りません
予約画面を見ると夜10時や深夜0時すぎに出る便があります。峠が夜に閉まると聞いたあとだと、どうやって行くのか気になるところです。
これらの便は峠を通りません。 南へ下ってファンラン地図を経由し、ゴアンムック峠地図から内陸へ上がります。国道27号と呼ばれる道です。
距離が大きく増えます
この道は210kmを超えます。短いほうと比べて70km以上長く走ります。夜で道が空いていても、時間は余計にかかります。
16人乗りより大きい車や5トンより重い車も同じ迂回路を使います。大型バスがこの区間で少ない理由がここにあります。
所要時間の読み方
夜に出る便でも所要時間が3時間台と出ていることがあります。この数字は区間の既定値であって実測ではありません。迂回する便なら、それよりかなり長く見ておいてください。

7. ニャチャンでの乗り場
乗る場所は予約したものによってまったく変わります。リムジンは迎えに来ますが、バスはターミナル発です。
ターミナルが移転しました
ダラット方面のバスが出るのはニャチャン南バスターミナルです。ところがこのターミナルは古い案内に載っている場所にありません。市内23/10通りにあった旧ターミナルは閉まり、新しいターミナル地図は市外に移りました。
新しい場所は海岸から8kmほど、市内から車で12分の距離です。運行会社のページにもまだ旧住所が残っていることが多いので、予約のときに確認しておくと安心です。
旧ターミナルはすでに営業していません。地図アプリに古い地点が残っていることもあるので、名前ではなく住所で確かめてください。新しい場所はディエントアンという地区にあります。
市内から新ターミナルまで
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 市内バス | 6番です。20分に1本、料金4,000ドン、朝5時20分から夜7時まで走ります。 |
| タクシーと配車 | GrabかBeで呼べます。荷物があるならこちらが楽です。 |
| バイクタクシー | 荷物が小さいときだけ使えます。 |
北ターミナルと間違えないように
ニャチャンには北ターミナル地図もあります。こちらはダナンやフエ、ハノイなど北へ向かう便が出ます。ダラットに行くつもりでここへ向かうと便を逃します。
ただしかなり遠い街から来てニャチャンを通過する夜行の寝台には、北ターミナルに停まる便もあります。予約時に乗車地の名前をそのまま確認してください。
ニャチャン市内でどこに泊まるかはニャチャンの宿選びにまとめてあります。

8. ダラットでの降り場
ダラットはニャチャンより単純です。バスは都市間バスターミナル地図一か所に集まります。リムジンもここを発着しますが、市内の宿まで送ってくれる便が多いです。
ターミナルから市内まで
ターミナルは市内から遠くありません。スアンフーン湖地図まで車で数分です。歩くと上りがあるので、荷物があるならタクシーか配車を使うほうが楽です。
リムジンに乗った場合はこの区間を気にしなくて済みます。市内中心から5km以内なら宿の前まで行ってくれます。
降りてすぐ行ける場所
ダラット市場地図が市内の真ん中にあります。到着が遅くなっても夜まで開いているので、初日の予定に入れやすいです。
ダラットでどの地域に泊まるかは、歩いて回れる場所と車が要る場所に分かれます。ダラットの宿選びに地域ごとにまとめてあります。
9. 料金はどれくらいか
料金の幅が広い区間です。いちばん安い便といちばん高い便で3倍以上違います。分けているのは車種と出発時刻です。
| 種類 | 1人あたり | 特徴 |
|---|---|---|
| 座席型リムジン(昼発) | 18万から24万ドン | 便数が最も多く、宿の送迎が付きます |
| 上級座席リムジン | 40万ドン前後 | 座席が広く便数は少なめです |
| キャビン型と寝台(早朝発) | 30万から35万ドン | 仕切りのある座席です |
| 夜行の寝台(迂回路) | 43万から60万ドン | 峠を通らないので時間がかかります |
予約サイトではこれより高い金額が出ることがあります。外国人がよく使うサイトは手数料が乗り、取り消しや払い戻しの条件も一緒に付くからです。現地の窓口で買えば安くなりますが、席が残っているかを先に確かめる必要があります。
車を一台借りる場合
9人乗りリムジンを一台借りると225万ドン程度です。4人か5人いれば1人ずつ払う額と大きく変わらなくなります。荷物が多いときや子ども連れならこちらが楽です。
運転手付きの乗用車やタクシーなら120万から250万ドンです。車一台あたりで、人数と車の大きさによって変わります。
