クチトンネルの料金は二枚に分かれます:ベンディンとベンズオック
外国人は券を二枚買います。遺跡の見学料35,000ドンとガイド料100,000ドンで合計135,000ドンです。遺跡は二か所に分かれていて13km離れており、どちらへ行くかで一日の形が変わります。
| 料金 | 外国人は見学料35,000ドンにガイド料100,000ドンを足して135,000ドンです。 |
|---|---|
| 国内客 | 35,000ドン。7〜16歳と学生は半額です。 |
| 二か所 | ベンディンとベンズオックがあり、互いに13km離れています。 |
| 距離 | ベンタン市場からベンディン47.6km、ベンズオック57.7kmです。 |
| 時刻 | 毎日7時から17時まで。祝日とテトも開いています。 |
| 夜 | ベンズオックで月に一夜だけ夜間プログラムがあり399,000ドンです。 |
1. 外国人は券を二枚買います
2. 遺跡は二か所あります
3. 市内から47.6kmと57.7km
4. バスで行く方法
5. なぜこの場所にトンネルができたか
6. 地下に入る区間
7. 地上で見るもの
8. ベンズオックの慰霊寺
9. 射撃場は別料金です
10. 見学にかかる時間
11. 月に一夜の夜間プログラム
12. 団体ツアーと個人手配の違い
13. 何を着て何を持つか
14. 子どもと行くとき
15. メコンと同じ日に組むとき
16. 食事と宿、遺跡の中の施設
17. 見学の前後にある選択
18. よく外れる前提
19. 半日と一日の時間割
20. 知っておくと楽なこと

1. 外国人は券を二枚買います
クチトンネルの外国人料金は一行ではありません。遺跡の見学料35,000ドンとガイド料100,000ドンを別々に払い、合計135,000ドンになります。ガイド料は2026年2月1日から90,000ドンより引き上げられました。
この構造を知らないと、窓口で提示される金額が想定と違って戸惑うことになります。ツアーに「入場料込み」と書いてあっても、二つの項目が両方入っているか確かめるほうが確実です。
料金表
| 区分 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 遺跡見学料(外国人) | 35,000ドン | 運営側の公式告知 |
| ガイド料(外国人) | 100,000ドン | 2026年2月1日から |
| 外国人の合計 | 135,000ドン | 1人1回 |
| 国内客 | 35,000ドン | 7〜16歳と学生は半額 |
先に決める三つ
市内の回り方はホーチミン旅行ガイドに、南部全体の動線はベトナム南部ガイドにあります。ここではクチだけを書きます。

2. 遺跡は二か所あります
クチトンネルは一か所ではありません。保存されている区域が二つあり、性格が違います。
二か所の比較
| 項目 | ベンディン | ベンズオック |
|---|---|---|
| 住所 | ベンディン集落、ニュアンドゥック | フーヒエップ集落、アンニョンタイ |
| 当時の役割 | クチ県党委員会の拠点 | サイゴン・チョロン・ザーディン軍区司令部の拠点 |
| 規模 | 見学動線が中心 | 敷地およそ100ヘクタール |
| 特徴 | 通路を見学用に広げてあります | 慰霊寺と広い屋外区域 |
| 国家遺跡指定 | 2004年 | 1979年 |
ツアーはどちらへ行くか
市内発の商品はほとんどがベンディンです。10kmほど近く、見学動線が短いので半日に収まります。
ベンズオックは敷地が広く、慰霊寺があります。壁には45,666名の名前が刻まれています。時間に余裕があり静かなほうを選ぶならこちらです。
同じ日に両方見られるか
できますが勧めません。二か所は13km離れており、それぞれ二時間前後かかります。市内との往復を足すと一日が移動で埋まります。
どちらか一つを選び、残りの時間は市内かメコン方面に使うほうが現実的です。二か所の展示構成が大きく違わないことも理由です。
3. 市内から47.6kmと57.7km
距離を先に見ると一日の形が決まります。以下はベンタン市場を基準に測った距離です。
距離と時間
| 区間 | 距離 | 渋滞がないとき |
|---|---|---|
| ベンタン市場地図 → ベンディン | 47.6km | 44分 |
| ベンタン市場 → ベンズオック | 57.7km | 56分 |
| ベンディン → ベンズオック | 13km | 20分前後 |