借り切りは出発時刻を自分で決められるのが大きいです。人数で割ると座席を別々に買うのと変わらないことが多く、途中で寄り道したい場合にも向きます。
自分で運転する場合
乗用車を自分で運転すると燃料と通行料で30万から50万ドンかかります。バイクなら15万から20万ドン程度です。


10. 車を借り切る方法とタクシー
人数がいるときや荷物が多いときは、車を一台借り切るほうが楽です。出たい時刻に出られますし、止まりたい場所で止まれます。
よいところ
宿の前からそのまま出発します。ほかの乗客を拾って回る時間がありません。峠道で気分が悪くなる人がいれば、好きな場所で少し止まれます。
カムラン空港からそのままダラットへ向かうときも、この方法がいちばん単純です。市内に入ってまた出る必要がありません。
気をつけるところ
借り切った車も、峠が開いている時間のなかでしかその道を使えません。夕方遅くに出れば迂回することになり、時間と料金が一緒に上がります。
車を頼むときは出発時刻を先に決めて、その時刻に峠を通れるかを確認してください。
料金の見方
車一台あたりで計算します。4人乗りか7人乗りかで金額が変わり、空港発は市内発より少し高くなります。
区間ごとの移動手段をまとめて比べたい方はベトナムの都市間移動ガイドにほかの区間も含めて整理してあります。
11. 日帰りツアーで行く
ダラットに泊まらず、ニャチャンから日帰りで見てくる方法もあります。車と運転手、昼食、入場料が一つにまとまっていて、宿で乗り降りできます。
どこを回るか
多くはダタンラ滝地図、クレイジーハウス地図、チュックラム禅院地図、市場をつなぎます。会社によってはバオダイ別荘やトゥエンラム湖が入ります。
ダタンラ滝はアルパインコースターに乗って下りる場所です。料金と受付終了の時刻が種目ごとに違うので、ダタンラ滝の案内に別にまとめてあります。
入場料が別になっている商品もあります。申し込む前に、どの施設の入場料まで含まれているのかを一覧で確かめておくと、当日の持ち出しが読めます。
日帰りに無理はないか
片道だけで4時間です。往復なら8時間を車内で過ごします。朝早く出て夜遅く戻る日程になります。
ダラットを一度見るのが目的なら成立します。高原の涼しさや夜の市場まで味わいたいなら、一泊するほうをおすすめします。
バイクツアー
運転手の後ろに乗って片道で越える商品もあります。イージーライダーと呼ばれるものです。車内からは見えない景色が見られますが、4時間から5時間かかり、天気をそのまま受けます。
12. 自分でバイクを走らせる
バイクで越える人もいます。4時間から5時間かかり、燃料と通行料を合わせて15万から20万ドンほどです。
先に考えること
この道はバイク旅の景色がよいことで知られています。ただし峠が長く、カーブが続きます。ベトナムでバイクに初めて乗る方にはおすすめしません。
雨が降ると路面が滑り、霧が出ると前が見えません。朝早く出て、日のあるうちに越えるほうが安全です。
用意するもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 免許 | ベトナムで有効な免許が要ります。ないと事故のときに保険が効きません。 |
| 服装 | 上るほど気温が下がります。風を通さない上着が要ります。 |
| 燃料 | 峠にスタンドが少ないです。上る前に入れておいてください。 |
| 時間 | 峠は夕方に閉まります。余裕をもって出発してください。 |
荷物はバス会社に預けて先に送り、身軽に走る方法もあります。宿に聞けばつないでくれるところが多いです。

13. 飛行機と鉄道はありません
地図を見ると二つの街にそれぞれ空港があります。だから飛行機で行けそうに見えます。二つの空港を結ぶ路線はありません。
空港はあっても路線がない
ニャチャンのカムラン国際空港地図から国内線で行けるのはダナン、ハノイ、ホーチミン、フーコックなどです。ダラットはそこに入っていません。
二つの空港が近すぎて路線が成立しません。航空の案内でもリエンクオン空港地図はニャチャンの代わりに使える空港として分類されています。
鉄道もありません
ダラットにはほかの街とつながる鉄道がありません。かつての路線が途切れたあと、市内からチャイマットまでの7kmだけが観光用に残っています。あの列車は移動手段ではなく、ダラットの中で乗って戻る乗り物です。
ニャチャンには統一鉄道が停まりますが、その線路は海沿いを南北に走ります。ダラットのほうへは入っていきません。
14. カムラン空港からそのままダラットへ
飛行機でニャチャンに着いて、市内を通らずそのままダラットへ向かうこともできます。ただし到着時刻を確かめておく必要があります。