表の時間は渋滞がない場合です。実際には市内を抜ける区間で時間がかかり、片道1時間30分から2時間を見込む案内が一般的です。
朝に出発する理由
遺跡は7時に開き、17時に閉まります。午前に着けば日中の暑さを避けられ、団体が集まる時間帯も外しやすくなります。
昼過ぎに出ると到着が14時前後になり、二時間見学すると帰りが夕方の渋滞に重なります。
タクシーで行く場合
タクシー単独だと片道およそ500,000ドンという案内があります。往復と待機を考えると、車を一日借りるのと大きな差がありません。
配車アプリは郊外区間なので料金が上がります。使い方はGrabとGreen SMの使い方にまとめてあります。

4. バスで行く方法
バスでも行けます。料金は安いものの乗り換えが多くなります。運営側が案内する経路は次のとおりです。
ベンズオックへ
- ベンタンから13番バスでクチのバスターミナル地図まで行きます。
- クチで79番に乗り換えるとベンズオックに着きます。
- チョロンのターミナル発なら94番でクチへ行き、79番に乗り換えます。
ベンディンへ
- ベンタンから13番でアンスオンのターミナル地図まで行きます。
- 122番に乗り換えてタンクイのターミナルへ。
- さらに70番に乗り換えるとベンディンに着きます。
ベンディンは乗り換えが三回です。料金は安いのですが時間がかかり、運行間隔のため所要が読みにくくなります。
自分で運転する場合
運営側はチュオンチン通りからアンスオンの交差点、ホクモンを経て地方道15号線に入る道順を案内しています。市内から一本道に近く、渋滞さえなければバスよりずっと速く着きます。
船で行く方法
バクダン船着き場地図からサイゴン川地図をさかのぼる便があります。運営側の案内にも載っていますが、費用がまだ高いと書かれています。
船に乗ると移動そのものが見学の一部になります。川から見る景色は道路と違い、着く場所も遺跡に近くなります。時間と予算に余裕があるときの選択肢です。

5. なぜこの場所にトンネルができたか
背景を先に整理しておくと展示の見え方が変わります。ここでは事実関係だけを書きます。
土の条件
この地域の土はラテライトが混じった粘土です。乾季には硬く締まり崩れにくいため、支保がなくても通路を保てました。
川が近いことも条件でした。運営側の説明によると、ベンディンはサイゴン川に接していて、掃討が入ったときに川側へ退く地形でした。
規模が大きくなった過程
掘削は1946年に始まり、最初は集落単位の短い区間でした。1960年代に各集落の区間がつながって一つの網になりました。
今伝えられている全長は200kmを超えます。深さは3mから12m、三層に分かれていて、上の層が崩れても下が残る構造でした。
地下にあったもの
通路だけではありません。会議室、台所、診療の空間、貯蔵庫がありました。地上に再現された空間がその構成を見せています。
台所は煙を何方向にも分けて出す構造でした。この仕組みも再現区域で見られます。

6. 地下に入る区間
見学の中心は狭い通路を進む区間です。入る前に知っておくことがあります。
見学区間は広げてあります
いま入る区間は当時の寸法ではありません。見学者が通れるように広げた区間で、運営側の説明にもそう書かれています。
それでも狭いままです。腰をかがめたり、はって進んだりする区間があり、照明はあっても暗くなります。閉所が苦手な方や膝に不安がある方は短い区間で出るほうが無難です。
途中で出られます
通路の途中に地上へ出る出口があります。入る前にガイドへどこで出られるか聞いておくと気が楽です。
夏は地下が暑く湿っています。水を持って入り、土が付いてもよい服にしてください。
所要時間
地下区間そのものは選ぶ長さによって10分から20分です。団体が重なると一列で進むため待ちが出ます。
大きな荷物は通路で引っかかります。大きい鞄は車か宿に置き、小さいものだけ持って入ります。
7. 地上で見るもの
地下より地上にいる時間のほうが長くなります。順序は遺跡ごとに少し違いますが構成は似ています。
主な区域
- 記録映画の上映室。見学の前半に入ります。
- 罠の展示。複数の形の模型と説明板があります。
- 戦車の残骸。屋外にそのまま置かれています。
- 地下施設の再現。会議室、台所、診療の空間を再現しています。
- 煙を分ける台所。調理の煙を分散させる構造を見られます。
ガイド
外国人料金にガイドが含まれます。区域を回りながら説明し、トンネルの入口では入り方を教えます。
説明は遺跡側の視点で行われます。見学者は説明を聞き展示を見たうえで、判断は各自に委ねられます。