距離と時間
カムラン空港からダラット市内までは146kmです。市内から出るより10kmほど遠く、かかる時間は同じくらいです。
空港からニャチャン市内までが42km、車で50分ほどです。市内に寄ってから行くと、その分が二重にかかります。
到着が遅いとその日は難しい
峠が夕方6時に閉まります。空港から峠まで2時間近くかかるので、午後3時を過ぎて着くとその日のうちに越えるのは厳しくなります。
夜に着く便なら、ニャチャンで一泊して翌朝に動くほうが楽です。空港から市内へ入る方法はカムラン空港からニャチャン市内への行き方に早朝着まで含めてまとめてあります。
逆に、ダラットから飛行機に乗るならリエンクオン空港が近いです。ダラット市内から35kmで、車なら30分あまりです。行き先によってはカムランまで戻るより時間を大きく節約できます。
空港からまっすぐ行くには
空港発の送迎を先に押さえておくのがいちばん単純です。リムジン会社にも空港送迎を受けるところがありますが、宿の送迎と違って追加料金がかかる場合が多いです。
15. ダラットからニャチャンへ戻るとき
逆向きも条件は同じです。峠が開いている時間も距離も、料金もほとんど変わりません。
出発時刻
ダラットからニャチャンへのリムジンは朝6時30分から夕方5時30分まで1時間おきにあります。バスは都市間バスターミナル地図から朝から午後にかけて出ます。
夕方遅くに出る便は迂回路を使うので時間がかかります。
飛行機に乗るなら
ダラットからニャチャンを経由して飛行機に乗る予定なら、時間をたっぷりとってください。ダラット市内からカムラン空港まで車で4時間前後です。ここに空港での待ち時間が加わります。
ダラットにも空港があります。行き先によってはリエンクオン空港地図から乗るほうがずっと早いです。市内から35km、車で30分あまりです。
下りてきたら
高原から下りると気温が8度近く上がります。服装を先に変えておくと楽です。ニャチャンで何をするかはニャチャンの見どころに半日と1日の単位で分けてあります。
16. 着くと気温がかなり下がります
二つの街は近いのに天気がずいぶん違います。ニャチャンは海沿いで一年中暑く、ダラットは高いところにあるので涼しいです。
どれくらい違うか
ダラットの市街は標高1,500mにあります。ラムドン省の資料では年平均気温が17.9度で、月平均は1月の15.7度から5月の19.1度のあいだです。一日の平均が25度を超える日は一年に一日もありません。ニャチャンは海沿いなので年平均が26度台です。
昼は思ったほど差を感じません。日が出ればダラットも暖かいです。差が大きく開くのは朝と夜です。
何を持っていくか
| とき | ダラットでは |
|---|---|
| 昼 | 半袖に上着が一枚あれば足ります。日差しは強いです。 |
| 朝と夜 | 長袖と薄い上着が要ります。 |
| バイクに乗るとき | 風を通さない上着が要ります。 |
| 雨の日 | さらに下がります。傘より防水の上着が役に立ちます。 |
雨季に入ると高原の朝はさらに冷えます。ダラットの宿は暖房がない部屋も多いので、寒がりの方は予約のときに設備を見ておくと安心です。
車内も冷えます
リムジンもバスも冷房を強くかけます。山を上るにつれて外の気温も下がります。薄い上着は荷室に入れず、手元に持って乗ってください。

17. 荷物と子ども、そして酔い止め
山道なのでほかの区間と違うところがあります。予約の前に確認しておくとよいものを集めました。
荷物の決まり
会社によって少しずつ違いますが、1人25kg前後で見ているところが多いです。大きさも決めていて、だいたい60cmを超えない範囲です。ペットは受けないところがほとんどです。
荷物が決まりを超えるなら先に伝えてください。9人乗りなので荷室が大きくありません。
子どもの料金
会社は年齢と身長の両方を見ます。ある会社では3歳未満で身長1m未満、保護者と一緒に座るなら無料です。大人2人につき子ども1人までです。身長が1mを超えると大人と同じ料金になります。
抱っこひもで乗る場合も、峠のカーブが続くあいだは体をしっかり支えられる姿勢のほうが楽です。小さなお子さん連れなら、借り切りにして途中で止まれるようにしておくと安心です。
車酔い
この区間でいちばんよく出る話です。カーブが続くので、ふだん平気な人でもつらくなることがあります。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 座席 | 前のほうが揺れません。予約時に席を選べる会社が多いです。 |
| 食事 | 出発前にたくさん食べないほうがよいです。 |
| 薬 | 乗る30分ほど前に飲んでおくと助かります。 |
| 休憩所 | 途中で一度止まるので、そのとき外の空気を吸ってください。 |
酔いやすい方は大型バスより9人乗りのほうが楽です。座席が前寄りで窓も大きいです。

18. 予約と払い戻し
席はだいたい余裕があります。ただし連休と週末、それに朝の時間帯は早く埋まります。
いつ予約するか
ふつうは前日で足ります。運行会社も出発の24時間前を勧めています。連休はそれよりずっと早く押さえる必要があります。
出発2時間を切ると、ほとんどの会社が全額を先に求めます。
支払いは現地の銀行振込のほか、窓口での現金払いに対応する会社もあります。予約が確定したら乗客の氏名と生年、国籍を伝える決まりのところが多いです。
前金と払い戻し
| とき | 払う額 | 取り消すと |
|---|---|---|
| 平日 | 半額を先に | 前日までに取り消せば全額戻ります |
| 週末と連休 | 全額 | 連休は7日前までに取り消して全額です |
| 当日の取り消し | 支払い済み | 戻りません |
会社の都合で運休するとき
天候や災害で運休する場合は最低6時間前に知らせます。道が通れず迂回する場合は3時間前に知らせ、距離が50kmを超えて延びると追加料金がかかります。
雨の多い時期にはこの区間が実際に止まる日があります。ニャチャンの雨がいつ集中するかはニャチャンの雨季ガイドに月ごとにまとめてあります。
19. どの方法が自分に合うか
ここまでの内容を場面ごとにまとめます。
| こういう場合 | こうする |
|---|---|
| 1人か2人で市内に泊まる | 9人乗りリムジン。宿の前で乗り降りできます |
| 4人以上のグループ | 車を借り切ると1人あたりの額が近くなります |
| 子ども連れ | 借り切り。止まりたいときに止まれます |
| 荷物が大きい | 座席バス。荷室が別にあります |
| 空港に着くのが遅い | ニャチャンで一泊して朝に出発します |
| ダラットを見て戻るだけ | 日帰りツアー。車内の時間は長くなります |
| 景色を見たい | バイク。運転に慣れている場合だけです |
覚えておくとよい三つ
一つめ、4時間を見ておきます。予約画面の数字より長めに見るほうが安全です。
二つめ、昼に動きます。夕方に出る便は遠回りします。
三つめ、上着を手元に持ちます。着くと気温が下がっています。
ダラットで何をするかはダラット旅行ガイドに、この区間を南部の日程にどう組み込むかはベトナム南部ガイドにまとめてあります。
🎡観光・体験20
🏨宿泊5
🧭基本情報6
🧭ベトナム全国・基本情報113
ニャチャンからダラットへ:よくある質問
3時間30分から4時間です。距離は135kmで道路データでは2時間を少し超える程度ですが、山道で速度が出せず、途中で休憩に一度止まります。予定を組むときは4時間で見ておくと安全です。
昼に走る座席型リムジンが18万から24万ドンです。早朝に出る仕切り付きの席は30万から35万ドン、夜に迂回する寝台は43万から60万ドンまで上がります。9人乗りを一台借り切ると225万ドン程度です。
乗れますが時間がかかります。山を越える道が夕方6時から翌朝5時まで閉まるため、夜に出る便はファンランを経由して大きく回ります。距離は210kmを超えます。1日を浮かせるのが目的なら、朝に出るほうが結果的に早く着きます。
ありません。二つの街にそれぞれ空港はありますが、結ぶ路線がありません。近すぎるためです。カムラン空港から国内線で行けるのはダナンやハノイ、ホーチミン、フーコックなどです。ダラットに鉄道も通っていません。
9人乗りリムジンは市内中心から5km以内なら宿まで迎えに来ます。座席バスはニャチャン南バスターミナル発です。このターミナルは市外に移転していて、海岸から8kmほど離れています。市内からは6番の市内バスか配車アプリで行けます。
行けます。空港からダラットまで146kmで4時間前後です。ただし山を越える道が夕方6時に閉まるので、午後3時を過ぎて着くとその日のうちに越えるのは厳しくなります。夜に着いたならニャチャンで一泊するほうが楽です。
可能です。ニャチャン発の日帰りツアーがあり、車と昼食、入場料が含まれます。ただし片道4時間なので往復8時間を車内で過ごします。ダラットの朝と夜まで味わいたいなら一泊するほうをおすすめします。
年平均が17.9度で、月平均は1月の15.7度から5月の19.1度のあいだです。ニャチャンより8度ほど低くなります。昼は日が出れば暖かいのですが、朝と夜は長袖と薄い上着が要ります。車内も冷房が強いので、上着は手元に持って乗ってください。