再現された部屋
地上に再現された部屋は、思われている以上に見る価値があります。会議室、野戦の診療所、貯蔵庫は、地下3mの空間をどう区切ったかを示しています。
人形や小道具が使われているので古い印象を受けるかもしれません。場面としてではなく、空間の図解として見ると理解しやすくなります。
撮影
ほとんどの区域で撮影できます。ただし地下は暗く狭いので難しく、後ろに人が続いていると立ち止まりにくくなります。
慰霊寺のように礼を尽くす場所では、掲示の指示に従ってください。

8. ベンズオックの慰霊寺
ベンズオックにしかない区域です。見学の性格が他と違うので別に書きます。
何があるか
慰霊寺地図があり、壁に45,666名の名前が刻まれています。三門形式の正門は伝統的な村の集会所の形にならっています。
寺は見学動線の最初に置かれています。敷地全体がおよそ100ヘクタールあるので、歩く距離はベンディンより長くなり、区域の間で電動カートを使う人もいます。
見学するとき
寺の中では静かに歩き、掲示の指示に従います。履物や帽子についての案内が出ている場合があります。
団体が入る時間帯は混みます。早い午前が比較的空いています。
解放区の再現区域
同じ遺跡の中に当時の生活を再現した区域地図があります。別の券を売る区域なので窓口で確認します。
屋外で日陰が少なく、日中は移動がこたえます。帽子と水を持って行くほうが安全です。
9. 射撃場は別料金です
遺跡の中に実弾の射撃場があります。見学とは別で、料金は発数で計算します。
銃ごとの料金
| 銃 | 1発 |
|---|---|
| K54 | 20,000ドン |
| Colt 45、K59、回転式 | 25,000ドン |
| AK、カービン | 30,000ドン |
| AK、M16 | 35,000ドン |
| M16 | 40,000ドン |
多くの場合、最少発数が決まっています。窓口で何発から買えるか確認して決めます。銃を選んだあとは安全の説明を受け、決められた位置からだけ撃ちます。
ペイントボール
ペイントボールは1発3,000ドン、装備と進行の費用が1人60分で50,000ドンです。防具と面が貸し出され、区切られた場所で複数人で行う形式です。
音
実弾なので音が大きく、遺跡の他の区域にも届きます。子ども連れや音に敏感な方は、それを知ったうえで行くほうがよいです。
射撃をしなくても見学そのものに支障はありません。射撃場を飛ばして次の区域へ進めます。団体で行った場合は待ち時間ができるので、その間は売店や日陰で休むほうが楽です。

10. 見学にかかる時間
どれくらいかかるか分かると一日を組みやすくなります。
区間ごとの時間
| 区間 | おおよその時間 |
|---|---|
| 記録映画の上映 | 15〜20分 |
| 地上展示と再現区域 | 40〜60分 |
| 地下通路 | 10〜20分 |
| 射撃場 | 選択、20〜30分 |
| ベンズオックの慰霊寺 | 20〜30分 |
ベンディンは二時間前後、ベンズオックは敷地が広いので二時間半から三時間を見ておくと無理がありません。
混む時間帯
市内発の団体が着くのは午前の中ごろと午後の早い時間です。地下通路は一列で進むため、この時間帯は待ちが出ます。
7時に開くので、朝早く着けば上映室と通路をゆっくり見られます。市内を6時台に出る形になりますが、その30分の差で待ち時間が変わります。
待ち時間の使い方
通路の順番待ちが出たときは、その間に上映室か罠の展示を先に回すと時間が無駄になりません。ガイドに順序を入れ替えられるか聞けば対応してくれることがあります。
時間が足りないとき
上映室と地下通路だけなら一時間でも回れます。ただし往復の移動が二時間から三時間なので、見学を短くしても半日は使います。
11. 月に一夜の夜間プログラム
ベンズオックで夜間の見学プログラムがあります。昼に行くのとまったく別の日程になります。
運営の仕方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | ベンズオック |
| 回数 | 月に一夜 |
| 時間 | 18時から20時40分 |
| 料金 | 399,000ドン |
| 予約 | 電話、公式ページ、オンライン販売 |
日付は毎月変わります。行くならその月の告知を確認し、席が埋まる前に先に予約しておきます。
終わってからの帰り
20時40分に終わり、市内まで57.7kmあります。帰りの車は先に手配しておくほうが安全です。
遺跡の中にホームステイ、宿、テント、食堂があります。運営側が夜間プログラムの案内に同じことを書いています。
どんな内容か
光の演出を前面に出したショーではありません。運営側は月明かりの下の開いた舞台で、語りと音楽で構成すると説明しています。期待の置きどころはそこです。
団体割引
学校、機関、団体、人数の多い家族の予約には別の割引があります。人数を伝えて問い合わせます。

12. 団体ツアーと個人手配の違い
クチへは団体ツアーで行く人が多く、個人で手配する人もいます。かかる費用と時間の性格が違います。
それぞれの形
| 項目 | 団体ツアー | 個人手配 |
|---|---|---|
| 費用 | 送迎込みで一人あたりが安くなります | 車を借りると人数で割ります |
| 出発時刻 | 決まっています | 自由に決められます |
| 滞在時間 | 集合時刻に縛られます | 自分で決められます |
| 行き先 | ほとんどがベンディン | ベンズオックも選べます |
朝いちばんに着いて空いているうちに通路へ入りたいなら個人手配が向きます。費用を抑えたいなら団体です。
予約前に確認すること
- どちらの遺跡へ行くか。ベンディンかベンズオックかで所要が変わります。
- 入場料が含まれるか。見学料とガイド料の二つが入っているかを見ます。
- 戻る時刻。午後の予定を入れるなら先に確認します。
- 途中の立ち寄り。土産物店に寄る行程が入っていることがあります。
人数で変わること
二人なら団体ツアーのほうが安く済みます。四人以上なら車を一台借りて往復するほうが時間の自由が利き、合計でも大きく変わりません。
13. 何を着て何を持つか
屋外と地下を行き来する見学なので、持ち物は決まってきます。
服と靴
- 土が付いてもよい服。地下で壁や床に体がふれます。
- 運動靴。土の道と階段があり、サンダルは不便です。
- 長ズボン。草の区間があり蚊がいます。
- 帽子。屋外区域は日陰が少なくなります。
持って行くもの
- 水。地下が暑く湿っています。
- 虫よけ。林の区間で必要です。
- 現金。射撃場と売店は現金が楽です。
- 小さい鞄。狭い通路で大きな荷物は引っかかります。
置いていくもの
大きなスーツケースは地下で邪魔になります。宿に置いていくほうが無難です。
雨のあとは土の道が滑ります。雨季に行くなら靴により気を使います。サンダルで来て地下をあきらめる人が実際にいます。両替と支払いはベトナムの通貨と支払いにまとめてあります。
戻ったあと
終わるころには服が土ぼこりで汚れています。このあと市内で予定があるなら、着替えかシャワーを挟むほうが気持ちよく過ごせます。

14. 子どもと行くとき
家族連れも多く来ます。ただし区間ごとに難易度が違うので、先に決めることがあります。
地下区間
狭く暗い区間です。子どもが怖がる場合は地上で待ち、出口で合流する方法があります。出口の位置をガイドに先に聞いておきます。
背の低い子どもはむしろ大人より楽に通ることがあります。問題になるのは暗さと閉じた空間への反応です。
音
射撃場の音が遺跡の中に届きます。音に敏感な子どもなら、射撃場から遠い区域を先に回る順番にするほうが無難です。
展示
罠の模型と戦車の残骸が展示されています。戦争の遺跡なので説明が重くなります。子どもの年齢に合わせてどこまで説明するか先に決めておきます。
ベビーカー
土の道と段差があるので、ベビーカーは押しにくくなります。抱っこひものほうが動きやすく、地下に入らない場合も地上の移動が楽になります。
暑さと時間
屋外区域が広く日陰が少なくなります。午前に行って二時間で終える日程が子どもには合います。国内料金は7歳から16歳まで半額で、学生証があれば学生も同じ扱いです。
15. メコンと同じ日に組むとき
クチとメコンデルタを一日に組む商品が多く売られています。実際にどんな一日になるかを数字で見ます。
移動距離
| 区間 | 距離 | 渋滞がないとき |
|---|---|---|
| 市内 → クチ(ベンディン) | 47.6km | 44分 |
| クチ → ミトー地図方面 | 約100km | 1時間30分以上 |
| ミトー → 市内 | 70.3km | 56分 |
移動だけで三区間あり、渋滞を考えると車中で四、五時間を過ごすことになります。二か所で実際に滞在する時間はそれぞれ二時間前後です。
分けるほうがよい場合
日程が三日以上あるなら二日に分けるほうが楽です。クチは午前に行き、午後を市内に使うと一日が軽くなります。
日程が短くて一日に組むなら、出発が早い商品を選び、戻る時刻を確認してください。
方向の話
クチは市内から北西、メコンは南西で方向が逆です。二か所を一日に入れると市内を通り抜けるか外側を大きく回ることになります。
同じ北西へ続けるなら、カオダイ教の寺院があるタイニンがあります。クチからさらに入る形で、一日商品として売られています。
別の組み合わせ
クチを午前に見て、午後に戦争証跡博物館地図やベンタン市場地図を回る組み方が無難です。夜に運河を渡った海鮮通りへ行く方法は4区の海鮮ストリートにあります。
16. 食事と宿、遺跡の中の施設
ほとんどは市内から日帰りですが、遺跡の中にも施設があります。
遺跡の中
| 施設 | 内容 |
|---|---|
| ホームステイ | 川沿いで1泊400,000〜1,200,000ドン |
| テント | 約300,000ドン、あらかじめ設営されています |
| 食堂 | ベンディンとベンズオックにそれぞれあります |
| その他 | プール、自転車、電動カート、カヤック、エビ釣り |
夜間プログラムに行く場合や、この地域でもう一日使う場合に使う選択肢です。近くの一般の宿は1泊250,000〜700,000ドン台です。
市内に泊まる場合
多くは市内に泊まり午前に出かけます。市内に泊まれば夜の食事や翌日の予定も組みやすくなります。地区別の宿と価格帯はホーチミンの宿にあります。
食事
遺跡の食堂のほか、行き帰りに寄る食堂が商品に含まれる場合があります。含まれるかどうかを予約前に確認します。含まれない場合は現地で払うことになります。
遺跡の中では蒸したキャッサバを出す場所があります。当時の食糧を再現したもので、茶と一緒に少しずつ配る形です。食事の代わりにはならないので昼食は別に用意します。
トイレと売店
地上の区域にトイレと売店があります。水と軽い菓子を売っています。地下に入る前に寄っておくほうが安心です。通路の途中に設備はありません。
17. 見学の前後にある選択
クチだけで一日が終わるわけではありません。前後の時間をどう使うかで満足度が変わります。
午前に行った日の午後
12時半に市内へ戻れば午後がまるごと残ります。屋内で涼める場所を選ぶと、朝の疲れが残りません。博物館、カフェ、マッサージのいずれかが定番です。
逆に午後もう一度屋外へ出ると、二日分の体力を一日で使うことになります。とくに乾季の午後は日差しが強くなります。
翌日の予定
クチは歩く距離こそ長くありませんが、しゃがむ姿勢と暑さで疲れます。翌日に早朝出発の予定を入れるなら、この日の夜は早めに切り上げるほうが無理がありません。
雨の日に当たったら
屋外の比重が高いので、強い雨の日は動きにくくなります。上映室と再現区域は屋根がありますが、区域の間を歩く道は土のままです。
予報が悪い日は日程を入れ替え、市内の屋内施設を先に回す判断もあります。ツアーは雨天でも催行されるのが普通なので、判断は自分でする必要があります。
18. よく外れる前提
予約の前に確認しておくとよいことです。
入場料は一種類だ
外国人は見学料35,000ドンとガイド料100,000ドンを別に払います。合計135,000ドンです。
ベンディンとベンズオックは料金が違う
同じです。二か所の違いは位置と規模、歴史上の役割であって料金ではありません。
トンネルが当時のままだ
見学区間は広げてあります。本来の入口の大きさは地上に別に展示されているので比べられます。
射撃が見学に含まれる
含まれません。発数で別に計算し、銃によって20,000ドンから40,000ドンです。
午後に行っても十分だ
17時に閉まります。市内から片道一時間から二時間かかるので、午後出発では見学の時間が足りなくなります。
夜間プログラムが毎日ある
月に一夜です。日付が毎月変わり、予約が必要です。
19. 半日と一日の時間割
ここまでの時刻と距離をつなぐと、次の二つになります。
午前の半日
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 07:00 | 市内を出発 |
| 08:30 | ベンディン着、上映室と地上展示 |
| 09:30 | 地下通路 |
| 10:30 | 射撃場または休憩 |
| 11:00 | 出発 |
| 12:30 | 市内着 |
ベンズオックまで見る一日
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 07:00 | 市内を出発 |
| 08:30 | ベンズオック着、慰霊寺 |
| 09:30 | 地上展示と地下通路 |
| 11:30 | 遺跡の食堂で昼食 |
| 13:00 | 出発 |
| 14:30 | 市内着 |
どちらも渋滞がない場合です。週末や連休は市内を抜ける区間で30分以上余分にかかることがあります。
全体の組み立てはホーチミン旅行ガイドに、都市間の移動はベトナムの移動ガイドにあります。
20. 知っておくと楽なこと
細かいけれど当日に効く項目です。
住所の表記
住所に「クチ県」という古い表記と新しい表記が混ざっています。地図アプリでは遺跡の名前地図で探すほうが確実です。
暑さ
南部は日中の気温が33度前後まで上がります。屋外区域は日陰が少なく、正午前後は体力を使います。
地下は外より涼しそうに思えますが、湿っていてむしろ息苦しくなります。水を持ち、通路に入る前に一度休むほうがよいです。
天気
屋外の比重が高いので、雨が降ると動きにくくなります。南部は5月から10月に雨が多く、午後に降る形が中心です。午前の日程が有利な理由がもう一つあるわけです。
服装の目安
宗教施設ではないので服装の決まりは厳しくありませんが、慰霊寺の中では露出の多い服装は避けるほうが無難です。薄手の上着を一枚持っておくと使えます。
週末と連休
週末と祝日は国内の見学者が増えます。地下通路の待ちが長くなり、駐車場も混みます。平日の午前が最も落ち着きます。テトの期間も開いていますが、市内から出る道路が混みます。
通信
郊外なので電波が届きにくい地点があります。帰りにアプリで車を呼ぶつもりなら、データを先に確認してください。SIMとeSIMはベトナムのeSIMにあります。
集合場所
ツアーの場合、朝の集合はホテルの前かデタム通り周辺の事務所前になることが多くなります。ピックアップの範囲が決まっているので、宿がその外なら自分で集合場所まで行く必要があります。
現金とカード
券売所は現金が確実で、射撃場と売店も実際には現金です。高額紙幣のおつりが常にあるとは限らないので、小額紙幣を用意しておきます。
よくある問題
入口周辺で物を勧められたり、別に料金を求められたりする例が報告されています。券は券売所で買い、ガイドは料金に含まれるサービスだと覚えておけば足ります。チップを求められても払う義務はありません。手口の整理はベトナムの旅行トラブルにあります。
持ち帰るもの
売店では地元の菓子や乾物、記念の品を売っています。値札が付いている店と付いていない店があるので、付いていなければ先に金額を聞いてから決めます。
言葉と作法
ガイドは英語で行われることが多くなります。日本語の案内が必要ならツアーを選ぶときに確認してください。遺跡が割り当てるガイドは言語が決まっていません。一般的な作法はベトナムの作法とチップにまとめてあります。
🎡観光・体験17
🏨宿泊4
🧭基本情報3
🧭ベトナム全国・基本情報111
クチトンネル、よくある質問
外国人は見学料35,000ドンとガイド料100,000ドンで合計135,000ドンです。ガイド料は2026年2月1日から100,000ドンになりました。国内客は35,000ドンで、7〜16歳と学生は半額です。
時間が短いならベンディンです。市内から47.6kmと近く、見学動線が短くなります。ベンズオックは57.7kmで敷地が約100ヘクタール、慰霊寺があります。料金は同じです。
できますが勧めません。13km離れていてそれぞれ二時間前後かかり、市内との往復を足すと一日が移動で埋まります。
毎日7時から17時までです。祝日とテトも開いています。市内から片道一時間から二時間かかるので、午前の出発が無難です。
見学区間は通れるように広げてあります。それでも腰をかがめたりはって進む区間があり、暗くなります。途中に地上へ出る出口があるので、位置を先に聞いておいてください。
含まれません。発数で計算し、銃によって20,000ドンから40,000ドンです。ペイントボールは1発3,000ドンに、1人60分50,000ドンの費用が加わります。
行けます。ベンズオックは13番でクチのターミナルへ行き79番に乗り換えます。ベンディンは13番、122番、70番と三回乗り換えるので時間がかかります。
ベンズオックで月に一夜、18時から20時40分までです。料金は399,000ドンで、日付が毎月変わるためその月の告知を確認して予約します。
行けます。ただし地下区間が狭く暗く、射撃場の音が遺跡の中に届きます。怖がる場合は地上で待ち、出口で合流する方法があります。
商品は多いのですが、移動が三区間になり車中で四、五時間を過ごすことになります。日程が三日以上あるなら二日に分けるほうが楽です。